私を構成する9枚
はじめに
こんにちは。てんぷです。
前回の記事を書いたのが8か月以上前で、雀魂の段位は四麻が聖3・三麻が豪3という状況です。
どちらも苦戦を強いられている状況でなかなか昇段は厳しい状況ですが、いつか魂天になることを目指して地道に頑張っていきたいと思います。
閑話休題。
先日X(旧Twitter)のフォロワーの方より「私を構成する9枚」が見たいとのことで連絡をもらいました。
私の音楽体験というのはジャンル的には「クラシック」「ゲーム」の2分野にほぼ絞られますので、ここから特に影響を与えたと思われる9枚を選んでみました。
これから書くのはいわば私の音楽史であり超私的なことであります。
そのため私に関心のない方にとっては駄文となりますので、その点をご了承いただける方のみお読みいただけると幸いです。
1. ベートーヴェン「交響曲第9番 ニ短調 作品125」
【演奏者】
イーディス・ウィーンズ(ソプラノ)
ウテ・ヴァルター(アルト)
ライナー・ゴルトベルク(テノール)
カール=ハインツ・シュトリチェク(バス・バリトン)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
【録音】
1985年3月30-31日
ドレスデン、ゼンパーオーパー
ライヴ
私が音楽を本格的を聴き始めるようになったのは大学生になってからのことです。
それまではあまり音楽を意識して聴いていなかったのですが、一般教養で音楽史を習ったり大学の友人からクラシック音楽のCDを借りたりしてクラシック音楽に興味を持ちました。
その時最初に聴き始めたのが日本でも年末でおなじみの「第九」になります。
ベートーヴェンの音楽は音楽評論家ロマン・ロランの「苦悩をとおして歓喜へ」といった言葉に代表されるように誰にでも受け入れられやすい性格とヘーゲル哲学の弁証法に通ずるような西洋的価値観を持ち合わせています。
このことから私はベートーヴェンをカリスマ性の高い作曲家と位置付けております。
私はこの「第九」からオーケストラの持つ迫力・響きの多彩さ・人間の求心力といった要素を感じ取りクラシック音楽の魅力を知る運びとなりました。
私は一つの分野を狭く深く極める気質があることからこの第九も百種類以上を聴き比べ、その過程で曲目が同じでも指揮者・オーケストラ・録音時期やレーベルにより内容に大きな違いがあることを知りました。
数ある第九の中から一枚をチョイスするとなると私は表題の「ゼンパーオーパー再建記念ライヴ」を挙げます。
この録音は第二次世界大戦により空爆されたゼンパーオーパーが1985年に再建された際に行われたこけら落とし公演で、演奏から感じられる気迫は随一となっております。
苦難を乗り越えて行われたこの公演はベートーヴェンの音楽性に通底するものがあり、第九を代表するにふさわしい一枚です。
2. ベルリオーズ「幻想交響曲 作品14」
ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」より「古い城」
ビゼー 「アルルの女」より「ファランドール」
【演奏者】
パリ音楽院管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
【録音】
1964年5月10日
東京文化会館
ライヴ
クラシック音楽の演奏には正統派の名演以外に「珍演」と言われるような正統派から外れた演奏が存在していますが、この演奏は言ってみれば後者に属するものかもしれません。
この演奏の最大の特徴は幻想交響曲の第5楽章「魔女の夜宴の夢」で登場する鐘の音が極端に外れていることです。
それだけ聞くとライヴにありがちな単なる事故に思えるのですが、この外れた鐘の音はリハーサルの段階で把握していたがあえて調整しなかったのではないかとも言われていて、魑魅魍魎が跋扈する不気味な曲想とマッチしており不思議な説得力があります。
アンコールで演奏された「古い城」からはこの時代のパリ管でしか聴くことのできないアンティーク家具のような独特な音色がまさに古い城を思い起こさせます。
締めくくりの「ファランドール」もフランスのオーケストラの誇りを感じるような実に堂々とした演奏です。
芸術の持つ懐の深さ、多様な側面、そして様々な録音を聴き比べる楽しさを教えてくれる一枚だと思います。
3. マーラー「交響曲第7番 夜の歌」
【演奏者】
サンフランシスコ交響楽団
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
【録音】
2005年3月9-12日
サンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホール
ライヴ
私がクラシック音楽のコンサートで初めて聴いた曲は若杉弘指揮・東京都交響楽団の演奏によるマーラーの交響曲第5番です。
この時のことは今でも鮮明に覚えております。
マイクやスピーカーで音を拡散していないにも関わらずオーケストラからコンサートホールの座席が振動するほどの大音量が発せられ、その迫力に圧倒されました。
その後私はマーラーの録音を聴き比べるようになりました。
現時点で聴いた枚数は交響曲だけで800枚を超えています。
