【俺ガンプラ構想】ビルドダイバーズ的な物語の二次創作編
昨日だいたいどのような俺ガンプラを作るか考えがまとまったので、今日ふと思いついたMSの設定(ストーリー)についてメモしてみます。
テーマは、『”想い”とその”強さ”』。
二次創作ガンダムビルドセーバーズMissing:EL
第二次有志連合戦以降、正式に認知されるようになったELダイバーだがそのすべてが幸せな生活を送れるとは限らない。
非常に不安定な存在である彼ら彼女らは、こうしている今も誕生と消滅を繰り返しているのである。
これはそんな彼女らと出会ったダイバーの、誰にでも起こりうる物語。
ガンプラの設定とその製作者(ダイバー)
ドゥルガー:アースリィ
未塗装の素組の試作機。コアガンダムをベースに複数のMSのパーツを組み合わせたもの。腕はG-エルス、足はG-セルフ、バックパックはアースリィユニットを使用している。
動物型の支援ユニットとの合体機構を組み込む予定である。
マーシャルドゥルガー
デスティニーのバックパックを搭載したドゥルガー。ELダイバーとの別れによる喪失感と製作者の技術不足により合体(獣着)システムは見送られた。
メインカラーは紫。この悪役さながらのカラーリングの影響で、ELキラーを搭載した機体なのではないかと疑われることもあった。
ダースドゥルガー
製作者であるテイクが語っていた夢。虎型の支援ユニットと獣着(合体)することで生まれる強化形態。
技術不足による構想のみで終わったため、現時点では実現することがない。
虎型支援ユニット「ダースドゥーム」
ドゥルガーと合体する虎をモチーフにした自律型支援機。搭乗も可能。しかし、ELダイバーのリーベと出会うまでは製作されることはなかった。
EL-Saver(エルセーバー)
ELタナトスに吸収されたELダイバーとダイバーたちの意識を救うために作りだされた装置。GNドライブをモチーフにした装置単体だったり、装置と連動した武器だったり複数の構想があった。
「操縦者とGBNの想いに呼応して秘めた力を開放する」とだけの設定だったので、GBNにて実践投入するまでどのような機能を発揮するのか製作者自身もわからなかった。
これを搭載したことでGBNの想いを受けて生まれたエネルギーでダースドゥルガー:ジョーティとなった。
どうやら想いを形にする力があるようだ。
テイク(ドゥルガーのダイバー)とELダイバーリーゼ、GBNに集った想いによりEl-Saverが生み出した光はジョーティの手を輝かせ、ロードELタナトスに囚われていた操縦者とELダイバー、ダイバーたちを救い出した。
テイク(ドゥルガーのダイバー)
ドゥルガーの製作者。かつてはELダイバーと交流していたが、突然の別れを経験して以来ELダイバーに対する不信感(と愛憎)を持ち合わせるようになった。そのためELダイバーから同情を受けると「わかった風な余計な善意は必要ない」と突っぱねてしまう。
初めて作った俺ガンプラ(ドゥルガー:アースリィ)でGBNにて活動していたところELダイバーと出会い夢(ダースドゥルガーの製作)を語るなど交流があったが、突然の別れを経験したことで夢を叶える気力もついえてしまった。
BUILD DiVERSの活躍を見た彼は、気まぐれにより再びGBNに足を踏み入れることになる。そんな彼が偶然にも一人のELダイバーと出会うことになる。
ELダイバーに対して否定的な面もあるが中盤以降、ELキラーのバグによりコックピット内で受けたダメージが現実の彼の肉体にも反映される(GBNの自分との意識が同調している結果:アシムレイト)ようになっても、その身を挺してELダイバーをかばう一面が残っている。
この行動に関しては、公式に認知されていないELダイバーに出会い、複数の不本意な別れを経験したことからくるトラウマ(力になりたくてもなれなかった悔しさと悲しみ)からきている。
トラウマに関しては「ELダイバーとの突然の別れがあった」としか語らないが、その裏にはもっと多くの情報が含まれている。
センチメンタルで傷つきやすいが、道場に通い武道の稽古に明け暮れていた日々もあり変なところで心が強い部分がある。
ELダイバーの命に関わる事態に発展すると、激しい怒りを覚えて敵を破壊する危うい面を持つ。それがきっかけで、かつて所属していたフォースを離脱した過去がある。
決して正しいといえるだけの人間ではないが、仁義を大切にしている。
引退する前は、困っている人を放っておけない者同士で次第と仲良くなったダイバー3人で「BUILD SAVERS」を名乗って初心者の支援や困っている人の手助けをしていた。だが今の彼は「仲間」というものを嫌っている。
フォース「BUILD SAVERS」
主にGBN内の初心者支援を目的としたフォース。最初は偶然出会って以来顔なじみとなっていた野良のダイバー3人で自称していたものでフォースではなかったが、保護したELダイバーが仲間に加わったことでフォース「BUILD SAVERS」を結成した。
