嫌いなものでもいざ失くなると焦る

今日帰りに社用携帯がかばんに入っていないことに気がついた。

普段私はこの社用携帯をことのほか憎んでおり(なぜなら24時間年中無休でいつでも店にきた電話が転送されてくるから)、鍋で煮てやろうかとか、逆向きに二つ折にしてやろうかとか常々思っている。しかし実際に失くしたかもと思うと哀しいかな血の気が引いた。なぜなら始末書ものだから。

店に戻って電話をかけてみたが音が鳴る気配がない。となると家の床に落ちてる……?数日前は確かにあったはずだし、店と家の往復しかしていない。途中でかばんを開けたり傾けることもないから、あるとしたら家しかない。

こういうとき小心者なところが出て嫌だが、急ぎ足で家に帰った。家に帰って即電話を鳴らしてみて、着信音が聞こえてへたりこみそうになった。あった!良かったーーー。

しかしちょっと床においたくらいで外に落ちてるのは考えものである。もっと中にしまうべきかな。電話かかってきたときスッととれるように外側のポケットにいれていたけど考え直すべきかも。冷や汗かいた。いやな1日の締めくくりだな。でも年末最後の仕事が携帯紛失の始末書じゃなくて良かった……。

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