【観じて想う#039】誰でもいつでも新章へ
昨日は食を伴う満月だったが、日本ではお昼過ぎだったので、その神秘的な姿は見えなかった。
米国の知り合いに聞いたら、彼の地ではFlower Moonと呼ぶ五月の満月は、ことの他美しかったそうだ。
私自身は前日の晩にお月さまを愛でた。
フルのまん丸ではなかったが、あの力強いながらも優しい光に心何潤うような感覚を覚えた。
三十日ほどで変化するストーリーを生きるお月さま、満月から新月に向かって、また物語を紡いでいく。
それにあやかってか、今回の満月によせて、私も変化した。とくに構えることなく、心身が自然と導かれるかのように。
今、目に見えない道をすーっと静かに進んでいる。
さあ、新章へ
爽やかな風を感じながら、そう実感した午後だった。
<今日の美>