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10 僕のやりたいこと。


最近ゴールはなんなの?
やりたいことはなんなの?
そんなことをよく聞かれます。


よくよく考えるきっかけとなったので
文章まとめながら考えてみることにした。

そもそも「今の日本の暮らしは、本当にこのままでいいのか?」
そんな違和感を抱いたのが、僕がこの道を進み始めたきっかけだった。

✅ 食材のほとんどが輸入頼み
✅ 地元の職人や伝統技術が消えつつある
✅ 地方の空き家や耕作放棄地が増えている

気づけば、僕たちは「生きるために必要なもの」を、ほとんど外部に頼ってしまっている。
でも、日本にはもともと 「自分たちで生きる力」 があったはず。

そこで
“それを現代に合う形で取り戻したい。”
自給率を上げて各分野で自立できるように目指したい。
そんな思いで、 食・住・経済・自然の4つを地域で循環させる仕組みづくり に取り組んでいます。

① 食の自立 — 地元の食材で生きる仕組みをつくる

日本の食料自給率は、わずか 38%(2024年時点)。
本来なら、日本の土地だけでも十分に暮らしていけるはずなのに、現実は輸入に頼りっぱなし。

そこで、僕は 「地元の食材だけで完結する暮らし」 を目指して、以下の2つに取り組んでいる。
1. おにぎりカフェ(一宮)
• シンプルだけど、素材の良さがダイレクトに伝わるおにぎりを提供
• 地元の農家さんの食材を使い、地域の魅力を発信
2. シェア畑の運営
• 自分たちで作物を育て、できる限り地産地消の食生活を実現
• 都会の人も参加できるようにし、「食べること」の本質を体験してもらう
    ・姨捨の棚田の開墾プロジェクト

ゴール ➡ 「その土地で採れたもので食をまかなえる仕組み」をつくる

② 住まいの自立 — 空き家を活かし、自然と共に暮らす

都会に人が集中し、地方の空き家は年々増えている。
でも、それは 「価値がないから」じゃなく、「活かし方を知らないから」 だと思う。

そこで、僕は 古民家をリノベーションし、民泊(Airbnb)として活用 することで、
・地方に人が滞在するきっかけをつくる
・「不便=不自由」ではないことを体験してもらう
・伝統建築を活かした、新しい住まいの形を提案する

さらに、 ウッドデッキ事業 もこの考えに直結している。
僕がウッドデッキにこだわるのは、単なる「便利な空間」じゃなく、
「自然と人をつなぐ場所」 だと思っているからだ。

ゴール ➡ 「伝統的な建築×現代の暮らし」を融合させ、次世代に受け継ぐ

③ 経済の自立 — 伝統技術を現代に活かす

伝統工芸や職人の技術は、日本の宝だ。
でも、後継者不足や市場の縮小で、多くの技術が消えかけている。

「古いものをそのまま残す」ではなく、「現代のライフスタイルに合う形で残す」ことが大切。

そこで、職人と現代の暮らしをつなぐ 「縁-enisi-」 というコミュニティを立ち上げた。
ここでは、
・職人の技術を知る機会を作る
・伝統技術を活かした新しい商品を生み出す
・消費ではなく、「継承する」という考えを広める

ゴール ➡「職人の技が、普通の暮らしの中で当たり前に使われる世界」をつくる

④ 自然との共生 — 植物を育て、化学に頼らない暮らしを

都会化が進むほど、 「人が自然の一部である」 という感覚が失われつつある。

でも、僕は
✅ 農薬や化学肥料に頼らない農業
✅ 国産の木材を使ったウッドデッキや家具
✅ 日本の気候に合った植物の生産・販売

こうした取り組みを通じて、
「自然の中で生きる心地よさ」 を伝えたいと思っている。

化学物質や人工素材に囲まれた暮らしではなく、
子供たちが安心して育ち、次の世代に残せる環境をつくる。

ゴール ➡ 「自然を感じながら生きられる空間」を増やす

すべては、未来のために

これらの取り組みは バラバラに見えて、すべてつながっている。

✅ 地元の食材で暮らし(食)
✅ 空き家を活かして住み(住)
✅ 伝統技術を継承し(経済)
✅ 自然と共に生きる(自然)

「この地域で生きる力を取り戻すことができれば、どんな未来が待っているだろう?」

それを考えながら、一歩ずつ形にしている。

僕がやりたいのは、 「特別な人だけができる暮らし」ではなく、「誰でも実現できる暮らし」 を作ること。
そして、それが 日本のどこに行ってもできる未来 をつくること。

もし、少しでも共感してくれたら、ぜひ一緒に考えてほしい。
「自立した暮らし」って、本当はそんなに難しくないはずだから。

食・住・経済・自然をつなぎ、“生きる力”を取り戻すこと。そして自給率を上げて自立すること。

それがゴールなのもかもしれません💪

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