その中から一枚をチョイスするのは中々に難しいのですが、ここでは表題のマイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団による夜の歌を取り上げます。
この録音は指揮者と楽団が全力を挙げて行ったマーラー・シリーズのもので、才人指揮者ティルソン・トーマスの冴えたリズム感が難解と言われることもある夜の歌の魅力を分かりやすく伝えてくれる一枚です。
4. シベリウス「交響曲第2番 ニ長調 作品43」
【演奏者】
ヨーロッパ室内管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)
【録音】
1997年10月
ヒルフェルスム、RFOホール
私が社会人になってから3年目のことですが、この時期の私は一か月の残業時間が少な目に申告しても100時間弱という月がありかなりの多忙でした。
こうした過酷な労働が私の中で価値観の変化を生じさせ、実力の伸びが止まってしまっていた麻雀を10年以上止める切っ掛けの一つとなってしまいました。
既存の価値観を疑うようになったことからクラシック音楽についてもベートーヴェンやマーラーといった人気の作曲家以外にも目を向けるようになり、そこで出会ったのがシベリウスとなります。
シベリウスは北欧フィンランドを代表する作曲家です。
管弦楽曲の一つ「フィンランディア」は第二の国歌という扱いになっており、多くのフィンランド人から畏敬の念を集めています。
シベリウスの音楽の魅力は北欧の澄んだ空気感・厳しい自然・北の大地で生きる人々の力強さを伝えてくれる独自の音楽性にあります。
クラシック音楽の愛好家からはその独自の音楽性を極めた後期の森厳な作品群を評価する向きが強いですが、私はここで交響曲第2番を取り上げます。
交響曲第2番はシベリウスを代表する作品の一つで、シベリウスの交響曲の中では録音数や演奏される機会が最も多い作品です。
この交響曲には第4番以降で聴取できるような奥深さはありませんが、「シベリウスの運命」と呼ばれることもある暗から明へと至る音楽構成は誰にでも受け入れやすいよさがあります。
ベートーヴェン疲れを起してしまった方も「シベリウスの運命」であれば受け入れやすいのではないでしょうか。
交響曲第2番は百種類以上の録音を聴いたことがありますが、その中から一枚を挙げるとすると表題のパーヴォ・ベルグルンド指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏を挙げます。
この録音はシベリウスのスペシャリストであるベルグルンドが完成させた三つの交響曲全集のうち最後の全集に含まれるものです。
最後の全集はそれまでの二つの全集に見られた民族性を強く打ち出した音楽性から離れ、若手を中心に組成されたヨーロッパ室内管弦楽団から瑞々しい音楽性を引き出したフレッシュな内容となりました。
我々日本人が北欧のイメージとして持つ澄んだ空気感を聴取できるこの演奏はファーストチョイスとしてもお薦めできる一枚です。
5. ヴォーン・ウィリアムズ「交響曲第5番 ニ長調」
真理のために勇敢に
巡礼者の舗道
オルランド・ギボンズの歌曲第13番による賛美歌前奏曲(ヘレン・グラッツによる弦楽オーケストラ版)
詩篇第23番(ジョン・チャーチル編)
前奏曲とフーガ ハ短調
【演奏者】
ロンドン交響楽団
リチャード・ヒコックス(指揮)
【録音】
1997年10月28日(交響曲第5番)
1998年5月5日(他作品)
ロンドン、オール・セインツ教会
ヴォーン・ウィリアムズはイギリスの作曲家ですがエルガーやホルストのように名の知られている作曲家ではありません。
指揮者のコンスタント・ランバートはエルガーの交響曲を認めないチェコ人に対してオーケストラの見事さを主張することができるが、ヴォーン・ウィリアムズの田園交響曲を認めないチェコ人に対しては「なるほど、そうでしょうなあ」と言うしかないと述べています。
これは要するにイギリス人以外にヴォーン・ウィリアムズのよさを認めてもらうのは難しいということで、確かに分かりやすい魅力のある作曲家とは言えないかもしれません。
しかしヴォーン・ウィリアムズを代表する作品群から聴取できるどこか昔懐かしい郷愁を帯びた音楽性は、一度聴いた者の心から離れないような魅力を持っています。
ヴォーン・ウィリアムズの中で最も有名な作品は電話の保留音でも使われているイングランド民謡のグリーンスリーヴスの旋律を使った「グリーンスリーヴスによる幻想曲」ですが、ここでは交響曲第5番を取り上げます。
交響曲第5番は1938年から1943年の第二次世界大戦中に作曲された曲です。
交響曲第5番の前後に作曲された第4番や第6番は不協和音も多くまさに戦争を思わせる交響曲ですが、第5番は人間の深い祈りを思わせるような穏やかな作品となっております。
私はこの作品の第1楽章から人間の持つ希求心・第3楽章から起こってしまった悲劇・第4楽章冒頭部から戦火で焼けてしまった野原に再び草木が生い茂り風になびき始めるイギリスの田園風景・そして終結部からそうした平和な風景が永久に続くよう願う深い祈りを感じます。
昨今は不穏な世界情勢が続いておりますが、そうした今日において今一度見直されてよい芸術作品の一つであると考えております。
この作品はヴォーン・ウィリアムズが70歳の時に完成され、生涯尊敬していたと言われる前項で取り上げたシベリウスに献呈されています。
