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新卒デザイナーとしてクックパッドに入社して感じた良かった4つのこと

こんにちは。クックパッドに新卒デザイナーとして入社した玉井(@tmi_1064)です。私は非デザイン学科出身ながら新卒としてクックパッドに入社する選択をしました。
「デザイナーとして新卒で働くとどんな感じになるんだろう...」、「クックパッドの新卒デザイナーはどんなことをやっているんだろう...」と気になった方の参考になればと思います。

【この記事では新卒デザイナーから見たクックパッドについて紹介しています】
・新卒でクックパッドにデザイナーとして入ってみて感じた、良かったこと
・成長できる制度はどんなものが用意されているか

【こんな人にぜひ読んでほしいです】
・新卒デザイナーとして就活している人
・他社が新卒デザイナーをどう扱っているか気になるマネージャー



【自己紹介】

私は2021年にクックパッドに新卒入社しました。ですが、元々は非美大・芸大出身の総合大学出身かつずっとデザインは独学でした。
学生時代に学内新聞の製作をきっかけにIllustratorに出会い、デザインの力で人の心を動かせることを感じデザインが好きになりました。その後、先輩の紹介でスタートアップにてWebアプリのUIデザインをメインとしてアルバイトをするようになりました。
現在、クックパッドに入社後はレシピサービスのiOSアプリの体験設計・UIデザインに取り組んでいます。

就活中はクックパッドのサマーインターンシップにも参加し、その後の就業インターンシップにて今回お話する良かった点に共感したので入社を考えるようになりました🙌
私が参加したインターシップについてのレポートはこちら↓

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入ってここが良かった!4選!

1. 配属すぐでもガンガン実務に関わることができる

新卒は2週間の新卒研修を経て各事業部へと配属されました。私はレシピ事業開発本部(の主にクックパッドのアプリトップ画面を扱うグループ)に配属となり、配属から1週間後にはデザイナーとしてガッツリ具体的な仕事を任されることになりました。私は「ひたすら見取り稽古!」や「バナー作り千本ノック!」形式は性に合わないだろうなとは思っていたので、実戦で学ぶ形式で取り組ませてもらえるのは事業貢献という意味でも嬉しく感じています。
具体的な話をすると、私は今レシピサービスのトップ画面に関するグループに配属されました。ここでは多数のユーザーの目に触れる画面に関する体験設計やUIデザインに取り組んでいるため、緊張を感じつつもやりがいのある仕事をさせてもらっています。
もちろんただ仕事を任されて「後は頑張れ!(放置)」ということはなく、先輩デザイナーにきちんと相談を聞いてもらったり取り組み方を教えてもらったりしていますよ!

そのため、この規模の会社・サービスのトップ画面に新卒入社1ヶ月の🔰がメインデザイナーとして関われるのはクックパッドの大きな魅力です。

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配属から数日で、レシピサービスのトップ画面の体験の見直し・UIデザイン・アニメーションを含んだプロトタイプの作成までを行い、現在プロダクトオーナーと議論中です。


2. 手厚いサポート

クックパッドには新卒社員をサポートする様々な制度が設けられています。

1つめにクックパッドには師匠制度という、先輩デザイナーと隔週で話す機会が設けられており、自身が取り組んでいるデザインや施策の壁打ち、相談ができます。この制度のなかで私は師匠と「①成長のために師匠を利用する ②挑戦する」という約束をしました。デザインの仕事で困ったときはいつでも遠慮なく聞ける存在はとてもありがたいです。

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こんな感じで雑に質問しても、即回答がもらえます

師匠制度についての詳細はこちら↓をご覧ください。

また、普段の話す機会として、グループリーダーや部長と定期的な1on1があり、自身が所属する部やグループのビジョンのすり合わせや悩み相談ができます。私の場合は「将来◯◯なデザイナーになりたいから関連するスキルが伸ばせる仕事にアサインして欲しい!」、「今行っている事業方針について〇〇だからこうした方がいいと思う」などといった相談に乗ってもらいました(若造の生意気発言もしっかり受け止めてもらえます)。

さらに、部やグループではできない相談やメンタリングをしてもらえるメンター制度もあり、他部署の先輩と月2で話す機会が設けられています(しかもメンターとの1on1ではランチ代の補助が出ます!)。私の場合は所属グループ内では少し言いづらい気持ちを聞いてもらったり、私生活についての相談に乗ってもらったりしています。そのため、今ではすっかりメンターと休日にゲームをして遊ぶ仲になりました。

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オフィスのあるWe Workみなとみらいのラウンジ。スタバのコーヒーや4種のビール(現在は利用停止中)が飲み放題なのも嬉しいポイント。


3. オープンな空気感

オフィスでは基本、業務関連やそうでないことも含めて話しやすい雰囲気です。業種に関わらず社員全員が「サービス開発が好き」という共通項があるため、施策や体験設計などの相談をお願いすると皆さん役職関係なく快く応じてくれます。近年「アットホームな職場です!」という謳い文句はヤバい会社にありがちな認識が広まりつつありますが、「クックパッドはアットホームな職場です!」と自信を持って言えます(創業者や代表執行役と直接話ができる機会では、冗談を言ったりと和やかな空気で話すことができました)。

