ポジウィル2回目面談後🕺

自分の過去と向き合うと覚悟して迎えた2回目面談。

宿題ワークでやっていた妨害者の観察は、自分自身が妨害者を冷静に観察することで
ネガティブな感情を感じる時間が短くなったと効果を感じている。

そして、『The Mental Model』を読んで、自分は欠陥・欠損モデルに近いと思った。
欠陥・欠損モデルのミッションは、
「凸凹のままで人は完全で、誰もがどこにいても内側に何があっても
ありのままで安心して存在していられる世界。」

「私は、人が凸凹なのは、理解できるけれど、自分が凸凹であるという状態、
何かができない、周りの人より劣ることがあるという状態が受け入れられず、
傷ついてしまう。」ということから話を進めていった。

何かうまくいかないことやうまくできないことがあったときに
それが受け入れられず、
私はいつも自分自身をまず責めてしまう癖があった。
できなかったことがあったときに、自分の技術面とメンタル面の弱さを
責めてしまっていた。(バスケや仕事で)
技術面は変えられるから努力するのだが、メンタル面はそう簡単に変わるもの
でもないし、メンタル面の何が良くないのかも自分でよくわからなかったから、
努力はするけど、自分は結局うまくいかないんじゃないかと心のどこかで考え、
実際に努力してもうまくいかなかった結果を見て、やっぱり自分はダメだと自信をなくしていた。

メンタル面がよくないというのは、大人数の中で主導権を握って事を進めていくのが怖いから、受け身で誰かにのっかっているという弱さがあると自分で感じていたこと。

なぜ大人数の中で主導権を握るのが怖いのか?
そう問われ、「他の人のことまで自分の責任になる気がする。」と言った。
でも、実際に責められたり、誰かが責められている場面を見たかというと
そうではない。
自分が主導権を握り、その上でうまくいかなかったときに1番自分を責めるのは
自分自身だと思う。

じゃあ、
「自分で自分を責めることによって何を防いでいる?」

自分の能力が足りないからだ、メンタルがよくないんだと思うことによって
決定的に無理だという現実を受け止めたくないから?
ダメな自分を受け入れたくないから、
そのあと努力すれば変わる可能性を残しておきたい。
どこがダメだったか自分を責めることによって
自分の足りない部分を分析しているのかもしれない。
少しでも納得できる自分でありたい、じゃあどこを変えたらいいか?
でも理想とする自分になりきれない。ループで、
理想の自分を叶えたくて努力する自分と、それが無理だと落ち込む自分。
その繰り返しで徐々に疲れ、ここ(キャリアコーチング)にたどりついた。

でも、「責めなくても努力はできるのに、責めてしまうのはなぜ?」

自分の事を自分で能力が足りていないからうまくいかない、
メンタルがよくないからうまくいかないと思うことによって
努力はするけれども結果はおそらく変わらないことの言い訳をつくっているのでは?
それとも、完璧でない理想通りでない自分を認められない?

こう答えているうちに、自分が自分を責めることに対してそれを「言い訳」と言ったり、
理想通りでない自分を認められない私は、自分に厳しすぎるんじゃない?と言われた。

今まで、自分の足りないところを見つけてそれを埋めることを
努力のためのエネルギーにしていた。
もともとは、兄や周りの人と成績を競うように勉強したことで、
また、運動でも自分の精一杯の頑張りを続けることで、自分の能力が
高まること自体の嬉しさと、周りからの評価が高まる嬉しさを感じていた。

頑張ることが当たり前になり、それで身につけた能力が自分の価値の大部分だと思い、
努力をしなくなると自分のよさが損なわれてしまうんじゃないかという不安が
出てくるようになっていたのかもしれない。
そこから、自分ができていないところを高めようと常に自分の足りない部分に目を
向けてしまう癖がついたのか…。

はっきりとしたきっかけはないが、こういう積み重ねが今の自分の考え方の癖を
つくっていったのだろう。

今までは自分を責めて、自分に厳しい言葉を使うことによって自分を鼓舞してこれたが、
もう30年も40年も続けられない。心が疲れてしまう。

トレーナーさんからは、
これからも持続性のある頑張りをするために、
「自分に厳しい言葉を使って鼓舞する頑張り方をやめる決断をしたほうがいい。」
アドバイスを受けた。