第1番の交響曲を38歳で完成し、その後第5番を70歳で完成させて尊敬する作曲家に献呈するという生き方はまさに大器晩成という感じで、私にとってとても憧れる生き方です。
そんな交響曲第5番の録音から選んだのはリチャード・ヒコックス指揮ロンドン交響楽団による演奏です。
この録音はヒコックスが英シャンドス・レコードで収録した一連のヴォーン・ウィリアムズ作品の録音の一つで、際立った特徴には欠けるもののロンドン交響楽団による安定感ある演奏と英シャンドスによる優秀な録音が魅力的な一枚です。
カップリングの「オルランド・ギボンズの歌曲第13番による賛美歌前奏曲」も淡い恋心を思わせるような美しい佳曲です。
6. ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30」
【演奏者】
ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
【録音】
1985年8月
アムステルダム、コンセルトヘボウ
生粋のオーケストラ好きの私がこれまで聴いた音楽の大半は交響曲や管弦楽曲となりますが、それだけを取り上げるのはバランスが悪いのでここではピアノがメインとなるピアノ協奏曲第3番を取り上げます。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は難曲として有名で、音楽経験のない私が聴いても弾くのが難しそうなパッセージが無数にあります。
しかし技巧を見せつけるためではなく、あくまで音楽性の追求のために使っているのが名ピアニストでもあったラフマニノフの矜持であり真骨頂です。
ここで取り上げた演奏のピアノを弾いているアシュケナージはロシアを代表するピアニスト・指揮者です。
アシュケナージはラフマニノフ作品の演奏に献身的に取り組んでいることでも有名で、この録音でも際立った特徴には欠けるものの丁寧で安定感のある演奏を行っておりラフマニノフに対する深い愛情を聴取することができます。
ピアノ演奏を支える指揮とオーケストラにも触れておかなければなりません。
指揮者のベルナルト・ハイティンクはオランダを代表する指揮者で、オーケストラの美質を引き出すのに長けた指揮には個人的に大きな信頼を寄せております。
オーケストラのアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)も「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」や「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」と共に世界の三大オーケストラの一つとして数えられることもある名門で、その西欧美学の結晶ともいえる上質で厚みのある音は私の心をとらえて止みません。
リンク先のコンセルトヘボウ管弦楽団の公式YouTubeチャンネルより全曲を聴くことができますので、皆さまにもぜひ一度聴いてみて欲しい一枚です。
7. 交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ・・・
【演奏者】
NHK交響楽団
すぎやまこういち(指揮)
【録音】
1987年12月
ここから先はクラシック音楽の世界から離れゲーム音楽の世界に入っていきます。
とはいえクラシック音楽と全く無関係という訳ではなく、現にこの一枚は普段からクラシック音楽を頻繁に演奏しているNHK交響楽団により演奏されております。
私とドラゴンクエストの出会いは「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」でRPGゲームの面白さやシナリオ性の重要さを認識させてくれた一本です。
その後に別のナンバリングタイトルもプレイして現在までにI〜VIIIとXIの計9本を遊びました。
このドラゴンクエストシリーズを支えているのが故・すぎやまこういち氏による音楽で、クラシック音楽の技法をベースとした数々の楽曲は長時間のプレイでも聴き飽きることのない名曲がそろっております。
ドラゴンクエストシリーズの音楽はオーケストラ録音では「ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団」によりI〜VII、「東京都交響楽団」によりI〜XI、「NHK交響楽団」によりIII〜Vのナンバリングタイトルの楽曲が録音されております。
その中から一枚を選ぶのは難しいのですが、ここではNHK交響楽団が演奏した「交響組曲 ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・」を取り上げます。
NHK交響楽団というとクラシックファン的には西欧諸国の作品の演奏は物足りないことが多いのですが、この録音では驚くほど情感豊かな演奏を繰り広げております。
アンチ・N響にこそ一度聴いてみて欲しい一枚です。
8. love solfege「Sanctus」
【アーティスト】
綾野えいり(歌)
Rita(歌)
真名辺あや(歌)
真理絵(歌)
Jenya(歌)
松本慎一郎(作曲)
【リリース日】
2017年5月24日
