入院部屋と娘とわたし。

おはようございます。今日も鬼寒いです。車の気温4℃でした。アクセサリーやかて!と内心突っ込みながら保育園まで送っていきました…。


さてさてそんな今日は我が家の娘のお話。


1歳10か月の娘はよく食べ、よく動き周り、よく喋り。最近は宇宙語と日本語を巧みに使いながら意思疎通ができるようになりました。7割???だけど。笑 いたずらも好き、負けず嫌い、頑固とまぁ私と夫の子だなあと思う性格になりそうです。保育園でも毎日沢山吸収してきて、成長して人間ってこうやって育つのか~すごいわと日々思っています。

そんな我が家のお姫様。生後半年の時に2週間程、総合病院で入院をしました。その時の私は色んな検査をする娘に申し訳なく、また入院する前もどうしてなのか毎日毎日検索の鬼と化していて、同じような子はいないか。どうしているのかとにかく情報を集めようと必死でした。

なので同じような悩みを持つ親御さんがもしかしたらいるかもしれない…!我が家の体験がどこかのご家庭に役立つかなと思い、当時の事を記録してみます。


あ、娘は病気ではないのです。うん、そうですね。そうではないのです。娘は体重が増えない、【体重増加不良】が主訴で入院しました。え?体重が増えない?それで入院になるの?と思う人もいるかもしれません。ってか私も思っていました。いろいろあったんですよ。本当に色々。一生懸命記憶を手繰り寄せますので、読んでる方も一生懸命応援して下さい。(おい)



娘は出産した時に入院していた赤ちゃんの中で1番大きかったのです。51センチ、3400g越え。助産師さんたちにも「お母さん大きかったねー!頑張ったねー!」と言われてました。(病棟に響きわたる位叫んでた人←)

赤ちゃんって基本寝るか授乳か泣くかってイメージだった私。うちのお嬢さんは夜もとにかく寝る!寝る!!寝る!!!生後1~2ヶ月とかでも夜中起きずに4~5時間寝てたり、凄い時にはもっと長く寝る…。え?生きてるよね?ってこっちが心配で起きて呼吸してるか確認してをしたことか。

授乳は混合でやっていましたが昼間はまだ頑張れるんだけど、夜は咥えさせても「あたち、ねむいのよ…」と言わんばかりに母乳の途中で寝る。ミルクは寝てても飲みやすいからか飲み切る。そして残った母乳を一人キッチンで夜な夜な絞ってました。ミルクをあげてるけど、どれぐらいしっかり母乳飲めてるかわからなかったので産後と同じ量を上げていました。でもまぁ飲んでないわけではないし、他に変なところもないし、夜寝てくれるって親孝行だよね!良い子じゃ、良い子じゃ…と思いながら迎えた1ヶ月健診の日。衝撃を受けます。



え。500gぐらいしか増えてないの…?




身長は伸びてるけど体重は3800g台。あれ。1か月経つから4キロはあると思っていたけど?あれれ?

小児科の先生にも体重の増えがあんまりだねと言われ、えーーーーの嵐な私の心の中。 夜良く寝るんですけど起こして3時間ごとにちゃんと飲ませたほうが良いですか?と質問したら、寝てるならそれはいいよと言われて安心半分不安半分。きっと先生は私の負担も考えて寝れるときは寝てねってことが言いたかったんだと思うんです。でも基本ネガティブな心配性な私はソワソワ。

本来なら検診と栄養指導が入る予定だったのですが、初めての緊急事態宣言が出ていた期間。感染リスクを避けるため栄養指導は無しだったのです。ちなみに実家近くの病院で出産したのですが、色々あって退院後は自分の自宅に帰宅。病院の母乳外来は遠くて行けず、近所の桶屋も胸の張りは診てくれるけど赤ちゃんの授乳指導は感染対策で出来ず、プロに頼るというのが出来ない状態でした。本当コロナ憎い…!泣

それでも近くの小児科や周りの先輩母様たちに相談しながらなんとかやっておりました。この時同時に買った家に引っ越し、施工問題発覚で1週間ホテル生活事件(ストレスで肌荒れ大フィーバー)、産後クライシス勃発!夫が嫌いすぎてブチギレ大事件(人生で1,2を争う一生忘れない事件)、などなど人生アドベンチャーすぎる期間を過ごしコロナで延期されていた4か月検診がやってくるのです…!


