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ヨガ・ピラティスのインストラクターになる人たちへ②

こんにちは!ほさかです。今年もあとわずかですね。
年末だけあって、断捨離をしたり、大掃除、自宅のメンテナンスをしたり。気持ち良く新年を迎える準備をしています。

後々出てきますが、断捨離大事です。

さて、今回のシリーズ。前回は学び方を明確にしましょう!なんて話をまとめさせていただきました。

結論から言います。学びは好きなことをとことん学べば良い!
それに尽きます。
学びのモチベーションが上がらない場合は、モチベーションの高い方に会うのが一番だと思うし、そういうところにはそう言う人が集まってきます。

それは当然です。頑張って来た人は、頑張っている人にしかパスを出しませんからね。病院内だったら分かりませんが、病院外のいわゆる一般の方に寄り添うサービスでは当然のこと。こちらの信用を損ねるような方は送り込めません。容赦なく切り捨てます。誠意のある方にお願いしたい。それが責任です。

だからどんなに知識が薄かったとしても、誠意があって人間力のある方にパスを出し続けます(もちろんリスク管理は必須なのでそれ相応の方にしか出しませんが・・・)。

さて少し脱線しましたが、今回は学んだことのインプットの仕方【スキル】についてまとめさせていただきます。

紙媒体は必須?

 今どき紙媒体なんか使うのか?なんて思うかも知れませんが、私は使っています。
いわゆるキャンパスノートってやつです。昔から好きなんですよね。

・すぐに見直せる
・イラストでまとめることが可能

・矢印をたくさん入れて因果関係をまとめるのが楽
・思ったこと、閃いたことをすぐに記載できる

正直、スマホ一つで全て管理できるレベルですが、結局主軸になるワードや閃きは大体紙に残してあります。そこから派生させて、ボイスメモや動画をとって記録に残す。そんなサイクルでインプットしています。もちろんスマホなどですぐに撮影できる環境にあれば、思いついたエクササイズはすぐに撮影保存。そして極力インストラクション付きで保存します。

 インストラクション付きの方が細かい感覚も残せるので、ブツクサ言いながら継続するのが大事。良い感覚がスーッと入って来ます。

言葉に魂??**

 いや、そっち系ではありませんからね(笑)
 どういうことかと言うと、言葉に感情を添える癖をつけておくと結構インプットできます。例えば、◯◯エクササイズの時に◯◯筋を効かしましょう!だけではなく、背中の方までふわーーっと風船が広がる感覚で伸びてー!とか、小指と薬指でスーーッと天井をなぞる様に手を伸ばしましょう!みたいにキューイングには生きた感覚を入れることが伝わるポイントとなります。要は“魂”ってことです。練習中に感じたフレッシュな感覚をひたすらメモする。これがめちゃくちゃ大事で、これがインストラクションに生きるのではないかと感じています。

【響くインストラクション3原則!】

・言葉に抑揚がある(メリハリがあるからポイントが伝わる!)
・感覚に問いかける(イメージ、コンタクトする場所は明確に!)
・エコノミックキューイング(伝えすぎない、シンプルなキューイング)

※個人差ありですがw

 インストラクションにおいてこの3点はめちゃくちゃ大事なことだと日々感じています。効率よく学ぶためには、このインストラクションスキルをひたすら意識してインプットすると良い学びになると思います。

指導者養成講師の立場から

 どんな立場やねん!って思うかも知れませんが、、、。指導する立場からすると上記の響くインストラクション3原則はまさに指導スキルとして伝えているコアな部分です。多くのインストラクターの方が悩んでいる部分がまさにこの内容。言葉が出なかったり、何を伝えたら良いのか分からなかったり。または、喋りすぎて逆に伝わっていなかったり。いわゆる集中させてあげる“間”がない状況。その“間”の作り方について着目するのも良いインプットになります。

言葉の断捨離

 さて、冒頭にも出て来た“断捨離”。何を?そう。言葉を!
 ではどうやったら減らすことができるのか。具体的には、スタートポジションを的確に見せて指導します。これに尽きます。ほとんどの方が最初が雑だと結局、最後まで雑に終わってしまうことがあります。最初の入りが良ければ狙って使いたいところが上手く入っていきます。勿論、動きながら修正することもできますが、基本的には入り方が重要です。つまり、入り方に着目していくと良いインプットができます。これが雑な先生は、最後まで悶々と時が流れて指導が終わります。
 最初を的確に、動いている時はシンプルなキューイングを心掛ける。これ本当に、スッと頭に入って来ます。修正するポイントが減ります。エクササイズに入るまでのキューイングに着目するとシンプルな指導ができるようになると思います。

終わりに

 今回は運動指導におけるインプットの仕方(スキル)を具体的に、解説させていただきました。あくまでも個人の視点なので否定的な意見も多数あるかも知れません。当然、私もまた良いものが生まれて来るかも知れません。
 同じ様に困って来た仲間へ向けてのメッセージだと思って今回は共有させていただきました。多くのカラダを楽しむ専門家の方々が手を取り合って学べる・仕事をすることができる環境があるといいな。なんて思っています。
 今後ともよろしくお願いいたします。

ライタープロフィール

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保坂知宏(ホサカトモヒロ)
理学療法士、FRPMT &mentor、FRPKidsIR &mentor、RYT200Yoga IR
遊びを楽しむカラダの専門家。                                  Twitter:ホサカトモヒロ【カラダの専門家】 @tmhr720
Instagram:エクササズの共有と子育て情報を!@tmhr720
個人HP:TTやWSなどのご確認ができます! physio minerva


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