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そのトスって正解?

はいどうも逆張りオタクです。

今回記事にするかは悩んだけど
自分の考えの言語化、という意味で書いてみます。

もやもやとした気持ちがとまらず、何かに記しておきたい。
そういった意味での文章です。
見る方には不快に思われるかと思います。
このタイトルで嫌な思いをしそうだなという方はブラウザバックをお願いします。
自分自身も何が正解かは分かりません。








それでも良ければどうぞ


自分自身は九州で活動しており、県外遠征等もよくします。
地方の1店舗のスタッフでもあるのでそういう目線も含まれてます。

書くきっかけ


2022年の2月?辺りからの日本選手権、店舗予選から競技MTGを追いかけ続けて1年半以上経ちます。
今現在、九州でほとんどの県が2~3店舗しか予選開催出来る店舗しかなく
自分の周りでも権利が欲しい!っていうプレイヤーがとても多く
県外の店舗へ権利戦に出る人ばかりです。
その中で
「すでに権利は持ってるからトスするために出るわ」
というプレイヤーも出てきて
それが正解かどうかという疑問が湧いてきたので、一度文字に起こしてみようと思ったのがきっかけです。

なぜ、トスが正解かどうか考えるのか。

まずトスの目的から


「自分とよく遊ぶプレイヤー、一緒に遠征したいプレイヤーと共に次の予選に出たいから」
「権利欲しいと言ってるし、手に入れてほしいから」
という理由だとは思う。
自身が権利を獲得している場合
「権利獲得していないプレイヤーを倒してまでとは思わない」
自身が権利獲得しても次の大会に行けない場合
というケースもある。

自身に勝ってもプライズライン、ベスト8に目が無く、対戦相手のみ勝つことが意味ある状況もあって、トスすることもあるが今回は例外。

トスればいいじゃん。


トスは個人の勝手だし、とやかく言われる必要はない。
たしかに。
けど周りから見られる視線を気にしてみる。

・A君は権利獲得したくて、普段いかないお店に遠路はるばる行ってみた。
そこにいたほかの7人はお店の常連のような人たちだった。
試合は始まるも、自分以外の卓は早々に終わってるようで
Bさんという方が「トスありがとう」と言っていたのが聞こえた。
自分は2回戦でCさんという方に敗北して、権利獲得は残念ながら出来そうにない。
CさんとBさんとの決勝
Cさん「権利はもうあるから勝ちは譲るよ」とのことで決勝は行われず、Bさんの勝ちでBさんが権利を獲得した。

この時にAさんの気持ちを考えた時に
このお店に今後行くことはあるだろうか。
戦って、負けたのならまだ分かるが
自分に勝った人間がトスするために出場してるのだったら、自分にもトスしてくれよって思ってしまうかも。

「普段店に来ないようなやつのことまでいちいち考えないよ」
今後共に切磋琢磨出来る仲間になるかもしれないのに?
コミュニティに新しい風を吹かせてくれるかもしれないのに?
MTGという地方においては人口が少なく、貴重な存在。
今後大会を行った時に二度と行かないと思ったのなら
次の大会で、最低人数を超えられず、非開催になる可能性も。
足りない一人がその人だったら。

そうならないために権利戦は真剣勝負の場って雰囲気作りをしたい。

真剣に、平等に。

じゃあ権利獲得したら大会に出るなってこと?


トスる目的以外でいつもより高い参加費払って大会出るわけないじゃん。
たしかに。
現行のチャンピオンズカップは
「権利獲得者が再度権利獲得をした場合、その権利は繰り下がる」
というルールが存在している。
ゆえに、権利獲得者が最後まで勝ち続けても、新しく権利獲得出来る者はいる。
(上位〇人までしか繰り下がらない、という条件もあるため、上位全員が権利獲得者になると権利獲得者が出ない等もある)
上位プロモ等出るので、出る価値はある。

地方のお店だとギリギリでの開催もあったりして
権利獲得した人でも出てくれると大会もにぎやかになるし、お店側としてはうれしい。
非開催になると権利獲得できるプレイヤーも減ってしまうし、そのお店では次の開催は無くなる可能性もある。
そうなると地域でのMTGが縮小してしまい、自身のプレイ環境を維持も難しくなるかも。

だから出てください。お願いします。


非開催だけは・・・

その先へ。


今回のチャンピオンズカップは店舗予選の次はエリア予選。
店舗予選を抜けた強者との闘い。
開催地も飛び飛びで、遠出をしないといけない距離プレイヤーさんもたくさんいる。
つまりはお金が掛かるってことですね。
参加費も店舗予選よりお高め。

そんな会場にトスにまみれて抜けてしまったプレイヤーが通用するのでしょうか。
店舗予選というふるいにかけられ、純度の高いプレイヤーが集いやすい大会で、ギリギリのしのぎを削る戦いに最後の最後にモノを言うのは今までの経験だとは思います。
激しい戦いに、出費、時間のかかる戦いに通用するようにちゃんと戦う。
店舗予選でもトスせず、叩き落とすことも優しさではないでしょうか。
それでも権利の繰り下がりでも、獲得できるようであれば、それは実力のあるプレイヤーだと思います。
競技とは実力で叩き合う戦場です。
勝者は常に一人。そういう場だと私は思う。


試練を乗り越えた先の栄光へ。

システムというよりメンタル


自分自身TCGとは「メンタル、フィジカル共に必要なゲーム」と思っています。
長時間の思考、思考が続くと消耗は当たり前、長期戦に耐える体力。
過去の経験で抜けられる窮地もあるでしょう。
身内との戦いですら真剣に、本気で戦うことで本戦で通用するメンタルに鍛えられる。

あの時の緊張で得たタフな精神

自分自身は


自分も店舗予選の権利を獲得できず、エリア予選にも出られない経験
せっかく出たエリア予選、抜けられなかった経験。
そういった経験あります。

自分も権利が取れず、周りが権利獲得していたら焦るかもしれない。
ただ、権利が取れる事は当たり前ではない。
周りが取れているからと自分も取れるとも限らない。
競技ってそういうモノ。
取れなかった悔しさをバネに次の権利戦に挑む。
それくらいのメンタルは必要だと思う。

以前エリア予選でファイナルの権利獲得した方が感極まってるところを見たこともある。
それくらいの熱量は必要なんだと思った。

情熱は力、最後にモノを言う。

良い事もある。


今までトスに関して、否定的な意見を述べていたが
良い面もある。
一緒に遠征に行けたり、同じ経験が出来るプレイヤーが増えることは嬉しいこと。
店舗予選の次の舞台、エリア予選の舞台を知ることで、そのプレイヤー自身の成長に繋がることもある。
あの舞台でもう一度!というモチベーションで戦うことだってできる。
成功体験は得られないと物事は続かない。
そういった意味でもトスは良い事なのかも。

もう一度あの舞台へ。ラウンド2だ。

最後に

気になることが多くて、つい書いてしまいました。
否定的な意見が主になってしまったし、大変申し訳ない。
自分自身も権利取れず焦っていたら、身内にトスお願いするだろうなとも思う。
ただ、この文を書く以上は
「トス?いらんよ!戦おう!」
と言う覚悟をした上で書いてみます。

ではまた次回に。



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