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Wacken Open Air:フィールド内に持っていくべきおすすめ便利アイテム!
2020年のWacken Open Airも中止となってしまいました…。
本当に世界的に音楽業界が厳しい今、世界中のバンドが憧れる数々の大舞台になんとかして残ってほしい……そうファン目線で思います。
さて、そんな今夏の楽しみは全て苦渋の決断と共に消えてしまいましたが。
今回は、私が以前から「是非海外の野外フェスティバルに持って行っていくと便利だよ!」とオススメしたかったアイテムをご紹介しようと思います。
2019年はWacken Open Airに始まり、Summer Breezeまでの約3週間をドイツ含むヨーロッパ各国で過ごしましたが、その経験も踏まえて個人的にとても便利だったアイテムです。
野外フェスティバルあるある、日焼けするぞ!や突然の雨で足元が泥だらけになる事でWackenもHellfestもDownloadも有名なので、ここでは必須アイテムの日焼け止め/長靴/テント/雨ガッパetc...は除きます。私は折り畳み傘も2019年は持って行きました。
カメラ絶対濡らしたくないマンなので、雨ガッパは2017年時から愛用しているポンチョ型のもの。カメラバッグやリュックを背負っていてもその上からすっぽり着られるので大助かりでした。
あと長靴!
日本野鳥の会推進だったかな…この長靴は膝まであるんだけど、とても柔らかい素材でできていて足首周りも曲げられしっかり動かせる仕様なので動きやすくて滅茶苦茶オススメです!私はカモフラのカラーにしました。
私のWackenレポートは下記マガジンからもそれぞれ読めますので是非!
ではでは……フィールド内に持っていくべきおすすめアイテムの紹介、いってみよう!!
その①:貼るカイロ
EUのフェスティバルは夏とはいえ夜はめちゃくちゃ冷えます。
昼間は半袖で27度くらいになる時でも、最終アクトの演奏している午前2時前後には気温が9度以下に!!
正直、私はとっても寒がりなので21時過ぎたら寒さで体力を根こそぎ奪われ音楽を楽しむ余裕すら失くなってきてしまう。昼間は半袖だし根性でいけるっしょ!と思っても油断しないほうがいい。マジで寒い。
それを2017年に嫌という程経験したので日本から大量に持ち込んだアイテムがコレ!裏起毛のパーカーも必須!オフィシャルのマーチでも売ってるしね。なんなら私は薄手のバッグにねじ込めるくらいのダウンジャケットも持参していました。
滅茶苦茶助かった、最終日まで元気に撮影できたのはきっとキミたちのおかげだ。首の後ろや腰、肩甲骨の間辺りに2ヶ所ほど貼るのがオススメです。
その②:汗拭きシート
1つ前の項目でカイロをオススメしたのになんでこれ?と思うかもしれませんが、日本のデオドラントボディペーパーって滅茶苦茶有能だと思う!
まず夜は冷え込むとはいえ、時折豪雨に襲われるとはいえ、真夏のEUフェスティバル、そりゃあ昼間は暑いです。太陽も照りつけてます。
そして沢山のオーディエンスの中暴れまわっていたら汗もかく、ビールもすすむぜ!(著者は酒が飲めません涙)
そんな時に大助かりなのがこのボディペーパー!冷たいタイプを選べば身体も気分もスッキリ!(こういう清涼感もあって香りもいいボディペーパーっていうのが海外にはほとんどないんだそうです。私はいつも国内ツアーの時にも持っていってました。ショーの後に汗ダラダラなメンバーに渡すとビックリ&喜ばれることが多いです)
あとクラウドサーフで人がよく流れてくるんだけど、泥だらけの靴とか顔面や身体にヒットする事も多いので、ササッと拭き取れて便利です。
2019年は灼熱のParkway Driveがいたせいか、ほとんどのフェスで快晴&熱帯だったので、ボディペーパーと日焼け止め様サマでした。
その③:除菌シートやジェル
洋服や靴にもスプレーできるファブリーズなんかもあっても便利だけど、今回ご紹介するのはあくまで"フィールド内に持ち込める"モノ。
ライブステージのあるフィールド内へ持ち込めるバッグは大きさにも制限があって中身もチェックされるので要注意。もちろんだけど鋭利なものや、フィールド外で買ったお酒等は持ち込めません。
除菌シートや小さめの除菌ジェルは本当便利!重宝します。
近年では衛生面もだいぶ良くなってきていると感じた各国の野外フェスだけど、仮設トイレしかないエリアもあったりするし、エリア内で次のお目当て前に腹ごしらえをしよう…と思ったら、これ持ってるとすごく便利ですよね。
その④:UVカットのアームカバー
これ!冷感仕様だとなお良い!
