デルタブルース、ウナギ。
デルタブルースは途方もありません。
理由は"デルタ"だからです。
今回のレコードは半分は見たことも聴いたことも、想像したこともない人たち。そこに興味をそそられての購入でした。
ボーイフラーなどのアトランタブルースに見られるアパラチアンスタイルギターのコード進行の多くは
C /A7 /D7 G7 /C /
C /C7 /F /F♯dim /
C /A7 /D7 G7 /C A7/D7 G7/C
みたいな少しポップで軽快なものが主流です。
打って変わってミシシッピデルタブルースのローカルサイドのギターは一体どうやって弾いているのか不明なところが多く、どうやっても掴めないウナギを相手にしているような気持ちになります。
「ぬぅ、ちょっとやそっとじゃ真似できない世界だな。。聴いても楽しい感じはしないし、粘り気と湿気が途方もないなぁ。でも想像力を掻き立てられるのは楽しい。。」
となります。
みなさんもぜひデルタブルースの世界に足を踏み入れてみてはどうでしょうか。