【私の読書記録】N・P 吉本ばなな
今自分が存在しているこの世界とは
別のどこかにトリップさせてくれる。
あの感覚がたまらなく好きだから私は読書から離れられない。
その中でも吉本ばななさんの作品は別格だ。
読書中、いつもは読んでいる場面を
割と鮮明にイメージできるのに
ばななさんの作品に触れているときだけは
なぜかうす〜いヴェール越しに
その美しかったり、儚かったりする映像を
遠くから眺めているような気分になるんだよな。
そしてそれが病みつきになってしまうわけ!
今回のN・Pもまたそんな感じだった。
主な登場人物は4人。
彼女らを繋ぐN・Pという短編小説、
それぞれの過去と現在。
4人を取り巻いてる状況は
割とハードだったりするのに、
なぜだかその見え方の全てが美しく見えてしまうから
やっぱりばななさんはすごいなぁ〜と思ってしまう☺️
また文章のちょっとした所から感じる
この時代の雰囲気。
私が生まれるよりももう少しだけ昔。
少し前に
田中康夫さんの“なんとなく、クリスタル“
を読んだ時も思ったけど、
昭和の終わりから平成にかけたこの時代って
なんかかっこよく感じちゃうのよね〜。
なんだかんだばななさんの作品は、
まだ有名どころを数冊読んだ程度なので・・・
この世の中に
まだ私の触れていない吉本ばなな作品がある事に感謝して
本日は眠りにつきましょう⭐️
またお気に入りが1つふえてしまった〜笑❤️🔥
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