昼は暑いし日差しが直接肌に当たると痛い、そして夕方からは冷える。でも大好きなバンドのTシャツで参戦したい!そんな人の強い味方。
腕のタトゥーを見せるよりも私はこれでとにかく紫外線対策してました。肌が弱いし汗で日焼け止めも流れがちなので。日差しに当たりっぱなしでヤケドみたいになると体力も奪われちゃうし。
…あと、私はHOTOKEやIN FOR THE KILLのTシャツ着てWacken歩きたかったんや。←
その⑤:アミノ酸パウダー
はい、こちら完全に個人的な経験から皆様にオススメしたいアイテムとなっております。
確かにライブはジャンルや種類によってはフィットネス並みに動きますが、何もこれ使ってフェスティバル期間中にシェイプアップしようという気は全くございません。
大事なのは汗かいて流れ出るミネラルや電解質を補うこと。
特に日本人は朝10時から深夜2時過ぎまで行われるようなイベント、多数のステージを保持した広大な野外フェスティバルにあまり慣れてないと思います。
フィールド内のスタンドでビールや水、ジュースやエナジードリンクは飲めますし、それもフェスの醍醐味。でもここで楽しさばかりに気を取られて体力オーバーするほど楽しんでしまい、倒れたり疲労で途中離脱してしまうのは本当に勿体無い。
大抵の野外フェスティバルではフィールド内に飲み水が汲めるポイントがあります。写真はWackenの物ですが、こういった簡易式のウォーターバッグをもらえたりもするので、それに水を汲んだ時に一緒にアミノ酸パウダーを補給したり混ぜておくのが私のオススメです。
熱中症にならないように水分又はスポーツドリンクを飲みましょうと良く夏のCMでも言ってますが、要は同じです。
夜テントに戻った後、就寝前に飲んでも次の日の体力リカバリーに効果ありなのでこちらもオススメ。
ガス欠せずに最後まで山ほどあるラインナップを楽しみましょう!
その⑥:冷えピタ/冷却シート
万が一、暑すぎて具合悪くなったり、日焼けで熱持って身体が痛み出したりした時に。私は2019年のWacken初日にタバコアレルギーでぶっ倒れてしまい(例年に比べて本当に歩きタバコが多かった…)、高熱を出してしまったのだが、偶然いただいた冷却シートをデコに貼り、アミノ酸と水分いっぱいとってなんとか持ち直しました…。
外にずっといて好きなバンドの最前待機してる人なんかも、コレ貼ってずっと炎天下の中耐えてたりするみたいです…皆すごい。。
その⑦:湿布薬/鎮痛ゲル
これはまぁフィールド内でなくても良いかなと思ったけど、テントに常備しておくと◎。広いフィールドに沢山のステージ、見たいバンドもいっぱい、ヘッドバンキングもメロイックサインも振り上げっぱなし。
……はい、1日を終えてテントに戻る頃にはヘロヘロです。筋肉痛です。
あと強靭な肉体を持った欧米人とマトモにモッシュでカチあったら間違いなく吹っ飛ばされます。次の日も沢山のステージに挑むために、今日一日お疲れ様の意味を込めてふくらはぎと肩に貼りましょう。コレが有ると無いじゃ、だいぶ違います。
はい!いかがだったでしょうか?