また、素直に意見することは大歓迎!な空気感があるため、新卒のぺーぺーだしなぁ...なんて遠慮は無用で思ったことはガンガン意見できるのは嬉しいです(もちろん意見するからには論理的根拠は必要ですが)。なかでも、エンジニアの方と「何がユーザーにとって最も良いか」という視点でデザインと実装の折り合いの話が率直に議論できるのはとてもいい環境だと思います。その空気感は以下の記事で伝わると思うので気になった方は読んでみてください📝

加えて、自分の所属するレシピ事業開発部では週1でデザイナー全員が認識をすり合わせる会があります。この会では、他のデザイナーのアウトプットに対してその背景や疑問点を投げかける場合が多く、新卒デザイナーの私としては「自分ならこう聞く/答える」ことを常にシミュレーション→先輩デザイナーが実際にした回答と照らし合わせるとデザイナーとしての視点を鍛える学びの機会になっています。


4. デザイナーとして成長できる仕組み・機会がたくさん

クックパッドにはデザイナーとして成長できる仕組み・機会がたくさんあります。隔週でデザインについてデザイナー同士で学びを共有しあうC2C(Cookpad to Cookpad)という会があり、毎回複数のファシリテーターが発表内容/ワークを用意し、その中から自分で参加したい内容に参加することができます。いつもと違う視点からの学びも得られるので、日々の刺激になります。C2Cについてはこちらからご覧ください↓

加えて、クックパッドの諸先輩方は皆一級呪術師並のつよつよデザイナーばかりです。そのため、テクニカルなことはもちろん、ちょっとした質問をした場合でも「その要望はユーザーさんからもよく頂くけど、要望そのままの機能を実装しても、誰も使ってくれないことがこれまでの経験上多いんだよね」といったような形で、経験しないとできない知識を教えてもらうことができます。デザインについて体系的に学んだことがない自分にとっては、デザイン系大学出身の先輩/そうでない先輩の両方の視点からデザインの学びを得ることができるのはありがたいです。
さらに、社内に在籍する全デザイナーの実績がまとまったAll Designers Portfolioというものがあり、適材適所が可視化されています。そのため誰に質問するのがベストなのか迷うことはありません。

また、現在は一時見合わせていますが、新卒はデザインスクールへの留学海外オフィスにて勤務できる制度があります。

他にも、クックパッドにはこれまたつよつよエンジニアの方がたくさんいるので、ちょっとした技術に関する質問でも皆親切に教えてもらえます(つよつよエンジニアにこんなこと聞いてごめんなさい!レベルでもめっちゃ親切!)。

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逆に、こんな人は向いてないかもしれません...

1. ゆっくり与えてもらった仕事をこなして成長したい

クックパッドでは研修期間が2週間と、他社と比較しても短いと思います。そのため、必要最低限の知識を身につけてからは「自分で動いて知識・能力を身につける」学びが主になります。「数ヶ月〜1年かけて研修で基礎からしっかり学びたい」、「自分がヤバそうなときは周りから声をかけてほしい」、「与えてもらった仕事をがむしゃらにこなして成長したい」といった方には合わないと思います。

しかし上述の通りクックパッドではオープンな空気感なので、「自分から行動を起こして学ぶ」、「助けて欲しいときはちゃんと伝える」ことのできる、自走力があるような人にとってはぴったりな環境だと思います。

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職種関係なく相談に乗ってもらったりしてます


2. 生活習慣はブレがち

現在クックパッドでは働き方として、フルフレックス制となっています。これはすなわち「いつ働いてもよい」ということなので、自分を律することができないと生活習慣が終わります💀 昨日夜ふかししちゃったし昼から出社しよう...という生活に慣れると一般的なヒトの生活ができなくなりますね。あくまでも個人の問題ですが、起きる強い理由がないとダラダラしちゃう...。なんて方には向かないと思います。


3. 企業や組織を相手とした大きいサービスに関わりたい!

クックパッドではレシピサービスをはじめ、ほとんどが一般消費者の方を対象としたサービスを取り扱っています(BtoBも扱っていないことはないですが)。そのため、企業や組織を相手とした大きいサービスに関わりたい!という方にはおすすめしません。
クックパッドでは高頻度で定期的にユーザーインタビューを行う機会があるくらいどっぷりCtoCな会社なので、一般消費者(我々はつくり手と呼んでいます)同士をつなげるプラットフォームをつくろうとしているので、そういったサービス開発がしたい方向きだと思います。

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オフィスから見た横浜の景色はステキ🛳

4. UIデザインをとにかくやりたい

クックパッドのデザイナーは、課題の発見からその解決方法を考え、デザインで具現化しユーザーさんに届けるまでの広い範囲(UXからUIまで)でのスキルが求められます。そのため、基本的に新卒デザイナーもそういった幅広いスキルの醸成を行っていくことになります。
なので、UIデザインのスキルだけを徹底的に磨きたい!みたいな職人志向の方には向かないかもしれません。一方で、上流から最後までサービス開発に関わりたい!という課題解決志向の方には超おすすめです👍


まとめ

以上、クックパッドに新卒入社して良かったこと(&こんな人には向いていないかも)でした。向き・不向きな会社は誰しもあると思いますが、クックパッドは以上のような雰囲気が合う方にはとても良い環境だと思います。とは言っても入社して1ヶ月ちょいで感じたことなので、またこれから他にも感じたことがあれば発信していければと思います。

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【おまけ】これを見て、どこかに応募したいけど、ポートフォリオどうしよう...まだ完成していない...と思ったそこのアナタ!ポートフォリオ作成のコツをまとめましたので、こちらもぜひ見ていただけると嬉しいです👏


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