〈特集〉飯嶋流ロングライドの心得
こんにちは!サイクリング愛好会の飯嶋です!
今回は実家の埼玉~日本最北端の地、宗谷岬まで(走行距離→1367㎞)10日間で走破した経験を元に飯嶋流ロングライドの心得を伝授したいと思いますぅぅ!
〈機材編〉
まずは飯嶋がどんな自転車でこの旅に臨んだか紹介していきますゾイ!
フレーム→CADD12
ホイール→ゾンダ
ステム→Prime primavera
ハンドル→Prime primavera aero
シートポスト→中華カーボン笑
ペダル→SPD-SL アルテグラ
サイコン→ガーミンEdge830
使用バイクはこんな感じですね!
〈フレーム〉
フレームにはアルミでも振動吸収性に優れたCADD12!
ロードを始めたときから使ってる言わば相棒みたいなものです笑
このフレームはエントリーグレードのくせに重量や剛性感もミドルグレードカーボンに引けを取らない化け物です笑
流石カーボンキラー!!
〈ホイール〉
ホイールも振動吸収性に優れたゾンダ!!
普段はカーボンホイールを使っていて実際そっちの方が乗り心地よっかったんですけど、、、
①リムハイトが高くて横風に持っていかれる点
②雨天時の制動力低下
以上の2点からあえてゾンダにしました!
特に②は致命的ですね、、、
200㎞程度のブルべだったら十分に雨は避けられますが10日間も走るとなるとそうはいきません、、、
リムブレーキのカーボンは濡れるとほんとに止まらんのですよ( ;∀;)
その点アルミなら制動力は天候にそこまで左右されないですね!
また、ゾンダはスポークがステンレス製なので乗り心地がいいです!
1つ上のグレードのシャマルをロングライドで使ってる人も良く見受けますが、スポークがアルミ製なので剛性はあるものの乗り心地は悪くなってしまいます、、、
なので今回はゾンダをチョイスしました!
ちなみに僕が大尊敬しているM元幹事はPBPにレーシング3で出走し、完走していたのでそちらもオヌヌメです!!
基本的にレーシング3はゾンダより硬いと言われていますがその分よく走ります!
振動吸収性に優れたカーボンフレーム(TREK・ドマーネ、GUSTO・デューロ等)なら良い按配の剛性で乗れると思います!!
〈タイヤ〉
タイヤはコンチネンタルのgp5000にしました!
サイズは28cです!
転がり抵抗の低さでアジリストデューロとも迷ったんですけど対パン性能が怖かったんでコンチにしちゃいました笑
まぁ、旅の相棒はデューロで行って基本的にパンクしなかったんで結論はどっちでも大丈夫です👌
ゾンダの最適なサイズは25cなので多少無理やりではありますがわざわざワンサイズ大きくしたのには訳があるんですよ〜
理由は大きく分けて2つあるんですけど、
①乗り心地
②対パン性能の向上
です!
25cと比べると28cの方がタイヤの設置面積が大きくなるので乗り心地も良くなります!
また、空気圧も28cの方が入るので対パン性能も上がりますね〜
皆さん28cですと走行性能の低下する!って考えると思うんですけど案外そんな事ないですよ〜
むしろ平坦に関していえば28cの方がフィーリングはいいです😤
登りはお察しですけど笑
〈ステム・ハンドル・シートポスト〉
ステムとハンドルはPrime最上級カーボンモデルのprimavera!
特にハンドルは空力を意識してエアロのやつをセッティングしました!
普段からエアロハンドルを使っているのであまり上ハンドルを使わないですし海岸沿いを走ると風が強いのでかなり恩恵を受けることが出来ました😁
また、カーボンだと乗り心地が良くなります笑
シートポストも同じような理由でカーボンにしました!!
(ただ、ケチって中華品を使ったので後半戦異音が半端なかったです笑)
〈サイコン〉
サイコンはガーミンのEdge830をチョイスしました!
正直、自分の持ってるガーミンは駆動時間が短いので(バッテリーが逝ってます☆)レザインMEGA XL(駆動時間バカ長い奴)と悩みましたが今回は1日最大200㎞程度しか走らないのでギリギリもつかなぁ~と考えて結局持ってきませんでした笑(実際耐えた)
あとガーミンは値段が高いだけあって地図の精度が高く、Clime pro等のアシスト機能も充実しているので、使いやすいです( ´∀` )
まぁ、機材は総じて乗り心地重視でセッティングしました!
