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小規模保育園の手厚さをあらためて実感した

うちには認可保育園の3歳クラスに通う子どもがいます。今年の3月に小規模保育園を卒園し、近くの保育園(0歳から5歳クラスまである)に転園しました。転園して5ヶ月。いろいろ保育園によって特色があるのでその違いを感じていますが、先日、子どもが誕生日のカードを保育園からもらってきたことで、あらためて小規模保育園の手厚さを思い出しました。

■誕生日カード

先日、子どもが保育園から誕生日のカードをもらってきました。表紙に「おたんじょうびおめでとう」の文字と子どもの顔写真があり、中には先生からのメッセージが書かれていました。忙しい中作成してくれた先生たちに感謝しつつも、以前通っていた小規模保育園の誕生日カードの作り込みの細かさと比較してしまった自分がいました 苦笑 (注意 もらってきたカードもシンプルですが手作りできれいに丁寧に作ってありました。)

思わずその感想を夫に正直に言ったら、「そりゃ〜、見ている子どもの人数が違いすぎるから。カードにそんなに時間や手間をかけられないでしょ。」とのこと。まったくそのとおりで、小規模保育園の当時の2歳クラスは園児5人、今の保育園の3歳クラスは園児20人です。その差は4倍。小規模保育園でも認可保育園なので保育士の配置基準は今通っている保育園と同じはずでしたが、その小規模保育園では基準よりゆとりをもった配置がなされていました。初めて保護者が参加した運動会イベントで、「子どもたちより保育士の方が多い?!」とびっくりするほど。(実際はシフト制だったり短時間勤務の保育士の方もいるので、普段から全員同じ日時にいるわけではありません。)

■手厚かった小規模保育園


それにしても小規模保育園はとにかく手厚かった。誕生日カードは色紙を使って細かい細工がなされてあるほか、担任の先生だけでなく、何人もの先生から長文のメッセージがありました。他にも普段から先生が手作りしたおもちゃを時々もらったり(折り紙を何枚も使ったぐにゃぐにゃ動くはらぺこアオムシのクオリティには脱帽)。イベント時の衣装も手作りで凝っていて持ち帰りたいぐらい。年度末には1年間子どもが作成した作品をまとめ、写真や先生からのメッセージで埋め尽くされた厚さ5センチもあろうかという力作をいただいたり。(これが3冊あり、しまう場所に苦労しているのは嬉しい悲鳴(笑))

目に見える手厚さばかり書きましたが、普段から、ひとりひとりよく目をかけてもらえる、日々の成長や変化をよく見てもらえるなど、保護者の安心にもつながっていました。

その良さからか、上の子が卒園してから下の子を通わせるリピーター(?)が多くいました。下の子が生まれ、2人を保育園に通わせる必要がある場合、送迎の負担から同じ保育園に通わせたいというのが一般的かと思います。そうなると、2歳クラスまでしかない小規模保育園は選択肢から外れるのですが、この小規模保育園では頻発していました。送迎が2箇所になる、3歳で転園しなきゃいけない、と分かっていても、この小規模保育園に入れたいという気持ちが私にもよく分かります

というわけで、小規模保育園もいいですよ!というお話でした。

ではまた。