2025年第1回演技力を高める勉強会in演技部屋
おつかれさまです。小柳です。
1月9日(木)に檜尾健太さんが主宰する演技部屋のオンライン勉強会に参加させて頂きました。
演技部屋のメンバーだけではなく、誰でも参加できるようにご配慮下さったので、とてもありがたいですね。
さてさて、勉強会の内容を振り返っておきます。
感想を書いてくれた参加者の声もシェア。
ずっと言い続けてるアウトプットもやる人とやらない人がいて、やらない選択肢をとる人の伸び率の低さ。
周りと大分差がついてますが大丈夫?
それでは書いていきます。
※この記事は3分で読めるので参加した方も、していない方もお読み頂けますと幸いです。
2025年第1回演技力を高める勉強会in演技部屋
今回は内容について思ったことを書くつもりは全くありません。
以前にも質疑応答をメインにした勉強会を何度か開いたことがあるのですが、質疑応答をメインにすると参加者がとても少なくなります。
(ただ人気がないだけという可能性もありますがw)
この理由わかる人いますか?
何を質問していいかわからない。
これがほとんどだと思います。
たぶん今回参加した人も同じ思考を持っているはずです。
誰かの意見を参考にしよう
参加すれば何か面白い情報が得られるのではないか?
みんな参加するから出なきゃ
参加しないとやる気が伝わらない
顔見せ、新年のあいさつをしよう
人に頼ったり、任せたりしていれば成長の伸びしろはとても低い。
演技のレッスンもそうです。
昨年何度かワークショップをやったり、練習を見に行って思ったのは、自分で考えていない人が多いということ。
基本として、
やりかたがわからなくてできない
教えてもらう
やってみるけど上手くできない
フィードバックをもらう。修正する
できる
こうならないといけない。
でもずっと3を繰り返している。
これがなぜか?
って考えましたか?
残念だなぁと思います。
やれることがわからない思考停止時間をつくるな
今自分にできることがわかりません。
そうなるとどうなるか?
ボーっとするしかないですね。
何かを聞いてるふり。
メモをとるだけの時間。
メモを見返すならまだしも書いたメモは一生見ません。
目の前の物事に対して、休憩時間以外にやれることがないという時間をつくるべきではない。
僕は助手にやれることがない時間をつくるな、やれることを考えろと口酸っぱく言います。
何かの打ち合わせに参加しても、新人は基本やれることがほとんどないんですよ。打ち合わせはメインの方々の意見で進んでいくので、聞いていることしかできない。
こうなった時に、どうやって聞くべきだと思いますか?
一生懸命に聞くを選択した方は残念ながら、あと一歩です。
聞きたくても聞く耳を持ってなかったら聞けないのです。
なので、聞ける状態まで自分を成長させる必要がある。
いい耳をもつ。
準備が9割、本番は1割
作品をつくるときに撮影が始まってから、あたふたしてると終わったなと感じます。
準備ができていない作品は、撮影が上手くいきません。
どんなものでもそうです。
なので沢山の準備を時間をかけてやります。
みなさんがどう思ってるのかわかりませんが、勉強会をやるってなったときに僕も同じように準備をします。
こんな質問をされるだろうな、調べておこう。誰が参加するのかな?参加者の情報を調べておこう。みんなが知りたいことってなんだろうな?
なにもやらずにしゃべりたいことを喋っていると思ってる方もいるかもしれませんが、そうではない。
主催してくれたけんたさんは、参加者のリストを細かく作ってくださり、勉強会を開催するために時間の調整や、SNSの告知も、開催の時間、内容を盛り上げる事前告知の回数に至るまで自分の時間を削って準備してくれている。
準備のやり方がわからない、できない。これは言い訳でしかない。誰のために何のために必要な時間なんでしょうか?
準備ができないやつに未来はない。
message
最近はハラスメントのことで言いにくい、優しい言葉を使う時代になってきました。
語彙力を上げると似たような意味に変換し伝えることで本当の意味を隠すことができる。
そろそろ気づこうよ。
天然って言われるとおっとりしててかわいいとか?
いやいや違うでしょ。
伸びしろがある。
伸びしろがあってもやらないなら意味がない。
やらないだけでしょ?
オリジナリティ、個人の魅力がありますね。
そのほとんどが、誰にも響かないもの。
意味のないオリジナリティは不思議ちゃん。
行動力がありますね。
本当にあればいいですが、ただ興味があるだけで続けられないやつがほとんど。行動力の意味を履き違えてる。
日本の人口で1000万円稼ぐ人が5%と統計がでています。
100人に5人。20人に1人。
気付ける人が同じく5%だとしたら、あなたはどちら側でしょうか?
質疑応答の会をすると質問をした人に合わせて回答の調整をいつもしています。
こういう会のほとんどが「正解を求める」質問だからです。
正解を求める質問というのは、質問した人が言って欲しい答えを求めることです。なので、質問をしているのに答えが決まっているもの。
こういった質問が来た時は、その人が欲しいと思っている答えをそのまま返します。なぜかというと、答えがないものなのに答えてほしいという質問だからです。
気持ちよくモチベーションを上げてもらえたらそれ以上にあげられるものはないからです。
もっと簡単に言うと適当に答えています。
その程度の質問だからです。
失礼な奴だと思うかもしれませんが、その程度の質問をする方が失礼だと思っているので仕方ないです。
相手が是枝監督でも同じ質問をしますか?川村元気さんでも同じ質問をしますか?いやいや相手がそれだけ大物ならもっとちゃんと質問を考えますよ。ってことですよね?
それって失礼な質問じゃないんですか?
相手のことを甘く見すぎなんですよ。
全部わかってやってます。
それくらい差がある。
だからもっと聞かなきゃいけないことが沢山ある。
次回開催を楽しみにしています!
基準を上げて、自分と向き合う。
一歩前へ。