【鮮やかな日々#051】あべこべから学ぶこと
普段からよくラジオを聴いている。
お気に入りのチャンネルだと、面白い情報と楽しい話題に心地良い音楽が、こちらの邪魔をせずに入ってきてくれるーいつもならー
だが、先日は、耳を疑った。まさに。
“最近のハリウッド映画が以前ほどワクワクしないのは、MeToo運動を発端に、例の大物プロデューサー告発逮捕や一連のキャンセルカルチャーが背景にある。
実際、彼は人脈金脈財脈に圧倒的な実力で、世界中の皆が娯楽として心底楽しめるハリウッド映画を作っていたのだ。
もう彼ほどの人物は生まれないし、いても様々な枷がつけられるし、無難な映画しか作れなくなった…”
というような話が聞こえたのだ。
反射的に「えぇっ」と声が出て、また「えええっ」となった。
あの、ワクワクドキドキ、夢と冒険、ロマンとドラマが、実は多くの人々の尊厳が踏みにじられた「場所」で作られたものと知ると、全く楽しくないし、それどころか、そんな行為に加担しているような気になって居た堪れなくなる、私は。
たまたま聴いた番組でこんな話を聴くとは、どんなメッセージが隠されているのか、、、私自身があまねくヒトの尊厳に改めて向き合うということだと分かった。
〔今日の生命〕
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