アメリカのKNOTFESTやVANS Warped Tour、ドイツのWacken Open Air、Summer Breeze等を経験してきましたが、こういったものをフィールドに向かう際に持っていけるとすごく便利です。
参加するフェスティバルによって制限もそれぞれ違ってくるので、もちろん参加する際は注意事項をよく読んでいくことも忘れずに。
大抵がこれくらいのサイズのナップサック程度の荷物のみ許可されてます。
Wackenではフルメタルバッグというものがもらえるので、耳栓/ビニールの簡易雨ガッパ/バンダナ(布マスクとしても使用可)/シールやパッチ等のグッズが入っており、このナップサックに必要な小物や着替えのTシャツ1枚くらい入れてフィールドに行けばバッチリじゃないかなと思います。
その他
☆お財布ではなく小銭入れにその日1日分の資金を分けて持ち歩いておくのも安心で便利ですよ。
↑フェスティバル中大活躍してくれた私の小銭入れです。
外貨だけなので硬貨を渡し間違えることもなくてスムーズにドリンクやマーチを買ってました。
☆ポケットティッシュ☆
海外だとなかなか売ってないから、ちょっとかさばるけど日本から持っていくと便利です。
☆マスク☆
山奥やトウモロコシ畑、自然公園やイベント広場、ゴルフ場等、様々な場所を利用してフェスティバルが開催されていますが、場所によっては砂埃がすごいので持っていると便利かも。
☆ビーサンorクロックス☆
テントからシャワーやトイレに行く時に気軽に履いていけるし、特にシャワールームでは足元濡れてても気にならないので楽チン。
現地で買ったものと便利アイテムジップロック
とにかく2019年は日差しが強かった!雨予報と雨雲どこ行ったよ!?っていうくらいの晴天の中EUを3週間旅しました。
そのカラッカラの晴れ空も、Summer Breeze3日目の翌日にParkway Driveが一足先にオーストラリアへの帰路に着いた途端、ドイツ中土砂降りだったんですけども…(笑)
そのWackenの晴天の中でずっと目が痛かった私は、途中合流したOF MICE & MENのツアーにてBleed From Withinのサングラスをゲット!これが本当に役に立ちました!Summer Breezeの時も1日中つけてたと思う。
そしてジップロック、着替え等を日付分に小分けしておくとシャワーに行く時に便利だと思って大量に持ってたんだけど。意外な使い道が…(もしかすると私だけかもしれないけど)
フェスティバル中、私はPRESSなのでできる限り多くのバンドの写真を撮ってすぐに編集して納品したくて、一日中走り回ってました。
でも動き回るのでもちろんお腹もすごく空くし、フェス飯だって楽しみたい!このフェス飯がさすが海外!結構なボリューム。しかもちっこいアジア人が1人で来るからか、やたらと大盛りサービスをしてくれるお店もあったり(特に深夜帯とか)笑
ちょっとお行儀は悪いかなと思ったけど、食べきれない分を残して捨てるのは勿体無いな……と思った私が思いついたのがこのジップロック。
ハンバーガーとポテトのセットを買ったけどボリュームが凄すぎてハンバーガーだけ食べられない!って時にこのジップロックに入れてテントに持ち帰り、夜食にしたんです。テントに戻ると周りには水汲む場所やシャワーとトイレがあるくらいで大抵何にもないので、テントに何か常備してない限りは夜は何も食べてないと本当にお腹が空きます。
食べきれないペンネやフライドポテトを半分ジップロックに入れて夜食にしたり、そうすると1食分食べきれなくて捨てたり無理やり全部食べてお腹を痛くすることもないし、節約にもなる。これ、Warped Tourの時にも思いついておけばよかった…苦笑
もちろん、いくら夜が涼しいとはいえ昼間は暑いので食品の管理は自己責任で。日本から持って行ったミックスナッツやドライプルーンをかじったりもしてました。
はい!以上が私の個人的にオススメするフェスティバルのフィールドに持って行くべきアイテムでした!
海外のライブに行ってみたいな〜
海外の野外フェスに参加してみたいけどどうなんだろう…?
という人達の参考に、少しでもなれば幸いです。
あとは行けばわかる!めっちゃ最高な場所だよ!!!って感じかな(笑)
WackenもGRASPOPもDownloadも2021年の開催となってしまいましたが、どうか無事に来年こそはまたこんな素晴らしい景色の中で、沢山の人達の笑顔に会いたいです。
ではでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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