それ以降、ELダイバーの保護も積極的に行うようになった。だが、それがテイクに大きな心の傷を負わせることになった。
ELダイバーの脱退後テイクも脱退したが、それ以降も結成当時の2人は活動を継続している。
テイク曰く「俺がフォースを離れた今でも活動しているということは、俺以上に辛い思いをしてきたってことだ。だから彼らは強いんだ」とのこと。
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ELタナトス
ELキラーと呼ばれるブレイクデカールを搭載したガンプラ。ELダイバーに襲いかかる恐怖の存在(都市伝説)として語られている。
その姿は白く神々しいとされている。
ELキラーによってデリート、吸収したELダイバー(想いが形になった存在)のエネルギーが蓄積した結果か、ドス(タナトスの操縦者)の「すべてを奪う」という”想い”によってブレイクデカールが暴走し破壊したMSを操縦していた一般のダイバーの意識も吸収するようになってしまった。
最終的にダースドゥルガー:ジョーティにより吸収されていたELダイバーやダイバーの意識も解放された。
ベースはトランジェントガンダムグレイシャー。
ロードELタナトス
ELキラーの暴走によりELタナトスが変異した姿。取り込んだELダイバーやダイバーたちの想いにより、付喪神的な存在となりドスの想いを叶えようと自律稼働をした。
GBN内に漂っていた負の感情(バトルに負けて悔しいという些細なものから大きなものまで)さえも取り込んでしまったために、すべてを奪う(破壊する)ことでその想いを叶える破壊神へと化してしまった。
しかし、ダースドゥルガー:ジョーティやGBNに残っていたELダイバー、ダイバーたちの想いが取り込まれたELダイバーやダイバーの意識に呼応し弱体化、ダースドゥルガー:ジョーティのEL-Saverにより破壊された。
ELキラー
その名の通りELダイバーを完全にデリートする(と当初は思われていた)ための違法改造パーツ。
またデリートしたELダイバーを吸収し、自身のエネルギーへと転換することも可能である。
吸収したELダイバーの情報蓄積によりバグが発生し、最終的にELダイバーだけでなくダイバーの意識も吸収する事態へと陥ってしまった。
ドス(ELタナトスのダイバー)
タナトスの製作者にしてELダイバーを憎むダイバー。
ブレイクデカールを改ざんしたELキラーを作った張本人だが、あくまでコピペ(トレース)による劣化改造のため「マストレーサー」とも呼ばれる。
彼もかつてはELダイバーと交流し親交を深めていた。だがテイクと同じく突然の別れにより深い悲しみに襲われ、その悲しみから立ち直れずダイバーと交流しているELダイバーに対する憎悪が募っていってしまった。
ELキラーの機能がデリートではなく「取り込む(吸収)」なのは、彼自身の奥底にELダイバーへの愛が残っていたため(完全に消し去ることができなかったため)である。
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ELダイバーリーベ(Liebe)
想いと願いにより生まれたGBNの電子生命体。ドゥルガーのダイバーとリーベの出会いによって新たな物語が紡がれることとなった。
復帰したドゥルガーダイバーが出会った彼女には、その相手が誰のことなのかわからないが「会いたい」という強い想いがあるらしいとのこと。
絆を大切にしており、どんな相手でも手を差し伸べようとする優しさを併せもつ。そのためタナトスのダイバーも見捨てようとせず、その搭乗者をタナトスともども破壊しようと考えていたドゥルガーダイバーに対して「彼にもまだELダイバーへの想いが残っている」と説得し、タナトスダイバーの救出を成功させた。
彼女の胸の内に繋がれた会いたいという想いの相手は、もしかしたらタナトスダイバーのことかもしれない。
名前の由来は、「会いたい」とドイツ語の愛である「liebe」。
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テイク、ドスの2人のダイバーは、クガ・ヒロトとは別の道(闇落ち)を歩んだ2人のイメージ。
ELダイバーとダイバーの関係性は、Vtuberに通じるものがあるなって思いました。
ELダイバーの人数は、あくまで公式で認知されているのが87人なので、そうでないELダイバーはたくさんいそうだなと思った結果このようなストーリーと設定になりました。
運営に保護されたELダイバーはともかく、生まれたてのELダイバーはモビルドールなどを持たないからバトルフィールドでの戦闘に巻き込まれたら命に係わるんじゃないかなということに気付いてしまい…。
シリアスな話になりそう。