元ラグビー日本代表ヘッドコーチが語るリーダーシップとは
こんにちは。
田中です。
前ラグビー日本代表ヘッドコーチ(現イングランド代表ヘッドコーチ)であるエディー・ジョーンズ氏によるリーダーシップ論がとても勉強になりました。
エディー氏といえば、2015年のラグビーW杯で、当時優勝候補だった南アフリカに勝利するというジャイアントキリングを起こしたチームのヘッドコーチであったことも記憶に新しいかと思いますが、そのチームづくりの考え方に学びが多くありました。
まず、リーダーシップが力を発揮するのは、そのチームメンバーたちのフォロワーシップがあってこそであり、各々が調和した状態であるときに初めてチームがチームとして機能する、という考え方が素敵だなと感じました。
リーダーが全体を引っ張っていくということはもちろん必要なことですが、チーム全体として同じ方向を向いていないと、その力を存分に発揮することはできません。
僕がサッカーをしていたときも、監督やキャプテンの指示だけで上手くいくということはなかなか無く、それに加えて11人が共通認識を持って阿吽の呼吸でプレーができたときにより良い結果が得られたという経験があります。
まさにこれが理想的なチームの在り方だなと僕は思います。
またエディー氏は以下のような考えも持っています。
リーダーシップの役割は、組織がうまく機能する状態にあるのかどうかを常に注意深く観察し、何かが起きた際には再び結びつきを強くさせる、というプロセスを繰り返すことだということです。
リーダーはチームの状況を細かく把握し、必要に応じてそこのケアもするということ。すなわち、引っ張っていくだけではなく、後ろから全体をフォローするという役割も重要だということを意味しています。
つまり、「何でもやる」という気概がリーダーには必要だということです!
求められることも大きいですが、その分やりがいも大きくなります。
そんな理想的なリーダー像に近づけるように、僕も「何でもやる」という気持ちを持って日々全力でチャレンジしていきたいと思います。
田中智貴
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