ポジウィル面談4回目🕺
今回のゴールは、仕事における価値観や強みの言語化
まずは価値観について、
なぜ教師になりたいと思ったのか?というところから掘り下げていった。
私が教師になりたいと思った理由は
・自分で工夫をしながら仕事ができること
・1年間という時間で信頼関係を築いて仕事をしていきたい
・仕事に対する反応が目の前で見られること
・子どもは予想外のことをするので刺激的でおもしろそう
なぜ工夫をしてきたいと思うのかと考えると、
もともと向上心が強く、そのエネルギーを自分の仕事での能力を高め、
工夫することに費やし、よりよい結果をだしていきたいと思うからだと思う。
その上で、自分が準備して実践したことに対して、目の前での子どもの良い反応が
得られるとすごく嬉しい、やりがいを感じる。
また、よい結果が得られなかったとしても、次に繋げることができるので、反応が
見られることがいいなと思う。
また、長期的に関わることで、信頼関係を築いていきたいという思いも強くある。
これは子どもに対しても、同僚に対してもどちらもで、
信頼関係があるからこそ工夫をしよう、授業に力を入れようというエネルギーも
湧いてくる。
信頼関係があることで自分の自分らしくいられて、自分の力を発揮していけると
思っている。
逆にこれがないとほかのやりがいも感じられないだろうと思う。
なので、私がこの仕事に対してやりがいを感じる順位
(私の仕事においての価値観、重視する部分)としては、
1 信頼関係を築いていけること
2 工夫をすることで、相手に変化を起こすことができること
(自分の向上心が生かされる)
3 やったことが目の前で反応・変化として表れること
と、話す中でわかっていった。
予想外にも信頼関係に1番重きを置いていたので、
子どもとの信頼関係、また、同僚との信頼関係をうまくつくっていければ
仕事にやりがいを感じやすくなるんだろうなと思う。
私はこの「子どもとの信頼関係」というところは難しい子も必ずいるな…
(おそらくどの先生もそう)と思っているので、経験を重ねながら、
よりうまくいきやすい方法を自分で探していきたい。
それから、同僚との信頼関係を築く点では、いままで恵まれてきたなと感じている。
それは、小学校の教師は一人一人授業をしており、学級の担任をしており、
ある程度自立している人が多く、尊敬できる部分があること、
コミュニケーション能力が高く面白い人、やさしい人が多いことが関係していると思う。
さらに、私が信頼できると感じる同僚の特徴は、
自分のこうしていきたいという信念がある、明るい、人への気配りができる
努力している、ネガティブなことも上手に伝えることができる、礼儀正しい、
道徳心がある
というような人で、そんな人には人としての魅力を感じ、
この人と一緒に働きたい、この人のようになりたいと憧れを抱くことが多かった。
そういう人が職場にいるということも私のモチベーションになっていた。
反対に、
だれかの悪口や仕事へのグチばかりをいったり、努力をしようとしなかったり、
モラルがないと感じる言動をとる人がその集団の中で影響力が強い人だとしたら、
その集団からは距離をとりたい、関わりたくないという気持ちになる。
つまり、自分の力を最大限に発揮するための環境を選ぶには、
自分が信頼できると感じる人が職場にいるか、そういう人が影響力をもっている職場か
そういう雰囲気があるかということを選ぶときの判断の重要な基準としてもっておいた
ほうがいいということだ。
次に、私の今までの体験から、仕事においての強みを見つけていった。
まず、ネガティブな体験を振り返った。
私の仕事においてのネガティブな体験は、学級崩壊を起こした年のこと。
どんなことがあったのか面談の思い出すと、あのときの苦しさやつらさが
思い出されて、ほんとに自分はよく辞めずにやったよな…と思った。
立て続けに問題が起こる中で、1番苦しかったのは、
・子どもたちと理解し合えないこと(信頼関係を築けないこと)
・解決の見通しがたたないこと
この状況の中で、私がやったことは、
・目の前の問題に次々と対応していくこと。
・周りの先生方に相談をすること。
・本を読んだり、勉強会に参加したりすること。
心が折れそうになることもたくさんあったが、進むことをやめなかった、
投げ出さなかったのがものすごい強みだとトレーナーさんに言われた。
