【素的視点から#028】色のイロイロ②
色といえば絵画。
絵を観ることが好きなので、機会があれば美術館や展覧会に出かけています。
比較的規模の大きな美術館に行くと、常設展もかなり充実していますし、収蔵品にも各美術館の個性を感じます。
その中で、特に興味を惹かれるのが現代美術です。
初めてその名を聞く作家がほとんどですが、作品自体に共鳴することもあり、これこそ、正に“ナチュラルな出会い“。
その中で、色をひたすら重ねたり、色付きの線を四方八方縦横無尽に引いたり、絵の具を叩きつけたようなキャンバスにしばしば出くわします。
そうか、同じように色を重ねたら“作品”になるのではと私もスケッチブックにクーピーで線やら色塗りやらをやってみるのですが、何にもならない、笑ってしまうほど、本当に何も生まれない(苦笑)
ただ自由に色を塗って線を引くことだけでは全く「絵にならない」!
むしろ、対象物を決めて自我流で描く(デッサンもどき)方がまだまだ見られるという(ヘタウマの領域とでもいうのか)。
時々子供の描く絵を目にすることがありますが、クレヨンを使った遊びのようなものでさえも、現代美術家の作品が持つ“何か”に近しいものを持っているのを感じます。
それが”何か”は、よおーく分かっているのですが、
ううむ…
やっぱり色を使って絵を描きたい…
自己満足レベルででも…
取り敢えず、この夏休みの課題にしますースケッチブックに”何か”「絵になる」ものを描くこと。
[追記]
こちら一介の素人画家という意味なのか、「農家の老婦画家」と呼ばれた方の作品展でしたが、素晴らしかったです…色に形に「心」を見ました。
(今は名古屋で開催中だそう)
https://www.grandma-moses.jp
<今日の美>
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