【素的視点から#035】色のイロイロ⑨
いよいよ8月も最終日、このひと月、マゼンタにお付き合いいただきありがとうございました。
今回のカバー写真はマゼンタというよりワインレッドですが、無事ひと月終えたことを祝うために載せてみました🍷
というのも、今月はタイトル通りイロイロありましたもので。
といいますか、皆さんも同様にお感じと思いますが、仔細に見ると、何かしらいつもイロイロあるものですが、それらの物事が今月は、なんというのか、自分事なのか他人事なのかが曖昧になるというか。
身の回りで起きていることは、認識・把握している(はず)なのですが、何かのフィルム🎞を見ているような、そして時々ハッと我に帰る。
ーあ、これワタクシゴトだったわ…
という具合。
単にこの夏の暑さにやられただけなのかもしれませんが(笑)、ルールや決まり事やタスクは適宜こなしているようなので、己の社会的機能はOKなようです。
けれども、このフィルム鑑賞感は何なのか…
この感覚、件の「色の小辞典」をパラパラ捲っていた時に感じたものに近いかも、と思いつきました。
先のブログで紹介したように、この辞典には各色の意味や歴史的背景の説明が載っているのですが、辞典のページは平面(二次元)ですが、それぞれのストーリーによってイキイキと立体的に立ち上がってくる(三次元)。
更に気になる色やストーリーには動きを感じることもあり…これはフィルム(今風には動画?)なのですね。
目眩く色の世界、そして、日本語の『色』という言葉自体が五感で捉えた感覚を表すものとして、多様に用いられています。
『色』って、イロイロ深いなぁ。
もう、溜息しか出ません
どこまでも広がっていくからこそ、あらゆる美を感じ取ることができる、それこそが『色』なのですね。
<今日の美>
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