経営者は何からでも学ぶ〜マンガ編③〜
みなさん、おはようございます!
本日も名作漫画から学ぶシリーズで、雷句誠先生の『金色のガッシュ』(少年サンデーコミックス)を題材にします。
この物語は、天才的な頭脳ゆえにクラスメイトから疎まれ孤立して人との関わりを避けていた中学生「清麿」と、魔界で千年に一度行われる、王を決める魔物の子の戦いによって人間界にやってきた少年「ガッシュ」が、より良い魔界を作るためにタッグを組んで戦い成長するお話です。
魔物の子は100人で、戦いに敗れると魔界に強制送還されるという仕組みになっています。
魔物の子はそれぞれが能力や体力なども違いますが、人間界で魔術を使うにはタッグを組んだ人間が魔術の本を持って呪文を唱えることが必要となるため、戦いにおいて意識を合わせ、呼吸を合わせて一心同体になる必要があります。
魔物の力は強くとも人間が堕落していたり邪悪な心を持っていることで敗退していくもの、力は弱くとも人間のサポートやフォローによって勝ち進み、一緒に心身ともに鍛え上げていく子もいて、まさに「バディシップ」としてどれだけお互いが勝利や成長にコミットしているかが勝敗を分けてきます。
僕は作品の中でも、最初から優勝候補で非常に強い「ブラゴ」という魔物が、タッグを組んだ「シェリー」のことを最初は自分の術を使わせるための道具くらいにしか思っていなかったところから、シェリーの確固たる決意、不屈の精神に触れ続けて変化し、尊敬し合うことでより最強へと近づいていくところが熱いです。
そして最後に主人公ガッシュと王の決定戦で戦い、本当に僅差で敗れて魔界に帰る時に行った一言が非常に胸にきます!
お前がパートナーで…オレは幸せだった
強敵との戦い、日々の信念のぶつかり合い、お互いに勝利をもぎ取る中で紡がれた非常に強い絆をシンプルに伝えた言葉で、この一言が心底言える関係はとても素敵だと想います。
僕も経営者としてバディシップを組んで仕事をしている仲間がいますが、お互いが上記の言葉を心から言えるような関係になるべく、自分を磨き、相手を引き上げて日々邁進していきます!