延期されていたので生後5か月で受けた4か月検診。近所の人とかいるかな~お友達できるかな~と隠れコミュ障なのにそんなことを思いながら行ってみると…



え。みんなむっちむちじゃね…?



確かに。確かに私も思っておりました。赤ちゃんってむちむちしてるのに、娘はひょろひょろだな~なんでかな~。でも予防接種や3か月検診でも特に言われなかったし。むちむちにはならないタイプなのかしら。そうなのかい、お前さん。と思っていたけど。測定されて読み上げられる体重はみんな7キロ、8キロ…。そして娘は5キロしかなかったのです。

内科検診前に保健士さんからの問診を受け、体重が心配と話してみると「今日このかかりつけの先生が内科担当で来てるからその先生に見てもらいもしょうか」と。ドキドキしながらいざ、検診。すると先生から予想外の言葉が。




「一回精密検査してみましょうか。」




……え?

体重が増えない子ってもちろん珍しくはないのですが、何か疾患があって体重が増えない子もいるそうなんです。娘の場合、胸下あたりで陥没呼吸もあり(気になっていたけどムチムチではないからかなぁって思ってた)、さらに大泉門という頭の箇所の事も気になるということで。娘、この後BCG接種だったのですが、それよりも先に母号泣の嵐。不安と罪悪感ともうなんか色んな感情が混ざって泣いてしまいました。

そのあと保健士さんが話を優しく話を聞いてくれて、余計泣く私。注射が終わって寝てしまった娘を抱えながら紹介された精査の案内を聞き、帰路につきました。ちなみにこの時話を聞いてくれた保健士さんはここから1年間ほど私の良き相談相手になってくれました。「ごめんね、もっと早く訪問できれば良かったね。お母さんよく頑張ってくれたね!」って言ってくれて。あの時本当に嬉しかったなぁ。。。


そんなわけで紹介状を持ち、いざ地域で小児科の拠点となってる総合病院へ。診察を受けてとりあえず2週間後、体重が増えてるか確認しましょう。その間寝ててもミルクは3時間毎。決まった量を飲ます。という内容だったはず。陥没呼吸は確かにだし、何が原因か調べるために採血。喉頭軟化症の疑いはないか確認するために耳鼻科で調べてみましょうと言われました。娘、5ヶ月にして初めての鼻カメラ。大人でも辛いのに私と看護師さん2人、3人がかりで抑えながらの検査。泣き叫ぶ娘に本当に申し訳なくて、泣くのを我慢しながら暴れるのを抑えてました。今でもあれは見てるのも辛かった…。

とりあえず鼻は大丈夫そうと言われ、その日は帰宅。そこから毎日ミルク!ミルク!ミルクだーーー!!完飲したりしなかったりをしながらも迎えた2週間後。なんとなく予想をつきますよね。そうです。そうなんです。




増えてなーーーーーーーーーーーーい!!!!




というわけで入院して更に精査しましょう、となり入院に至ったのです。主に検査と管理入院って感じかな?帰宅して荷物やら詰め込んで翌日から私と娘のめくるめく入院生活の始まりです。

そしてこのタイミングあたりで娘に母乳をあげるのをやめることにしました。私の母乳も段々出が悪くなったのもひとつ、あとはミルクの方が飲んだ量がしっかりわかるというのもあってやめました。産まれてからやってきた授乳。なかなかうまく飲めないしあげれないし、乳首は瀕死だし、乳腺炎になるかならないかひやひやしながら過ごした時間。半年弱でしたが大変だったけど、終わると寂しくなったなぁ。ありがとう、私の体よ。娘も一生懸命頑張ってくれてありがとう。


ちょっと脱線しちゃいましたがそんなこんなで入院。

って思ったけど予想外に長くなりそうなので後編にします!読むのも大変ですもんね。


ってわけで待たれよ次回!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?