【完全攻略・読んでやれば受かります】「JSTQB FL」取得までに失敗した勉強法・効果があった勉強法
まいど、34歳未経験からQAエンジニアになったゆたろぐです。
テスト業界のの登竜門的な資格として有名なのが「JSTQB FL」。
先日受験し、無事合格できたので、
実践したことをここに残しておこうと思います。
読んで実践してみると
かなりの確率で合格できるはずです。
先にお伝えしておくと、
ぼくの勉強期間は2022年1月~12月までの12か月間に及びました。
というのも、
5月から転職が決まり、
プロジェクトリーダー的なことを任され、
11月末ごろまで忙しかったことなどが
重なり合間合間の勉強になっていたことが理由です。
本来3か月程度、
もっと言えば1か月程度で取得可能らしいので
期間は参考にできないと思います。
■失敗した勉強法
その①:初めにシラバスを何度も読んで理解しようとしたこと
「JSTQB FL」のシラバスから問題は出されますが、
未経験のド素人からすると
専門用語が多く、いや、専門用語しかないため
ハードルが高いです。
そんなものを読む作業は苦行でしかありません。
まずはそれぞれの説明に使われている用語を
理解できる状態にすることが先決です。
ぼくはこの苦行を3回繰り返し、
「これ違うな。続けると心折れるな。」と
感じたので基礎的な本や動画に切り替えて
全体把握と専門用語の意味がわかる状態を目指しました。
しかし、1回くらいは”読み切る”ことは大事だと思います。
その②:ノートに綺麗にまとめようとしたこと
勉強できない人がやりがちなのでしょうが、
ノートに綺麗にまとめることが目的になってしまい、
いまいち頭に入ってない経験ないでしょうか?
ぼくもノート一冊にまとめきることで
達成感はあったものの全く頭に入っていませんでした。
覚えるにあたっては
マインドマップの活用をオススメします。
〇〇テスト、〇〇テスト技法等
似たような言葉が多いので、
どのタイミングで使用される言葉なのかを
マインドマップで整理することで
少しずつ理解できます。
その③:できなすぎてヤバいと思い過ぎていたこと
勉強期間の初期、試験直前等に急に襲ってくる不安です。
自分で作りだしている単なる幻想でもありますが、
気を抜くとすぐにこれにやられます。
勉強も試験は結局メンタルです。
自分にはできると言い聞かせることが大事です。
実際、テス友で一問正解するだけでも
「おれってすごい!!」を口に出して言っていました。
※めちゃくちゃ変な奴ですが、
自信がない人は特にオススメです。
■効果的な勉強法
今からもう一度、「JSTQB FL」の勉強をするなら
下記の手順で最短のルートでやりたかったなと思います。
【勉強初期】基準:テス友の正解率40%を超えていない状態でやること
手順①:シラバスを1度読み切る
手順②:Youtube動画を見て全体像を把握する
オススメ動画:https://www.youtube.com/watch?v=gXejvU0uiAw
※上記内容をマインドマップをまとめる
手順③:初歩的なテストの本を読むこと
・知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト
・【この1冊でよくわかる】 ソフトウェアテストの教科書
手順④:テス友を繰り返す(10問・完全にランダム/毎日)
テス友:https://www.qbook.jp/info-testomo/
※間違った問題は気にせず、「おー、これも理解できてるすごいじゃん」と自画自賛する
【勉強後期】基準:テス友の正解率70%を超えていない状態でやること
手順⑤:テス友を間違った問題に絞る(10問・間違えた問題を優先/平日)
※間違った問題の章のシラバスを集中的に読む
手順⑥:テス友以外もやってみる
JSTQBテスト技術認定模擬試験:http://hp.vector.co.jp/authors/VA034778/shiken2022/JstqbExam/
※テス友の答えを覚え始めるころなので、”味変”です。
手順➆:テス友(20問・完全にランダム/土日)
手順⑧:ホワイトボックステストのコード問題対策
(※コードが読めず問題を捨てていたときに見つけた記事です)
参考記事:http://jstqbkaitaishinsyo.blog.jp/archives/2280124.html
【試験前】基準:テス友の正解率80%を超えていない状態でやること
手順⑨:テス友(40問・完全にランダム)
※間違った問題の章のシラバスを集中的に読む
これだけやればムキムキです、
かなり余裕で合格ライン!!
ぼくの性格上、
ゲームでボスを倒すときも
ギリギリで倒すより、
圧倒的余裕でボッコボコにするのが好きです。
実際ここまでやれば、
試験時間20分を見直しの時間に割くほど、
素早く回答できました。
■テス友と試験の違い
テス友と試験の違いは”長文問題”があるかないかです。
試験では、テスト技法の使い方の長文が出題されます。
それらはテス友では見たことがないくらい長い文章で出題されるため、
一瞬「え!?なに!?知らない!!」とパニックになります。
しかし、よく読むとデシジョンテーブルテストのことだったり、
境界値テストのことだったりと
よく読めば解ける問題ばかりです。
試験の内訳としては
テス友で出題される短い文章の問題が7割程度、
長文問題が3割程度出題されていた印象です。
実際ぼくの対策としては、
短い文章を素早く解き、
長文問題は一度読んでわからなければパス、
とりあえず40問解ききること。
その後わからなかった問題に戻り
ゆっくり時間を使って考えたことで
落ち着いて解くことができました。
ちなみに、
もう一度問題を見返しやすいように
右上にフラグを立てれるボタンがあります。
これはめちゃくちゃ重要な情報です。
分からないと思った時は
このフラグボタンを押して次に進みましょう。
40問解き終えた後にすばやく
振りえることができます。
■試験環境と受けてみて思うこと
試験会場は静かですが、
マウスのカチカチ音だけが
ちょっと緊張感をかもし出していました。
机に座ると下記が準備されていす。
ホワイトボード
ペン
ヘッドホン(周りの音シャットダウン用)
※後半耳痛くなってきたので外しました
スタートは自分のタイミングでできますが…
JSTQBは一度落ちると次回受験できるのが
3か月後というすごくいやなルールがあります。
また、3か月勉強しないといけない…
合格率は6割程度もあるのに…
逆にプレッシャーです。
だからまずは”深呼吸”。
焦らずに落ち着いて読めば
わからない問題はないです。
ぜひともがんばってください。
あなたが合格することをここから願っております!!
皆様の役に立てれば幸いです。
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