Daily Security Info - 2024/08/03
Tools
アンダーグラウンドフォーラムで販売されている新たな攻撃ツール
VPNやLDAPへの接続に成功したら、ネットワーク情報が収集できる
malware campaign
N/A
security report
N/A
cybercrime topics
RDWebからの初期アクセス販売がLockBitへの攻撃に利用
初期アクセスブローカーからランサムウェアグループは一般的な事例ですが、証拠付きのわかりやすい事例
日々のニュース要約
米国、TikTokが児童プライバシー保護法違反で訴訟
要約
米国司法省がTikTokと親会社ByteDanceを児童プライバシー保護法(COPPA)違反で訴訟
13歳未満の児童から親の同意なしに個人情報を収集
データ削除要求にも応じず、誤った情報を提供
保護者に適切な通知を行わなかったことを問題視
TikTokはこれに対して異議を唱え、改善を継続すると表明
IOCの列挙
IOC情報なし
推奨事項
児童の個人情報保護に対するコンプライアンスの強化
保護者への適切な通知とデータ削除の徹底
その他
なし
ChatGPTの推奨事項
児童の個人情報保護に対するコンプライアンスを徹底すること
偽のAIエディター広告がFacebookで情報窃取型マルウェアを配信
要約
Facebookの偽AIエディター広告がユーザーを騙し、情報窃取型マルウェアをインストール
攻撃者は正規のAIツールに似たサイトを作成し、被害者を誘導
被害者はITarianリモートデスクトップツールをダウンロードし、Lumma Stealerマルウェアが展開
マルウェアは資格情報、暗号通貨ウォレット、ブラウザデータを収集
IOCの列挙
IOC情報なし
推奨事項
多要素認証を有効にする
不審なリンクを確認する
フィッシング攻撃に注意
その他
なし
ChatGPTの推奨事項
多要素認証を有効にし、不審なリンクを確認すること
Cryptonator、ランサムウェアの支払いと盗まれた暗号通貨のロンダリングで摘発
要約
米国とドイツの法執行機関がCryptonatorのドメインを押収し、運営者のRoman Bossを起訴
Cryptonatorは2014年から2023年にかけて2億3500万ドル以上の不正資金を処理
ダークネット市場やランサムウェアキャンペーンに関連する取引が含まれる
Cryptonatorは適切なKYC対策を実施せず、違法活動を許容
IOCの列挙
IOC情報なし
推奨事項
違法取引防止のためKYC対策を強化
取引の監視と規制遵守を徹底
その他
なし
ChatGPTの推奨事項
違法取引防止のためKYC対策を強化し、規制遵守を徹底すること
DuckDuckGo、ポルノおよびギャンブルの検索結果によりインドネシアでブロック
要約
インドネシア政府は、DuckDuckGoがポルノとギャンブルに関する検索結果を表示するためアクセスをブロック
インドネシアは文化的および宗教的背景からこれらのコンテンツを禁止
Google検索は依然としてアクセス可能であり、自己検閲が行われている可能性やその規模からブロックの影響が大きすぎる可能性がある
政府は今後、無料VPNのブロックも計画
IOCの列挙
IOC情報なし
推奨事項
無料VPNの使用に注意し、自己検閲が行われている検索エンジンを利用
その他
なし
ChatGPTの推奨事項
無料VPNの使用に注意し、公式チャネルを通じてコンテンツにアクセスすること
CrowdStrike、世界規模のIT障害を巡り投資家に訴えられる
要約
2024年7月19日の障害でCrowdStrikeのFalconプラットフォームにより8,500,000台以上のWindowsデバイスがクラッシュ
障害により株価が38%下落し、投資家が訴訟を起こす
障害の原因は不完全なアップデートで、信頼性に関する誤った主張が訴訟の中心
IOCの列挙
IOC情報なし
推奨事項
アップデートの徹底的な検証を行う
障害対応計画の見直しと強化
その他
なし
ChatGPTの推奨事項
アップデートの徹底的な検証を行い、障害対応計画を見直すこと
新しいWindowsバックドアBITSLOTH、BITSを悪用しステルス通信を行う
https://thehackernews.com/2024/08/new-windows-backdoor-bitsloth-exploits.html
要約
BITSLOTHはWindowsのBackground Intelligent Transfer Service(BITS)をC2通信に利用する新しいバックドア
Elastic Security Labsが2024年6月に南米の政府機関を標的にした攻撃で発見
キーロギングやスクリーンキャプチャを含む35の機能を持ち、データ収集に使用
新しいバージョンでは、スケジューリングコンポーネントが追加、BITSLOTHが動作できる時刻を指定できるようになった
C2通信はHTTPやHTTPSが使われるが端末内ではBITSが用いられている。多くの組織が異常なBITSジョブを検出するのに苦労しているため、この機能は効果的。
中国語のログ関数や文字列が発見され、中国の関与が疑われる
IOCの列挙
flengine[.]dll,ファイル名,知られていない,BITSLOTHマルウェア,NA
推奨事項
セキュリティ監視の強化
BITSトラフィックの監視
正当なソフトウェアからのDLLサイドローディングの検査
その他
攻撃者の情報:中国の可能性
ChatGPTの推奨事項
BITSトラフィックの監視を強化し、疑わしい活動を早期に検出すること
より毒性の高いランサムウェアブランドが単独オペレーターを育成
要約
ランサムウェアのブランドが高度に専門化され、個人のハッカーが簡単に利用できるように
Covewareが調査したところ、4月から6月にかけて同社が監視したランサムウェア攻撃の10%が単独犯によるもので、急増している
サイバー犯罪者は、パートナーシップなしでランサムウェアを展開し、利益を得るために単独で活動
近年、ランサムウェアアズサービス(RaaS)の台頭とともに様々なイノベーションが生まれ、アフィリエイトとして様々なアクターがランサムウェア攻撃に参加
4-6月は36%の被害者が身代金を支払い、1-3月の28%から増加した。また、身代金の支払いをした企業の43%は、窃取したデータの削除を目的とする、データ流出への対応のみで支払いを行った
Covewareによれば、攻撃が最も多かったのはAkiraであり、次いで単独犯が多かった。Black Basta、BlackSuit、LockBit 3.0などがそれに続いた。
IOCの列挙
IOC情報なし
推奨事項
セキュリティ対策の定期的な見直し
ランサムウェア対策ソフトウェアの導入
多要素認証の導入と適用
その他
なし
ChatGPTの推奨事項
セキュリティ対策を定期的に見直し、多要素認証を導入すること
日本のインシデント事例
その他のメモ
N/A
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