徒然なるアナログ生活〜今日の1枚〜VOL.15 22.06.13
推しに課金する。
皆さんそんな経験はありますか?
私は昨日久しぶりに推しに課金しまくりました。酒という名の課金。推し事チェキ。はしゃぎすぎました。
結果ベロベロのゲロゲロ。二日酔いです。
週の始まり月曜日、いかがお過ごしでしょうか。
お元気ですか?
さてさて、遅くなりましたが本日もちゃんと書いていきますよっと。
推し事に絡めて、今日はコチラ。
Patti Smith/Horses
75年作。クイーンオブパンクの1st。
ニューヨークパンクシーンから現れた遅咲きの彗星。28歳でデビュー。
プロデュースは元ヴェルヴェッツのジョン・ケイル
ヴェルヴェッツのイズムをビシビシと感じつつも、さらにフィジカリティでアグレッシブ。
ゼムのカバーから始まる本作だが、ヴァン・モリソンをパンクにすることが出来たのは彼女だけだろう。
ややハスキーがかった歌声がセクシーに響く。
パンクとの相性の良さを発揮しながらも、ポップな瞬間も上手く入れ込んでおり、パンクでありながらポップスでもある。これは彼女の声の持つパワーに他ならず、ジョン・ケイルのサウンドプロダクションには脱帽するばかり。
8曲43分と後世のパンクからすると長く見えるが、その実、肉ぶくれ感は感じない。聴き応えはあるし、満足感はあるがしつこさは皆無。
ギターでテレヴィジョンのトム・ヴァーレインが参加していたり、のちにイギーポップと組むアイヴァン・クラールがベースを弾いていたり、パティ・スミス・グループの顔ぶれもまた個性的だ。
またジャケットのアートワークが良い。
内容はパンクなのに、その写真はAORのような佇まい。よもやこれがパンクアルバムとは誰も思わない。笑
ニューヨークパンクシーンからデビューした初めての女性であり、それでいて1stは大名盤。
出来すぎているストーリーではあるが、事実は小説よりも奇なり。
本盤はいつも行きつけココナッツディスク池袋店で購入。良く利用させてもらっていて、まさに推しのお店である。
入荷したとの情報からしばらく経ってからだったが、無事に購入出来た。
欲しいものが欲しいタイミングで揃う。
そう、それが我が推しの理由。
小さなお店だが、夢も希望も発見も詰まっている素敵なお店。是非1度足を運んで見て欲しい。
コレクターズの古市コータローさんもまた行きつけにしているお店だ。
二日酔いの中で、なんとか書き上げたらこんな時間。今日はこの辺で御容赦下さい…
パンクを愛し、ハチャメチャやった学生の頃と同じに飲んだら年齢を感じました…w
それではまた明日お会いしましょう。