月とすっぽん
こんにちは。
田中です。
昨日の皆既月食は見られましたでしょうか。
雲がかかっていたこともあり、完全にではありませんでしたが、僕は見ることができました。
赤みがかった月はなんとも言えない雰囲気でしたね。
そんな月を見ながら、なんとなく「月とすっぽん」という言葉が頭に浮かび、そもそも比較対象がなぜ「月」と「すっぽん」なのだろう?と、急に疑問が湧いてきたので調べてみました。
まず「月とすっぽん」の意味ですが、「2つの物を比較したとき、その差があまりに大きいこと」を表します。
そしてその由来については2つあるとされていています。
1つは形の観点からで、「満月」と「すっぽん」はどちらも丸い形をしているが、大きさにおいて比べるまでもなく月が圧倒的に大きいことから、
もう1つは、空に浮かぶ「月」と泥の中にいる「すっぽん」では、月の方が言うまでもなく美しい存在であることから、だそうです。
たしかにそう言われれば理にかなっているなと思いました。
逆に僕が潜在的に引っかかっていたのは、「すっぽん」は高級食材なのになぜマイナスイメージなのだろう?というところにあったようです。笑
同じ「すっぽん」に対しても、どこに注目するのかでそのイメージは大きく異なるのだなと感じ、物事を多面的に見ることの必要性を感じたエピソードでした。
田中智貴