沼の底を今日も元気に泳いでる
きっかけ
皆様のバレーボール観戦を始めた、バレーボールを好きになったはきっかけ何ですか?
理由は様々あると思いますが、私がバレーボール、特に男子バレーボールを好きになったそもそものきっかけと言うのがテレビで放送していた代表戦をたまたま目にしてことでした。
その代表戦と言うのが2007年ワールドカップ。
それまでの私の中の男子バレーのイメージと言えば、ボールがポーンと上がってバーンッ!!と打つ、そんな感じでした。そんな私の目に映ったのは、当時代表に選出されていた松本慶彦選手のクイック。
え、何今の、必殺技みたいでカッコいい
頭の悪い感想ですが、パッと頭に浮かんだ感想はまさにその一言でした。クイックと言うものを初めて見たのです。
またこれが、松本選手というのがたちが悪い(褒めてる)
今現在もそうですが高い跳躍力と、ビックリするくらいに長い滞空時間、そしてスイングの早いスパイク。当時野球をボチボチ見始めた、くらいのスポーツ観戦というものに興味が湧いてきたくらいの私には十分すぎる程のインパクトでした。
わー!と逆上せ上がった頭のままにその年のワールドカップをテレビで追いかけていたのはなんとなしに覚えております。何せ十年以上前の出来事なので、あのすごい!と思った感情以外は割りと曖昧なのです。。
初観戦へ
そこからすぐに現地観戦へと足を向けたかとそうではなくて、初めて会場に行ったのは翌年の2008年。植田監督(当時)が床に倒れ込んだ北京五輪最終予選、そして北京五輪を経て、「試合を生で見てみたい!」となり現地観戦へと赴いたわけです。
「選手がいるってことは所属チームがあるってことだろう」と思って調べた結果、なにやらVリーグというものがあると。中学時代全日本にハマり、私と同じく松本選手に心撃ち抜かれた実姉を誘って向かったのは一番近場の会場であった広島グリーンアリーナ。
(尚、当時私は地元を離れ県外に住んでおり姉とは住まいを分けておりました。なのに同じものを見て同じ選手に心撃ち抜かれる辺り血の繋がりを感じます)
そして向かえた2008年12月6、7日
その広島大会には、ホームのJT以外に、堺、東レ、サントリーと当時の代表選手を要したチームが集まっていたのです。私たち姉妹も当時NECブルーロケッツから移籍したばかりの松本選手を主な目当てとして行っていた訳です。
↓がなぜか残していた当時の観戦レポ
結果、当時目立った代表選手が居らず、何だったら名前を知ってる選手は加藤陽一氏のみ、そんなノーマークだったJTサンダーズにハマる、という自分でも思っても見なかったところへと着地してしまったわけです。
原因は分かってるのです…会場の雰囲気が本当にすごくて、あれに飲まれてしまったのです…
つくづく私という人間は単純だなぁ、と思わざるを得ない動機ですね。
ただ、この光景は本当に圧巻なのでぜひいろんな方に見ていただきたいな、と思っています。
カメラと観戦スタイル
今でこそ毎試合カメラを持って観戦に赴いている訳ですが、持ち始めたのは恐らく2010年あたりだったと思います。
この辺りから会場でカメラを構える方がぽつぽつ出るようになり、それを見て「カメラいいなー」と思ったのがきっかけだったように記憶しています。
最初は一眼ではなく、機能の優れたちょっとお高いコンデジ。十年以上前なので、まだデジタルの一眼は少しハードルが高かったんですよね。
コンデジでも撮影は楽しい。「ズームが優れてて、シャッターを押すのと実際撮れるののタイムラグが無いのが良いです」と言って店員さんに選んでもらっただけあってしっかり撮れる。
だが、ブレる、ボケる。
そりゃね、ハイスペックだけどコンデジだしね。早い動きにはついていかれんよね。
結局そのカメラで3シーズンほどやってたのですが、ある時父が一眼を持っていることを思い出し、「一眼で撮ってみたらどんな感じなんだろう?」と興味が沸いてきて父に貸してもらいその週の観戦に赴きました。
一眼レフを持っての初めての観戦の会場はパナソニックアリーナ。
分かってたけど、一眼の性能は段違いだった。
めっちゃきれいに撮れる!早い動き撮ってもブレない!ピントがばちっと合う!背景ぼけててすごい!
だけどすっっっっごく重い!!!!!
そうなんです、一眼レフカメラってレンズも合わせるとめちゃくちゃ重たいんですよね。今や荷物の五割を占めているのがカメラです。
この後、「流石に身内と言えども万単位するものをずっと借りているのは気が引ける」と言う理由で自分用の一眼レフカメラを購入するわけですが、その時の第一条件が「持ち運びしやすいこと、軽いこと」でした。個人的にはここすごく重要なのです。
我が家は父が現役の時に仕事でカメラを扱うことがあったので、カメラの購入の際も父に助言を求めたのですが、「一番売れてるやつ買っとけ!それなら間違いねぇ!!」という身も蓋もない言葉を返されたことも踏まえて、最終的に購入したのはCanonのEos kiss x7でした。軽くて最高だった…(今はEos 9000dを使用しています)
会場などでも他の方がどの機種を使われているのかな?と拝見することがあるのですが、体感ですがCanonを使われている方が多い印象です。スポーツを撮影するにはCanonが向いているのかしら?Nikonをお使いの方のお話しなどもいつか伺ってみたいです。
コロナ禍以前はカメラを構えつつ、声を出して応援し、合間にツイッターで実況をし、他会場のライスコも確認する、という非常に忙しい観戦スタイルを取っていました。器用なのか貪欲なのか強欲なのか、とりあえず忙しい。
現在は声出しが出来ないので、その代わりに手拍子をと思うのですがカメラを構えているため、その都度カメラを下ろすのが億劫になり、でも何かしらのアクションはしたいと欲張った結果、自分の太ももを叩くという行動に落ち着きました。試合後は太腿が青あざだらけになるのでお勧めしません。
声出しが出来ない昨今、それを快適と思う方もいらっしゃるとは思いますが、やはり推しチームが劣勢の時は声で後押しがしたいと思うので、早くこの状況が落ち着けばいいな、と願っています。
年が明けるとリーグが再開されます。
私の年明け一発目の観戦は思い出の地、広島グリーンアリーナです。毎シーズン、グリアリに足を踏み入れるとやっぱり特別な気持ちになるんですよね、感慨深いというか。
ご時世的に動き辛い時もありますが、こんなご時世だからこそ好きなものに触れる時ぐらい苦しいことは横に置いて楽しい気持ちだけを持っていましょう。
おわりに
昨年見ていて楽しそうだな~と思っていたアドベントカレンダーの19日目として書かせていただきました。
皆様のお暇つぶしにでも慣れていたら嬉しいです。