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食物について

 よく考えることを改めて言語化しようと思います。いや、もっと深層で言うと共感してほしいのですが。

  この世の中、飽和状態と言ってもいいほどたくさんの食物に囲まれています。食に対する探究心とは言い得て妙ですが、ほんとに調理法から食材までありとあらゆる物事があり、奥深いです。

  私事ではありますが大学4年間ずっと同じレストランの厨房でセコセコ働いていましたが、その時も想像より大変で、食材ごとの処理法や、それぞれに合う風味のことなど勉強ばかりの日々でした。

  自慢するほどではないですが、嫌いな食物もそこまで多くなく、食に対して割と好奇心旺盛な人間だからこその疑問かもしれないのですが、数ある食物の中でも、なぜそれを食べようと思った???というものが結構あるなと思うのです。

  例えば納豆とか、ホヤとか。もっと身近なもので言うとキノコとかもそうです。春の七草とか体のいい所属名?がありますが、ああいう野草とか山菜の類も意味がわかりません。

    なぜそれを口に入れようと思ったのか。そもそも納豆に至っては、絶対あったこと忘れて腐らせてるパターンなのに、なぜ確かめてそれを食用可と判断したのかが本当に分からなくて、ピラミッドの謎とかストーンヘンジとかより先にこっちを解明した方が良いのではないかと思っています。

  キノコも菌だし、それを知らなかったとしても腐りかけの木から生えてる毛羽立っていて、裏側に気色悪いヒダヒダついてるやつなんてどうやったって救えないのに、数ある選択肢の中でよりによって食べる判断をした最初の人間は、アーサー王より勇者だと思います。

  わたしは通学路に生えてた雑草食ったことがあるので、野草については批判しませんが、ゼンマイとかいう変なクルクル草は本当に意味がわかりません。
  森の中で無数にある草の中から、あれを食べることが出来ると判断した人間恐るべし。どう考えてもあれは漫画の恐竜の世界に生えてるやばい草なので。

 長くなりましたが、意外と身近にはまだまだなぜ食べようと思ったシリーズの食物がたくさんあります。
  普通に食べていますが、ちょっとした疑問を持つと、あれもこれも気になることばかりで楽しいです。
  皆さんも、これ食べられないだろというものを見つけたら積極的に食べてみて、食物の歴史に新たなページを記すファーストニンゲンになってみてはいかがでしょうか。


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