この記事をお読みの方に「love solfege」という音楽ユニットをご存じの方はもしかしたら少ないかもしれません。
「love solfege」は女性向けの乙女ゲームや男性向けのアダルトゲームの主題歌やBGM、さらに自主制作作品までを幅広く手掛けている作曲家の松本慎一郎氏を中心に組成されたアーティスト集団です。
彼らは作成した作品を「クラシカルアートポップス」と称しており、クラシック音楽・ロック・ポップス・R&Bの融合をなした独自の音楽を制作しています。
私が初めて「love solfege」の音楽に触れたのはアダルトゲーム「カタハネ」のBGMだったと思いますが、クラシック音楽の理論をマスターした松本慎一郎氏の卓越したオーケストレーションによる楽曲に驚嘆して様々なCDを聴き漁りました。
そうした「love solfege」の作品群から一枚を選び出すのはこれまた難しいのですが、ここではメジャーリリースされている「Sanctus」を取り上げます。
このCDはタイトルにもなっている書き下ろし曲の「Sanctus」や乙女ゲーム・アダルトゲームのために作曲された歌曲、さらに自主制作作品までを幅広く含んだ一枚となっております。
このCDの中でも「Sanctus」はティンパニの連打や綾野えいり氏の群を抜いた歌唱力が冒頭から聴く者に強いインパクトを与える一曲です。
古今のクラシック音楽を聴き尽くし、なお音楽への渇望を満たすことのできない諸兄に聴いてみて欲しい一枚です。
9. 蒼の彼方のフォーリズム Vocal & Sound Collection
【アーティスト】
川田まみ(歌)
KOTOKO(歌)
Elements Garden(作曲)
【リリース日】
2015年6月26日
私はエロゲーマーという程ではないのですがアダルトゲームを結構な本数プレイしていて、これまでにプレイした合計タイトル数は100を超えていると思います。
この分野は知らない方からするとアダルトビデオの延長線上にあるような不潔な分野ととらえていらっしゃる方が多いと思うのですが、実態はセックスシーンを取り払っても何ら支障のないシナリオ重視のノベルゲームからオナニーのおかずに使うような「実用性」に特化したタイトルまで実に幅広い作品のある分野です。
これらの中には涙なしには読み終えることのできない感動的な作品やバグだらけでまともにプレイすることのできないクソゲーまでが混在しており、ある程度の知識がないとそもそもプレイする作品の選択ができない魔境となっております。
古のオタクたちは自ら犠牲となったり情報網を活用したりして己が求める作品を探り当ててきました。
幸運にも自らが求める作品と出会えた際はあたかも臭くて汚い泥沼で美しく咲き誇る蓮の花を見つけたような感慨深さがあり、その喜びはひとしおです。
これらのアダルトゲーム作品はほぼすべての作品で主題歌やBGMがあり、それらの中には楽曲の質はもとより音質にまでこだわって作成されたものが少なくありません。
ここで取り上げた「蒼の彼方のフォーリズム」のサウンドトラックもその一つで、全4枚という構成だけでも音楽への力の入れようが伝わってきます。
「蒼の彼方のフォーリズム」はspriteより発売された2014年のアダルトゲームを代表する名作です。
「フライングサーカス」という架空のスポーツをメインの題材として扱っており、そのスポ根に通ずるような展開のシナリオは読む者の心を思わず熱くさせます。
無数にあるアダルトゲーム作品のサウンドトラックからこの一枚をチョイスした理由は正直のところ非常に浅いもので、メインヒロインの倉科明日香ちゃんが大好きだからです。
どこか天然な感じの性格とフライングサーカスと真剣に向き合いその頂点を極めていく様は誰にでも受け入れられるよさがあります。あとおっぱいが大きいです。しかし実際の人気はメインヒロイン4人中3番目に甘んじており、上位2名は個別にEXTRAまで発売されているのに倉科明日香ちゃんにはその予定すらないという現状は大変嘆かわしいです。
あとこれは余談になるのですが、雀魂の運営元であるYostarの社長・李衡達氏が2010年の夏コミで買ったとされるアダルトゲーム「処女はお姉さまに恋してる 〜2人のエルダー〜」の主人公の抱き枕カバーは私が初めて買った抱き枕カバーでもあり、個人的に親近感を覚えています。
あとがき
という訳でかなり長い文章になってしまったのですが、もしここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがとうございました。
正直のところクラシック音楽とアダルトゲームの付属音楽をまとめてよいものか悩んだのですが、「私を構成する9枚」という名目で書くと双方に触れざるを得ないためこのような構成とさせていただきました。
良くも悪くも私をありのままに表した内容にはなったかと思います。
最後に切っ掛けを与えてくださったX(旧Twitter)フォロワーの方にはこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
思いがけずこれまでの私の音楽体験を振り返ることができて大変よい機会となりました。
ありがとうございました。
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