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流れゆく師走

先日、初雪を用事で行ってた京都で見ました。
一時期よく乗ってた市営バスに久しぶりに乗って、見慣れた景色を懐かしく眺めていると、感情までその時に戻っていくようで、不思議な気持ちになりました。


HPの作成や、それに伴ってお店の写真を撮ってもらうことになったりで、店の説明を言語化する機会が重なったのもあって、改めて自分がこの場所に立つ意味や理由を振り返ってたんです。
頭の中ではいつも考えていることでも、文章に起こしてみると意外な発見があるもんで。

私は、「伝わる」ことに少しこだわりがあるみたいです。「伝える」では、話し相手だったり読み手だったりとコミュニケーションを深めるのに1歩足りない気がしてしまう。自己満足というか。
一語一句、相手に理解されやすいものかどうか気になって、文章を書くのにかなりの時間を要します。その割にLINEとかは誤字脱字がすごいのは何故。

ほんと言葉とか会話って単語を多用する癖。まぁそれくらい重要なんだろってことなんですが。願いや想いは、あまりにうるさいと胡散くさくなりそうなので取り扱い注意です。

だいぶ文章を書くのも慣れて来たというか、特に人の目が気にならなくなって来たというか、図太くなって来たというか。どん底と諦めと、何百万回も内観しまくる一年だったからこそ、思考が筋トレみたいに鍛えられてブレにくくなったように思います。これは副産物であります。

やっぱり、大切に思う人には、それなりの言葉を選んで渡さねば。
好きな人たちと創る時間を、これからもっと増やしていけるように。
私が持つ小さな小さな誠実さは、言葉によるものであると知らされる一年でした。
そこでやっていくんだなぁと。


総括的感想、ちょっとメモしておきたくて散文失礼。
今年もありがとうございました。良いお年を。

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