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【ココロの旅#58】「サ-さいかい(再会/再開)」-ワタクシの人生「イロハ帳」

 こんにちは、お元気ですか。先週の"夏日"は、やはり幻でしたね(笑)
晩秋らしい気候が戻ってきました。街では山茶花も咲き始めています。
来週はもう師走。皆さん、どうぞお健やかにお過ごしください。

~巡り巡って、そして、新たに~
大切にしたい日本語④

1)一般的意味:

📖略

🐐言葉遊びという訳ではないのですが、先日、とあるweb記事を読んでいて「旧友と再開し・・・」というくだりがあり、『再会』の誤りだと思ったものの、ふと、なんとなく文意が読み取れなくはないな、と思い始め....
「さいかい」の奥深さに引き込まれた次第です。

2)ワタクシの旅:

👩🏻‍🤝‍👩🏻「再会」しました!

この春から半年間参加していた『ココロのサークル』、先月末に無事に修了したところなのですが、お仲間4人でちょっとした同窓会をエレガントな『リッツカールトン大阪』で催しました。
宿泊したことはないのですが、ロビーやラウンジに居るだけでも、リッツカールトンが持つ品位を感じますし、それが空間を満たし、その場所に訪れる人々に伝播するのが見て取れました。
・・・環境は五感に直接に働きかけるということを改めて実感・・・

さて、そんな素敵な場所との「再会」、仲間との「再会」、そして何より、ワタクシにとっては、この半年間との「再会」でした。

共通の話題で盛り上がるというよりも、各人の人生や日々の積み重ねによって培われた4人各々のベースを受容しつつ、あの半年間の持つ色彩が、確かに、4人の会話にも表情にも表れていることを改めて認識した数時間でした。
自分自身の表情は、無論、正面からは見えませんが、他者は自己の鏡ですから、他の3人の様子から、こっそり窺ってはホッと安堵。
うむ、苦しゅうない(笑)。

🐐次は京都のリッツに行きたいなー

🏃‍♀️「再会」から「再開」へ!

その後、帰路につきながら、つらつらと、あのweb記事の作者は、わざわざ「再開」を使ったのかもなぁ、と思い始めました。
というのも、(あくまでも個人的経験からですが)同窓会のような「再会」時は、それこそ、会わなかった時間を一気呵成に埋めるかのようで(陳腐な表現...🙇)、まあ、何だか落ち着かないし、互いの境遇を知っては密かに優劣をつけたりと、心中穏やかでないこともままあります。

ところが、今回の「再会」は、「あの頃は~だったよねぇ」という振り返りよりも、今やこれから未来の話が多い。
とはいえ、ふわふわした物語というより、過去+今+未来が上手くつながっているような、その人の持つ「道」が、ワタクシには見えました。

そして、こんな言葉が・・・

「私、生きる道がもう決まっているので」

おぉ、なんと!しかも自然な響きながら、芯の通ったひと言でした。

「再会」をして、皆4人とも「再開」したのだと思います、己のストーリーを、次の「再会」に向けて…

🐐個人的には「再開」と言う言葉には、「さあやるぞ!」という意気込みよりも、安堵感を伴うように感じます、「ああ、また開始できて良かった」というような。自然災害などからの復旧や復興していく姿を、阪神大震災以降、よく目にするようになったからかとも思います。

🧙‍♀️その他の「さいかい」!

-西海:①西方の海②長崎県西部の地域
・・・かつて長崎に住んでいたので、馴染み深い言葉♪

-斎戒:神事を執り行うこと、また、それに従事する者が心身を清めること
・・・日常の手洗いも「清め」を意識すると良いかも…

-崔嵬:①岩や石がゴロゴロして険しい山の様子②塔などが高くそびえているさま
・・・「崔嵬たる岩山」大山を思い出すなぁー

-際会:重大な事件や時機に偶然遭遇すること
・・・「そのキワに立ち会ったのよ!」という図が浮かぶような?

で、これも「さいかい」
-最下位:
・・・あの、このランキングって、個人的にいけ好かないんですが(笑)

栃木県は仕事で何度か行きましたが、良いところでしたよー
「その土地に良い思い出がある=良いところ」で測ると、まあ、ランクそのものが成り立たないとは思いますけれど...ブツブツ...

3)おまけ:

リッツカールトンはラグジュアリーホテルの代名詞でありながら、「クレド」をはじめ、このホテルに関わる人々全てが、品位と思いやりの心を持ち、誰もが幸せで有意義な時間を過ごせるよう、お互いを尊重することを求めています。勿論、サービス業ですので、その文面からはやはり「お客様第一」を徹底している印象を受けますが、その「お客様第一」そのものが、同ホテルに関わる人々の人間性や知性そして品位そのものに依拠しており、決して、お仕着せやマニュアルではない「お客様第一」を謳っています。
リッツカールトンのこの企業理念「ゴールドスタンダード」は、他の業界や企業組織、人材育成の良いお手本とされ、一時期日本でもブームになりました。確かに、このホテルに足を運ぶと、高級ホテルの佇まいでありながら、優しさと温かさに包まれるのを感じます。

<今日の美>

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