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オリンピック自転車ロードで優勝したカラパスのこれまでの経緯まとめ

超豪華な選手達が自分もよく走った道や住んでいた(住んでいる)町を通って行ったオリンピック自転車ロード。まだまだ興奮冷めやまないですが、タイトルのテーマで記事を書こうと思います。

自分は2015年あたりから見始めたまだまだ新参のものですが、有名なところで簡単にまとめていきたいと思います。

なぜこんな選手の経緯をまとめようと思ったのかというと、普通ならベストシュートとか素晴らしいプレー集とかあると思いますが、サイクルロードレースは正直派手なプレーってのがあまりないです。
それ以上に、選手同士の人間ドラマのスポーツなんです。
なので、プレーとしてでなく、出来事としてまとめていきます。

ちなみに以前には「サイクルロードレースの面白さを伝えたい」という記事も書いていますので、合わせて御覧ください!

それではいきましょう。

その1. 2020年ツール・ド・フランス第20ステージ

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タイトルだけでわかる人はわかるでしょう。

当時若干21歳の超若手のポガチャルという選手が、最後の最後でありえないほどの走りを見せて奇跡の大逆転した歴史的なレースです。

普通は強すぎるとヘイトが向けられヒール役になることが多いですが、それまで1位を維持していたログリッチという選手は人気が高くて、勝手ほしいと思われる選手の一人だと思います。
今思えば自分もいつの間にか当時はログリッチに勝手ほしいと願っていました。

しかし、大逆転、しかも21歳に、しかもスロベニアという小さい国の同郷に。

このインパクトでポガチャルという名前を世界に知らしめたことになりました。

画像の左のワイプに写っているチームメイトの顔が見てられない…彼らも世界一早くて1位とか3位とかの順位でゴールしてて、そのチームの中のリーダーを喜びの顔で迎え入れようとして、うちのチームは強いってなると思ってたのにとか…かってに想像しまた涙が…

この時カラパスは、山岳賞ってのを取れそうで平坦はすっごいゆっくり走って「流しのカラパス」とか言われつつ山で全力!それでも平坦も全部全力で走ったポガチャルに負けてるという…今思えばここからちょっと因縁持ちだった。

その2. それまで帝国とも言われた最強チームイネオスの何を使ってでも勝ちたいというアタック

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今年の2021年のツール・ド・フランスことです。(なんなら投稿日とオリンピックレースの1週間前くらい)
その1が2020年で、その年にチームイネオスの帝国時代は終わりか?と思われていたけど、自分はやっぱり強いイネオスが見たくて、信じていたんですね。

自分がサイクルロードレースを見始めたときももう最強で、近代的な科学的トレーニングだったり、データ収集だったり、ジャージがかっこよかったり、リーダーのフルームが超紳士でかっこよかったりで…

当時のリーダーは落車とかありつつでカラパスが努めており、彼が山で疲れたフリして協力せず、最後のゴール手前でためていた力を一気に出してアタック!

もう姑息ですね。レースで勝てないからイネオス時代終わったではなく、こんなやり方をしてまで勝たなきゃいけないってことで、自分はこの瞬間、イネオスまじで終わったって思いました。
ただ、そういった人間味が出て自分は逆に好きになりましたが笑

そうまでして勝たなきゃいけない相手ってのが、そう、ポガチャルですね。

ちなみにそうまでしたこのレース。あっけなくポガチャルに追い越され負けてました。

自転車レースっていうのはまぁそういうこともよくあって、ポガチャル自身もレース後のインタビューでカラパスがああいうことしてくることはわかっていたそう。

演技がばれないように山でサングラスまでしてたのに、バレるとこまで、なんていうか、小物感…

その3. そして東京オリンピックで「まさかのカラパス」

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カラパス勝った!

そう!右にいる3位の選手がポガチャル!(ちなみに2位がその1の画像の左ワイプの一人のワウト・ファンアールト選手)

姑息でなく、しっかり逃げで勝った!すごい!

サイクルロードレースは見れば見るほど因縁とか、チームに対する印象とか、期待とか出てくるから面白さ倍増です。

今回のオリンピックも因縁(歴史)の一つになっていくんだなぁと思うと今後のレースも楽しみです!

オリンピックで初めてみた方も是非これからのレースを見てみてください!

無観客なオリンピックを楽しむ方法の提案

聖地巡礼みたいなのどうだろう。

サイクルロードレースは聖地たくさんあっていいですね。他の競技も会場を開放する日を作って巡礼できるようにしてみてもいいかも。
オリンピックは開催時期だけじゃない!

リアルタイムで放映されないほどマイナースポーツの楽しみ方の提案

これだけで一つの記事にできそうなテーマだったけども、頭出し的に。

皆でそれぞれ楽しめる方法を自分達で作っていける世界観になれればなぁと思った。

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