確かに、その当時も周りの同僚の先生方に、メンタルが強いね、よく
休まずにできるね、と言われていた。
今考えてみると確かにそうだと思うが、そのときは
・投げ出してしまったら逃げることになる、何か嫌なことがあったときに
逃げてしまう人生は嫌だ。
・そこで投げ出してしまうと、生活圏で周りの人の目を気にしながら生活していかないといけなくなるのでは?それは嫌だ。
・子どもたちに負けた気がしてくやしい。←これは今思い出した
・まだ3年目で、高学年は初めてなので、自分の力不足のところが大きいはず。
だから改善の余地があるはず。
という思いでただがむしゃらに、どうにかして状況をよくしたい、逃げ出したくない、
と止まることなくなかなか変わらない状況を変えたいとの思いで進んでいた。
トレーナーさんは、この理由でなぜそこまで頑張れたのか、まだ納得はいかない…とのことを言われたので、なんでかなもう一度考えてみると、
自分はできると信じたかったからだという答えが出てきた。
自分はできると信じたかったということは、
自分はできるはずだ!と自分を信じていたとも言える。
私には今までの家族や友達に愛されてきた経験を通して、
自己肯定感が育まれていて、それが自分を信じる力になっていた
のだということに気づいた。
こう気づくと、家族やいままで大切にしてくれた人たちに一気に感謝の
気持ちが湧いてきた。
この自信に加えて、さらに職場でも信頼関係を築くことで自分を信じることができ、
パフォーマンスが上がっていくんだろうと思った。
また、ポジティブな体験から考えると、運動会でのダンス指導が思い浮かんだ。
今まで何度かダンス指導をしたことがあるが、1番印象深いのは初任のとき、
初めて自分でダンスを考え、指導をほとんど1人でやったことだ。
そのときにやるべきことは、
①自分も子どもも楽しいと思える納得のいくダンスを考える。
②振り付けを覚えさせる。
③演技の完成度を高め、子どもたちが力を発揮できるよう気持ちを高める。
ということだった。
やり切った結果、子どもたちが笑顔で踊りきり、
さらに同僚や保護者からいいダンスだったとお褒めの言葉をいただいたことも
嬉しかった。
自分で曲やダンスを考える段階が1番大変だったが、
何かを考えたり企画したりということは、
例えば友達の誕生日のサプライズなどが好きだったこともあり、
自分の好きなことだったので、それほど苦にならずに、
むしろ楽しめたんだなぁと気づいた。
また、ただ仕事をやるのではなく、
相手も自分も楽しめるように、自分が納得のいくものになるまで
やるというところから、
私のエネルギー量の高さやタフさを感じる
とのことを言われた。
自分ではそこまで意識していなかったが、そういう強みがあったのかと
他の人に言われてみればそうなんだと気づけた。
まとめると…
私が仕事において大事にしている価値観は、
1 信頼関係を築いていけること
2 工夫をすることで、相手に変化を起こすことができること
(自分の向上心が生かされる)
3 やったことが目の前で反応・変化として表れること
そして1番に信頼関係がきているので、自分が信頼できると感じる人が影響力の強い
場所を選ぶということをしていくといいこと。
強みは、
向上心の強さ、自己肯定感があること
そこから生まれるエネルギーやタフさがあること
解決思考が強いこと
自責思考がある(他者を責める前に自分にできることを考えている)
子どもに寄り添いつつも、論理的にも考えられること
この強みは、教員という職業にも向いているし、
一般企業にも向いているそう。
ただ、一般企業で自分がしたことによって相手の変化が見られるというのは
自分で結びつけていかないといけない。
また、自責思考・解決思考は強みでもあるが、
やれることをやったあとは、
「ここまでやったから、解決できなくてもいいか。」と解決できないことを受け入れ、
そこでは自分を責めずに周りの人を頼ったり、ときには放っておくことも
自分を苦しめないためにしたほうがいいというアドバイスもしてもらった。
強みが自覚できたので、これを意識的に伸ばしていくとさらに自分の
力を発揮できる場面が増えてくると思う。
次回はいよいよ最後の面談。
・人生丸ごとで5年後の姿を描く。
・アクションプランを考える。
今までの面談で自分のことがどんどん見えてきて、自分のよさがよりかんじられるようになってきた。次は、理想を叶えていくための行動を考えていく。