【配信事例】人生2回目のライブ配信が、大ホールでプロの音楽コンサート!?
8/7に開催された「みんなのライブ配信発表会 Vol.4」では、3名の視聴者さんにライブ配信の事例を発表いただきました。今回はそのお一人、なつひこさんの発表内容をご紹介します。
「みんなのライブ配信発表会」について
2020年、ライブ配信が急激に広まった一方で、初めて間もない我々初心者は構成・スタイルに悩むことも多いと思います。このイベントは、お互いの事例をシェアすることで、ライブ配信の引き出しを増やすことが目的です。
一つだけ大事なことは「すごくなくてもいい」の気持ちです。配信は100現場100通りの配信があります。機材が沢山ある配信も、シンプルな配信も、それぞれの目的に合った形があります。一つ一つの事例をリスペクトして、そこから学ばせてもらいましょう!
配信の経緯
配信のきっかけは、地域の公共団体の方からライブ配信の相談を受けたこと。初めての配信ですがチャレンジした結果、無事に配信を終えることができました。
すると、終わった後に次の配信もあることが判明。しかも、大ホールでプロの音楽コンサートとのこと。機材も経験も予算も限られた状況でしたが、こちらも無事に配信を終えることができました。
今回の事例はこの時の配信です。
配信の様子
会場は500人規模のホールですが、無観客での実施でした。そのため、機材の配置については比較的自由度高く設置ができたようです。
内容はヴァイオリンとピアノのデュオコンサートです。アーカイブの19:03からは実際の音声も聞いていただくことができます^^
機材構成
当日の機材構成図がこちらです。
カメラ・音響の操作はプロに依頼し、そこから映像・音声を受ける形で配信を行いました。音声はカメラで受け取り、HDMI経由でスイッチャーに入力していたようです。
配信卓がこちら。非常に整理されていて素敵ですね。こちらで動画やテロップ、スイッチャーの操作などを行っていました。
また進行表も用意。スタッフ用、自分用で別のものを用意して、情報の整理をしていました。こういった表があると、当日も安心してオペレーションをすることができますよね。
現状の問題点、今後の課題
当日の課題としては、無観客ならではの進行や意思疎通のむずかしさや、モバイルモニターに映像が映らないトラブル、また司会者用の照明の必要性が紹介されていました。
また、その他にも非常に多くの学びがあったようです。音響面のレベル調整やテロップの切替方法、またクラシックに合ったスイッチングなど、現場ならではのノウハウが多数紹介されていました。
アーカイブ動画
イベントでは他にも様々なノウハウをご紹介いただきました。また、発表後には質問時間もあり、+αのお話も色々と伺うことができました。
ぜひより詳しい内容はアーカイブ動画をご覧いただければと思います。
10:30よりご覧ください