【レースレポート】JCRC legacy WRロード 第4戦 男子ロードA 優勝
久々のロードレースはJCRC legacy 第4戦 群馬CSC。1か月後にあるツールドおきなわに向けてレース強度で長い距離を走りたいと思い、150kmの男子ロードAにエントリー。
…したけどエントリー数が少なく102kmの男子ロードBと102kmを混走に変更💦
機材
フレーム:TREK Emonda SLR DISC 58
コンポ:Shimano DURA‐ACE 9200
クランク:DURA-ACE 9200‐P 175㎜ 54-40
スプロケ:DURA-ACE 12s 11‐30
ホイール:bontrager RSL37
タイヤ:PIRELLI Pzero Race SL TLR 28c
チェーンオイル:EXLUB
サドル:Bontrager Aeolus Pro
最近はPIRELLI Pzero Race SL TLR 28cを試しているのと、サドルがMontrose Pro → Aeolus Proへ変更している。サドルはAeolusの方がしっくり来ている。
補給
補給はFlyボトル750㎖を2本。BCAA+パラチノース。秩父宮杯でやらかしたので、気温も考えて一本で行けるかと思ったけど、ダブルボトルで。背中のフラスクにジェル4つ分。あとはいつものセイコマの芋蒸ようかんを2つ。
ウォーミングアップ
長いレースなので特にローラーなどでウォーミングアップなどはせず、コース試走で十分かなと。
8:55スタート予定だけど、前のレースが押していて8:50頃から試走がスタート。寒いのでレッグウォーマーやジャケットを着用してコース外で少し走った後、コースを一周。初めてなので入念に路面状況を確認。
いつも通り、調子は分からんw 1周走ってジャケットやウォーマーを外して30分遅れでスタート。
スタート
男子ロードAが最前列。10人ほど。男子ロードBと一応分けて整列してローリングスタート。殺伐とした雰囲気は特になく、リアルスタートまでそれ程バタバタせず。
リアルスタート
下り右ヘアピンを曲がり切って断続的なリアルスタート。ファーストアタックなど特になく、ガチャガチャはしないけど、最初の心臓やぶりで集団の中にいるとフラフラする人も数人いて走りにくかったので、前々で走らなあかんな…と察知。それ以降は常時前方で展開。
ローテに入っているのはCOW GUNMAのマツシマくん、EMUの2人、まいぺーすの3人、麒麟山の坂大さん、L'ottimoのYAEさんなどが積極的に前で走っている。自分は群馬CSCが初めてなのでローテに入りながらも、いろいろと感じながら周回を重ねていく。数周走っているとコースも分かってきたし、集団で不安定な動きをするメンバーや、フィニッシュ地点を過ぎて右に曲がった後の下りの左カーブと右ヘアピンで下れないメンバーが分かってきたので、そのあたりを考えながらなるべくストレスなく走れるポジションをキープ。
毎周回、登りでCOWの松島君が速い。松島くんは登れるからマイペースで登ってるんだろうけど、徐々に人数も減ってるのかな~と後ろを見たらそうでもない。…と言っているうちに松島君を含めて3名(男子A1名、男子B2名)の逃げが出来る。4~5周目とかだったと思う。集団は容認。
1周で30秒ほどに開くが2周で1分30秒ほどに開く。このペースだとマズいなと思って集団をけん引するがなかなかローテがうまく回らず。でも4周くらい走っているとタイムギャップが1分20秒ほどに。また、逃げた3人から1人ドロップしてきて、また1人が30秒先に単独走しているのが見えた。あぁバラけたなと思って様子を見ながら走っていると、残り4周くらいだったか松島くんの脚も止まって集団が吸収。
まいぺーすの佐藤さんが視界に見える範囲で一人逃げの状態になってほどなく吸収でレースは振出しに戻って残り3周くらいだったと思う。振出しに戻ったのはいいが、それまで集団を牽くことが多かった分、同カテの他の方に比べて自分が疲労しているのは明白…。集団は30名は居なかったんじゃないかな。このままスプリントになっても危ないしズブズブになりそうなので、キツイ展開にして人数を絞りたいなと。
残り2周の心臓やぶりでアタック。レース中は感覚で登っていて、パワーは見てなかったけど、ログを見たら500w以上で踏んでいたみたい。この一発だけで先頭は自分を含めて5人に絞れた。メンバーを確認すると青キャップ(男子A)が3人、赤キャップ(男子B)が2人…。なんでぃ…。と思いながらいよいよラスト周回。
誰もアタックしないし、けん制っぽい動きになるしであまりペースが上がりそうにないので前を牽くことが多かった。心臓やぶりの手前で男子BのHANAWAの高校生がアタック。彼自身は自分の順位とは関係ないけど、個人的には男子Aで勝ちたいからそのままチェックに入って心臓やぶりのヘアピンで追いつく。この時点で4人だったかな。そこからも誰も牽かないから意地で前を引いて抜け出しにかかるがそんなキレのある脚もなく、ゴールの直線に向かう左カーブの登りで発射台に😢
まぁ、前目で積極的に動いたし、自分で仕掛けたし、レースを楽しめたし、OKか!…とか思いながらスプリントに入ると抜け出していた男子A、男子Bの2名が接触してゴールライン数メートル前で落車。自分がその脇を通過するときに2名がゴールラインを超えていないことを確認して「あら勝っちゃった⁉」といった棚ボタ勝利となりました。
総括
棚ボタ勝利をいった感じの優勝だったけど、積極的に前で展開して、ラスト2周の心臓やぶりで自分で仕掛けて勝ち逃げ集団を作って、何とか抜け出そうとゴールまで勝負できたのは良かったかなと。こういうことはやっぱりレースでしか経験できないからね。
沖縄に向けて102㎞のレースを経験できたのは良かった。ツールドふくしまが残念ながら中止となったから乗鞍、裏磐梯とヒルクライムレースが続いちゃって不安があったし、秩父宮杯はやらかしたし。
強度以外にもロードレースでしか経験できない感覚ってあるから、やはりレースを走ることの大切さを再確認。
機材に関してはPzero Race SLの感触がいい。今のところパンクもしていないし。GP5000TT TRも使ってみたいけど、その感じだとおきなわまでに焦って試してみるほどではないかなと思える感じ。