脳は主語を判別することができないので、自分が自分に言ったことも人から
言われたのと同じ効果を発揮するのだそう。

自分に投げかけていた言葉を今まで人から言われていたと考えると、
すごくつらかっただろうな…よく頑張ってこられたなと自分でも思う。

でも今まではそうやって頑張るのがいいと思っていたから、そうしていたけど、
それがよくない頑張り方だと言ってもらって、
自分を責めなくていいんだ〜!と楽な気持ちになれた。

これからは、何かうまくいかないことがあっても、自分を責めるのではなく、
責める過程をはさまずに、次どうしたらいいかを考えるようにしていきたい。

また、私はうまくいかないときに、どうにかして解決したい!という
解決思考が強いのだとのこと。
つまり、「曖昧力」(不確実で不安定な状態を受け入れる力)が
弱いということ。
たしかに、何か解決していない問題があったら、気になるし、
早くすっきりさせたい!と思ってしまう。放っておくことが苦手だ。

でも、頑張っても変わらないこともあるんだから、なんでも解決しよう!
ではなく、解決できないことがあってもいい。
それよりも、今できていること、今あるものに目を向けていくと
楽になっていくそうだ。

そこで、
「自分のいいところを100個書く。」というのが次の宿題。
あるものを自覚することで自分の価値を
今まで以上に自分で感じられるようになりそうだ。

また、少し話は違うが、2つのことについても話した。
自分が常に元気でいる、余裕でいることが大事だということ。
対人関係において、自分が余裕があるかということが、
相手の言動の受け止め方に影響したり、
自分の反応が変わったりする。
もし、相手のネガティブな言動に対して、ポジティブな反応を返すことが
できたなら、相手も次はネガティブな反応が弱まっていくかもしれない。
余裕がなく、感情的になってしまったら、関係は悪くなる一方。
これは対人関係を主とする私の仕事においてとても大事な心がまえだと思った。

●授業準備のゴールについて
授業準備をするときに、私は
「授業がしっかり成り立つか?」「うまく流れるか?」というゴールを設定して
準備をしていた。
すると、妨害する子が現れたときに、失敗という結果になりやすい。
そうではなく、
「これだけは持って帰ってもらおう。」「楽しみながらこれを覚えてもらおう。」と
ゴールを設定すると、自分が予定していた流れでなくても、ゴールは達成する
ことができる。
自然とゴールの設定を、授業の流れベースでやっていた自分に気付き、
後者のゴール設定の方が自分も気持ちが楽だし子どもにとっても楽しい授業に
なりそうだと思った。

また、授業や学級はその空間がうまくいっていたら、小さい問題はおきていてもなんとなくうまくいっている感じがする。じゃあ、その空間がうまくいっていると感じるのは
どんなときか?
・そのときの自分の状態はどうだった?
・何をゴール設定にしていた?
ということが自分でわかると、再現性が高まるということで、
うまくいったときの状態を振り返ることが大切だなとわかった。(今までの自分と逆)


2回目面談を終えて、自分の考え方を変えていくことで自分を楽にしていける見通しが
もて、これからの変化が楽しみだ。

これからのアクションは…
🔴自分に厳しい言葉を使って鼓舞する頑張り方をやめる。
 自分を責めない。

🔴自分が元気でいる、余裕でいるために自分を満たすこと。

🔴授業準備のゴール設定を「楽しみながらこれだけは持って帰ってもらおう。」にする。


そして、宿題ワークとして、
・「自分について100のいいところ」を書く。(自分を加点式で見ていけるように)

・読書ワーク『実力を100%発揮する方法』

・妨害者ワークを継続する。また、読書ワークを終えた後に、
賢者についての欄も記入する。

・(任意)内省日記


自分に優しくしていくことでこれからどんな思考になっていくのだろうか?
今まで責められていた自分が褒められていくわけだから、満たされていくと思う。

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