【観じて想う#044】かえってくる物語
前回のブログでは、ある男性の壮大な帰郷物語(実話)の映画について書いた。
この映画は実に深く、また、このタイミングで観たのも、意味深い。
なぜなら、このところ、色々と「かえってくる」ものや事象、そして想いが多いからだ。
最近の若者が「昭和に憧れるー」というのを聞いて訝しく思っていたし、ケミカルウォッシュジーンズ(笑)をよく見かける不思議さ(流行っているんですか?)とも相まって、かつてのアレコレと再び向き合うことが実生活で増えた。
日々、目や耳から入ってくる情報が、どういうわけか、かつて心に想い描いていた将来の姿(望みとか夢?)のテーマと妙にシンクロするのだ。
無意識のうちに、私の”芯”がそれらをキャッチしているのだろうか、これからの歩みのために。
この、かなり不思議な現象は、とても気分を高揚させる。
新たな旅が始まるのかと思うと、素直に嬉しい。
<今日の美>