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私が雀魂で「連勝の道」を取得できない理由

こんにちは。てんぷです。
記事を書くのは昨年末以来となります。

私が遊んでいるオンライン麻雀ゲーム「雀魂」には多くのオンラインゲームと同じように実績があり、これを解除するのがゲームの目的の一つになっています。

この実績のなかに「連勝の道」というものがあります。
この実績は四人麻雀と三人麻雀で連続して特定の順位を獲得することで解除でき、称号として受け取ることができます。
私は現在、四人麻雀に絞って実績解除を進めていますが「連勝の道」を取得する条件のうち
・1位を連続5回獲得する
・2位以上を連続10回獲得する
という条件を達成できていません。

「連勝の道」の実績解除の状況

この実績は難しいようでいて意外に多くの方が解除しています。
私の雀魂内での成績はそれ程悪くないため、最近までは運がよければ達成できるかも知れないと考えていました。
しかし、その認識は誤りではないかと思い始めています。

私が「連勝の道」の実績解除が難しいのではないかと考え始めたのは、先月の雀魂牌譜屋の成績を見たことが切っ掛けです。

2023年1月の雀魂四人麻雀での成績

先月は
・牌効率の再勉強
・これまでの経験による押し引きの再調整
・強い方の観戦による優れた打牌の取り込み
といったことに取り組み、月間としては過去最高の戦績となりました。

短期とはいえそれなりにいい数字だと思いますが、その内容を見ていくと次のような特徴が見られます。
・四位率が低い
・放銃率が低い
・順位の遷移に1位3回および2位以上4回以上連続が一か所もない

なぜ上記のようになるのか考えたところ、これは私の雀風が原因であると思い至りました。
私の麻雀は一言でいうと「リスク回避麻雀」です。
具体的に言うと勝負は自分が先制できる時か十分に見合った手の時だけ仕掛け、それ以外の時は例えラス目であっても極力放銃を避けてチャンスを待つというものです。

このような戦略の特徴が出るのは次のような局面です。

とある雀魂段位戦におけるオーラス局面

雀魂段位戦における、とあるオーラスの局面です。
自分は3着目や4着目と微差の2着目です。

この局面でこのようなバラバラな配牌が来た時に考えることは
・手を真っ直ぐに進めて放銃することは避けたい
・不聴罰符によりラスに転落することも避けたい
です。
ここから頑張って自分があがりに行くようなことはあまり考えません。

この対局は途中まで最悪形式聴牌も取れるように安牌を保持しながら進めていましたが、3着目とラス目から飜牌のポンが入った時点で流局になることはまずないと考え、途中から放銃しないことに徹して打ちました。

とある雀魂段位戦におけるオーラス局面の顛末

この対局は3着目がトップから白のみをあがって2着に上昇し、自分は2着から3着に転落して終わりました。
雀魂の段位戦はラスのペナルティがとても大きいため、この結果には満足しています。

こういった無理をするのではなく安全側に倒した麻雀をしていると中長期では成績に好影響となることが多く、各種数字の見た目は良くなっていきます。
一方でラスさえ避けられれば順位の転落はあまり気にしないため、連続して1位や2位以上を獲得することは難しくなります。

1位を5回連続や2位以上を10回連続して獲得するのは、おそらく多くの場合で多少の無理が必要になります。
そうした無理をするのは私の麻雀とは相容れません。あくまでリスクは見合った状況でのみ取るべきとの考えが根底にあります。

私がこのような考えを持って麻雀を打つようになったのは、雀魂を始めるまでの麻雀から離れていた10年間の人生経験が理由です。
私は雀魂を始める10年程前も別のネット麻雀をやっていましたが、麻雀を打つ目的を見失って10年間ほとんど麻雀を打っていませんでした。

麻雀を打っていない間に主に取り組んでいたことに「仕事」「投資」「クラシック音楽鑑賞」があります。
これらの経験は私の物事の考え方や価値観に多大な影響を及ぼしました。
社会人になってから仕事をし始めて、甘い見通しや不十分な確認で問題が起きてしまった時、その責任を取るのはとても大変なことを思い知りました。
投資においては利益を出せるかは市況次第なところもありますが、損失をおさえるのは技術によるところも大きいと分かり、特性の分かっている商品を適切なポートフォリオで運用することの大切さを学びました。
クラシック音楽からは神は細部に宿るとの言葉通り、優れた芸術作品は隅々まで血が通い、作曲者や演奏者の意志が反映されていることを知りました。

これらの経験を得て私は10年ぶりに麻雀を再開しましたが、その成績は開始当初から10年前を大きく上回りました。
成績が良くなったのは10年間の経験により物事を正しく見たり考えたりする力が付き、より真剣に細部まで徹底して取り組むようになったことが理由だと思います。
これらの経験から、私はどのようなことであれ物事に本気で取り組むことは人生において意義のあることだと考えております。

長くなってしまいましたが、私が雀魂で「連勝の道」を取得するにはこれらの人生経験に基づいた打牌選択を曲げることになります。
今のところ自分の麻雀を曲げてまで「連勝の道」を取得したいとは思っていないため、この称号を取得するのは難しそうです。

雀魂には「連勝の道」以外にいくつかの称号があり、そのうちの1つに「成長の旅」という称号があります。

雀魂の「成長の旅」の実績画面

この称号は雀魂の四人麻雀と三人麻雀の両方で「魂天」という雀魂における最高段位を獲得することで解除することができます。
私の現在の段位は四人麻雀が雀聖2・三人麻雀が未着手で初心1と遠いところにいますが、こちらの方が雀魂の段位戦を続けていれば取得できそうな気がします。

長い記事となりましたがここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
もし雀魂で同卓した際は、よろしくお願いします。

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