〈バイクパッキング編〉
機材の紹介も終わったんで次はパッキングについて紹介しようと思います!
サドルバック→トピークバックローダー10L
トップチューブバック→ボントレガー
フロントポーチ→R250
リュック→中華の自転車用の奴笑
〈サドルバック〉
自分の中で長旅のサドルバックはバックローダー一択ですね笑
うちのサークルにはほかにもゴリックスやR250を使ってる人もいますが、トピークの方が圧縮袋もついてくるので収納がすごい楽です笑
ちなみに自分は10Lのサイズを選びました!
世の中には「大は小を兼ねる」という言葉がありますがサドルバックに関してはその限りではありません、、、
一番大きい15Lのモデルですとフレームサイズが小さい人はホイールと干渉してしまってそもそも使えないという事態が発生してしまいます😭
まぁ10Lだと多少足りない部分があるので荷物を厳選する必要があるんですけどね、、、
〈トップチューブバック〉
トップチューブバックは使えれば何でもいいと思います!
一応自分はボントレガーのトップチューブバックを使っています!
正直、Amazonとかで売ってる中華の安いやつでも普通に使えます!
ただ、ボントレガーのトップチューブバックは防水性がかなり高く、足に干渉しにくいので自分はこっちにしました!
〈フロントポーチ〉
これはあったら便利レベルなので正直なくても大丈夫です笑
自分は中に補給食を入れて走行中に食べてましたよ~
他にもハンドルバックやフレームバックを使用している人もいますが自分は少しでもバイク重量を減らしたかったので以上のようなパッキングにしました!
〈荷物〉
次は自分がどの様な荷物を持っていったか紹介します😤
・サイクルジャージ×2
・インナー×2
・グローブ×2
・私服兼寝巻×1
・パンツ×2
・タオル×3
・靴下×3
・カッパ
・洗濯ネット
・洗剤
・チューブ×3
・携帯ポンプ
・サングラス
まぁサイジャは2着あれば十分です!
毎日洗濯しても一晩あれば乾きますしね笑
カッパは本当に必需品です!
(マジでカッパもって行って命拾いしました笑)
10日間も走ると雨は避けられないです、、
雨の中カッパなしで走ると体が冷えて体力がごっそり持ってかれるので旅ライドの時は必ず持っていくようにしましょう!
ちなみに寒い時はウィンブレ代わりになります笑
自分はこの装備で10日間走り切りました!
〈走り方編〉
ここまで、機材・バイクパッキングについて紹介してきたので今度は自分がどういう風に走っているのか紹介します😤
初心者でも補給スポット・食べ物などを意識すれば100Km、200㎞走れるのでここは必見です!
〈補給スポット〉
これに関してはその人の実力によって補給(休憩)間隔は違ってくると思いますが、自分は30㎞に1度小休憩(10分)、60~80Km程度に1度大休憩(30~45分)をとるようにしてます!
ロングライドで無理をすると後半戦に響きますので適切なタイミングで補給しましょう!
〈食べ物〉
運動するとつい揚げ物を食べたくなっちゃいますよね、、、
でも、ロングライドでは禁物です!
揚げ物は消化に悪くエネルギーになりにくいです!
取りすぎると後半結構体力なくなっちゃうんですよね、、(経験談)
なので、消化に良いおにぎり(炭水化物)・ようかん等を食べるようにしましょう!
特にようかんは食べるとすぐ足が復活するので超おススメです笑
〈無理をしない〉
これが1番大事ですね、、、
今回自分が行ったような長期間に及ぶエクストリームライドでは一歩間違えれば命に関わります!
出走中に激しい雨が降りはじめた・夜中に山を越えなければならない等々色々な状況が考えられます、、
そもそも、そのような状況に陥らないような計画作りが重要ですが、少しでも限界を感じたらDNF(途中リタイア)しましょう!
〈最後に〉
以上が自分のロングライドの心得です!
もちろん人によって考え方は違うと思いますので、有識者の方はご意見があれば飯嶋までお願いします!
報告担当、飯嶋