痔瘻の私がシートン法(Seton法)で手術するまでの過程と経過日記1(手術説明前)


扁桃腺切除の手術以来久々となった。
私は昔から万年切れ痔で大酒飲みだ。
毎日ハイボールを2~3リットル飲んでいる。
そんなこともあってか、痔瘻になってしまったのだ。
スペックは身長172.6cmで体重65kgの34歳だ。

ちなみに、肝臓はかなり強く直前の血液検査結果はこんな感じ。
ウコンを飲んでいるから二日酔いはしないが下痢は毎日だ。
体質的に脂分を受け付けず、生クリームや豚トロ、そして高級な国産牛も食べられず、安いオーストラリア産やアメリカ産の牛肉しか食べられない。

違和感を感じたのは7月末頃。
肛門付近に出来物が出来ている、かなり痛くて座っていられない。
当時の私の職業はコールセンターのオペレーターで座りっぱなしが8時間続く。
なお、会社の上層部と揉めて7月末で退職している。
今回は転職活動をしながらの手術となるのだ。

初めて病院を訪れたのは8月2日。昔から切れ痔でお世話になっている地元の名医、いやかなりの実力者であることは調べたら分かるが、病院名は医師の希望で伏せておく。
最初の受診では「痔瘻の可能性が高いが自然治癒することもあるので様子を観よう。」だった。
検査ではケツナアナにカメラを突っ込まれてエコー検査をされたり拡張する器具で広げられたり指を入れたれたりした。
何より辛いのは、トンネルの具合を調べるためか、助手の看護師さんに針で刺されること!
「痛い痛い痛い!!!」は無視して毎回2回はやられる。
手術ってこれより痛いのか?
肛門科と泌尿器科の診察は本当に痛い。別談ではあるが私は慢性前立腺炎も患っているが、それは別の話。
私は肛門開発をしていないし、当医師から長年の切れ痔で肛門がかなり狭くなっていると言われていた。

そして1か月後。
自然治癒を期待したが、結果はダメだった。
「手術するか?もう少し様子を見るか?」の問いかけに、即手術を選択。
事前調査でシートン法のことを知っていて、これは肛門括約筋に負担を与えない(肛門括約筋は切れると治らない)、そして肛門変形のような後遺症が少ないことを知っていた。
医師の説明前に「セトン法で。。」と言いかけたが「シートン法って言うのがあってね」と医師が話し始め私は空気と読んだ。
Seton法でシートン法って読むのか。。
私「シートン法は肛門括約筋にダメージがないと聞きましたが。」
名医「ないことはないよ。少なからずダメージはある。」
だが、私はこの名医の技術を信じることにした。

その日のうちに手術の説明日と手術日を決定した。
手術説明日は4日で手術日は11日だ。
私は就活の予定を組み合わせまくり、面接が決定済みの6社を全て手術前に入れ込んだ。
というか、医師が指定した日がちょうど全ての面接が終わる日だったのだ。
かなり需要のある先生なので手術日も限られている。

私は調べた。シートン法を。
出るわ出るわ。。。
結論は医師の技量による!ということを知った。
完治まで3~12か月。手術は10~30分だが、私の担当医は30分と言った。術後2週間は痛くて歩けない、そして膿みと出血で歩けない人が多いこと。しかし、人によっては術後直ぐに社会復帰している。
一先ず、面接決定済の会社とエージェント5社に事実を報告し、全社が受け入れてくれた。
前述のように私の担当医は地元の、いや資格と実績的にもかなりの名医で、そして専門医(これが大事で、ついでに手術を行う医師はダメ)だ。

就活の段取りを終えると、手術日まで毎日面接と言うハードな日程になったが、現時点で全ての面接準備は終わり、後は楽しくお話しするだけ。
2次面接以降のこと、配慮事項に関しても全て予想で伝えた。

色々と調べて分かったことは、本当に医師の技術によるということ。。
共通しているのは
術後2週間ほどは出血と膿があるのでナプキンか大人用オムツが必要。
術後2週間は動けない可能性がある。
麻酔が痛そう。。私は陥入爪の手術で足の親指に麻酔をしたがそれも痛かったし、私の内服薬のせいで大きな麻酔?ではなく局所麻酔になったこと。
シートン法を調べれば分かるが、ゴムを通すのがかなり痛い人もいる。しかし、痛くない人が大半だという意見も。このあたりから調べるのをやめた。

次回は4日の手術前説明の更新をする予定である。
陥入爪(ひょうそ)の手術記録は気が向けば。。

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