単独で動作する、画像生成AIモデルの詳細情報をCivitaiから取得可能なアプリケーションを作りました。
概要
ugomotsu は、Civitaiの情報を基にモデル情報を作成するアプリケーションです。従って、Civitaiにないモデルは対象外となります。(HuggingFaceにのみ存在するモデルなどは対象に含まれません。ご注意ください。)
このアプリケーションはPythonで作成されていて、オープンソースです。
Windows用の実行ファイルが用意されています。
ver0.1/ver0.1.1はウィルスと誤認されてダウンロード出来ませんので0.1.2以降を利用してください
起動の仕方
設定画面を開く
アプリケーションをクリックして起動したら設定画面が開きます。
使い方の説明と、挙動の変更を設定する事が出来ます。
情報を取得する
方法は大まかに二つあります。モデルのファイルをドラッグアンドドロップするか、モデルのファイルに「ugomotsu」を関連付けるかです。
情報を取得する(ドラッグ&ドロップ)
ugomotsuの実行ファイル上に情報を取得したいモデルをドラッグし、ドロップします。
ugomotsuは指定されたファイルやフォルダを解析しモデルファイルを検出して処理します。複数のモデルやモデルファイルが含まれるフォルダをドロップすることで、一括してそれらを取得することも可能です。
情報を取得する(ファイルを関連付け)
モデルの拡張子(.safetensorsや.ckptなど)を右クリックして、ugomotsuを関連付けて実行することができます。モデルファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択してください。
※この例ではCherryPickerXLv30.safetensors
拡張子に関連付けされますので、同じ拡張子ならLoraでも取得できるようになります。
PCでアプリを選択する
PCでアプリを選択するugomotsuアプリを選択
関連付けが完了すると、モデルファイルをダブルクリックするだけでugomotsuが起動するようになり、情報収集を開始します。
設定項目について
どのようなファイルが作られるのか、私が作ったモデルの Cherry Picker XL を例に説明します。(参考までにCherry Picker XL 3.0はこちら)
サムネイルの作成
モデルファイルと同じフォルダにサムネイルを作成します。
インターネットショートカットの作成
モデルがあるフォルダにモデル名でフォルダを作成し、そこにcivitaiにあるモデルへのインターネットショートカットのリンクを作成します。
パーミッションファイルの作成
モデルのパーミッション情報を書き込んだファイルを作成します。
パーミッションとは許された権限の事です。
ファイルの中はモデルの禁止された行為が記載されています。
モデルの情報ファイルの作成
モデルの製作者や公開日、パーミッションなど一通りの情報を書き込んだファイルを作成します。
モデルのバージョン情報の作成
モデルフォルダの中にフォルダがバージョンごとに作成されます。
(モデルのファイル\モデルフォルダ\バージョンフォルダ)
モデルのバージョン情報が書き込まれています。
モデルの作例画像の作成
モデルの作例(サンプル)画像をダウンロードする設定です。
モデルによっては数MBのファイルをそれなりの数ダウンロードしますので、インターネット回線の帯域や保存容量を圧迫する場合があります。
モデル情報の取得
モデル情報の取得は自動で行われ、特に操作することはありません。
取得の様子