【ルーニー・テューンズ大暴れ】『スペース・プレイヤーズ』【ワーナーブラザーズ名作映画大集合】/実写だけどアニメ・コメディ・スポーツ映画

〇実在するプロバスケ選手が主役

　スペース・プレイヤーズは、実在するプロバスケット選手のレブロン・ジェームズ選手が息子を救うために、ワーナーブラザーズの映画世界が存在するデータベースの電脳世界で名キャラクターたちを集めてバスケチームを作り悪に挑むというアニメーション・スポーツ・コメディ・実写映画です。
　この映画は1996年に公開された「スペース・ジャム」という映画の続編です。スペース・ジャムでは、マイケル・ジョーダン選手が本人役を演じていました。

　スペース・プレイヤーズの予告を見た瞬間めちゃくちゃ見たい！　と思ったんですが、機会を逸してしまって泣く泣く見送っていたのですが…。
　なんとネットフリックスで公開されていたので、ついに見ることができました。

〇シュガーラッシュの世界観に近い

　まず世界観の構築がとても良い。すごく我々の世界に近いけど、技術力が若干高い世界を舞台にしています。VR、AR技術でオリジナルのゲームを作るレブロン選手の息子が、なんやかんやあってワーナーブラザーズ本社のサーバーでワーナーブラザーズが取り扱う数々の映画のワールドが存在する宇宙（データベース）に閉じ込められるという絶対にあり得ない強引な流れがありましたが、色々な作品を観ている私は「まあ、こういうこともあるよね」という感覚で流せました。

　バスケ対決で勝利して息子を救うために、仲間を集めることになったレブロン選手がワーナーブラザーズの映画世界を旅をすることになるという流れになっています。
　世界観がシュガーラッシュやキングダムハーツのように色々なWB映画世界が存在する一つの宇宙空間のようになっているので、様々な世界を実写とアニメキャラが入り混じる展開もあってめちゃくちゃ楽しかったです。
　アメコミ、ファンタジー、SF、ホラーもういろんな名作が勢ぞろいで大興奮！

〇ルーニー・テューンズ大暴れ！

　特筆すべきはルーニー・テューンズ！　彼らを再びこの時代にがっつり見られるとは！　めちゃくちゃ楽しかった！
　もうルーニー・テューンズをがっつり見られることだけでも大きな価値があります！　灰色のウサギでおなじみバックス・バニーをはじめとするトゥーンキャラたちを見れる嬉しさよ！　ローラ・バニーが頼れるお姉さんという感じで良い。

　それだけでも大満足なのに、そことそこがコラボするの！？　というパロディ、コメディの情報量が多くて爆笑の連続で飽きない！
　ずっと笑っていられる！

　幼いころ見ていた映画館は上映前にルーニー・テューンズたちが大暴れして開幕するワーナー・ブラザーズのアニメーションで始まっていたので、その当時を思い出して懐かしくなりました。

〇憂鬱な気持ちを吹き飛ばしたいときにおススメ

　実写映画だけどアニメーション映画で、熱血スポーツ・コメディ・ハートフル映画なこの作品。
　とても面白いので、憂鬱な気持ちを吹き飛ばしたい日にとてもおススメです！