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Wacken Open Air 2019 Review (WOA到着編)
今年も遂にWacken Open Air開幕!
毎年7月末〜8月上旬の第1週の週末にかけて開催される世界最大級のメタルの祭典、Wacken Open Airが今年も開催された。
1990年にスタートしたこの伝統あるフェスティバルも遂に30周年。記念すべきアニバーサリーイヤーに、今年は世界各国から多くのメタルヘッズがこの地を訪れる事となった。
私達T.M.Music班は7/30にドイツのハンブルクへ到着し、前夜祭とも言える31日からフェスティバルの会場へ。
30周年だからなのか、2年前にこの場所へ訪れた時よりも多くの人が集まっているように感じた。
今年はなんと9ステージ!
まずはメインとなるインフィールドには今年も3ステージ
・巨大なメインステージFASTER HARDER(交互にショーが行われる)
・メインエリアのサブステージ的なLOUDER(メインステージのどちらかがショーをしている同じタイミングでショーが行われる、数年前Parkway Driveはこのステージに立っていた)
・メインステージから歩いて10分ほどの位置にあるWACKEN PLAZA内には、今年はもう一つの巨大なテントHISTORY STAGEが出現。こちらでは主に各国の代表が争うMETAL BATTLEの舞台となっていたようだ。
・そしてテントステージのHEADBANGERS STAGE と W.E.T STAGE
・骨董品店や飲食店、ヴァイキング系のお店が並ぶWACKINGER VILLAGE内にあるWACKINGER STAGE と 映画”MAD MAX”の世界観さながらの景色の中にそびえ立つWESTLAND STAGE
・メインエリアとWACKEN PLAZA/WACKINGER VILLAGEの間にあるマーケットエリアの端にあるBEER GARDEN STAGE
名前の通り多くのメタルヘッズがビール片手にショーを楽しんでいる。
残念ながら9ステージ全てのショーを見ることは叶わず、今年もBEER GARDEN STAGEを見たのは前夜祭の7/31のみ。しかも移動とチェックインに手間取りこの日出演のChristopher Bowes and His Plate of Beansを見逃してしまうという…悔
ポーランドのMETAL BATTLE代表のサポートとして参加していた、ドラマーのEugeneとここで偶然再会。今年開催されたDECAPITATEDの来日に帯同していたのも彼である。どうしてたー?ショーはどうだった?と世間話に花を咲かせた後、いよいよ会場のあるエリアへ。
今年こそ観に行こう!と意気込んでいたMetal YOGAも同じ理由で断念。正直見るところ/見たいところが多すぎて、1人の身体では全部を見て回ることができそうにないのが悔しい。初日の大荷物と徒歩での大移動で体力と時間を根こそぎ奪われてしまい、もう来年までには脱ペーパードライバーして国際免許も取ろう、絶対にそうしようと決意…。
更に今年は雷雨予報が出るとその時点でショーが中断するという新たな決まりがあったようでテントステージのタイムテーブルが大幅に押し、前夜祭で撮影しようと思っていたROSE TATTOOの時間を失念。
村全体がお祭り騒ぎ
8/1からの本戦が始まると絶対に観に行けないであろう、Wackenのオフィスや村の中も歩いてみることに。
シャトルバスの乗降地にはWELCOME METALHEADS!の巨大なウォールが。
これを見るだけで、Wackenに着いたぞと胸が高鳴る。
村にはWackenのオフィスがあり、オフィシャルのグッズやマーチを買い求める人達で長蛇の列が。
人口2000人ほどだというこの村も、フェスティバルの期間は多くのメタルヘッズで賑わい、村の人々もBarや駐車場を貸して飲み物を売ったりと、村一帯がメタル一色に。
再びフェスティバルエリアに戻り、今年こそは行こうと思っていたWACKINGER VILLAGE内のとある場所へ。
現在アメコミのアーティストとして大活躍されている座間慧先生が、その昔描いていたWOAレポートをバイブルのように大事に読み続けている私。
遂に!遂にレポート本に載っていたパンを買うことができてご満悦。これを食すために20分ほど列に並びました(笑) このパン屋さん?は毎年行列ができているそうなので、是非Wackenを訪れた際に一度食べてみてはいかがでしょう?
あと個人的にアジアン屋台のタイカレーはハズレなし!野菜もゴロゴロ入っていて嬉しい。到着したその日と最後の日の締めにもタイカレーを食べました。ドイツっぽさはゼロですが、こちらもオススメです。
するとWESTLAND STAGEで突然音楽に合わせて大量の炎が。
CRISIXのショーが炎と共にハイテンションでスタート!
演奏もしっかりまとまっており、見ごたえも抜群。あまりにも火力と火が上る回数が多いのでついついそちらに目が行きがちだが、この日多くの人が彼らのTシャツを着ていたのにも納得のライブ達者ぶりを見せつけていた。
まだ開放されていないインフィールド沿いを散策。
カラオケ…の文字が見える。
PRESS/VIPエリア内のテントにあった展示。
今年はTESTAMENTやTHY ART IS MURDER等のアートワークを手がけるELIRAN KANTOR氏がテントにて自身のアートを展示。更にオリジナルのプリント販売も行っていた。
あとは明日からのスケジュールを確認し、少し早めの就寝。
テント生活1日目、遠くに聴こえる演奏の音と近くのテントから聴こえるMESHUGGAHを子守唄に、すっかり疲れていた私は1分もせずに眠りに落ちていたそうな…。
次からはいよいよ本戦のライブレポートです!!→
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