2024 Marin Headlands (3)
April 6, 2024
朝日を見てから下山!
朝日を鑑賞
今回は、バックカントリーの練習と、できれば野鳥を見ることを目的としていたので、あえて早起きをし、テントを片付ける前に、近くのトレイルを歩くことにした。
朝日が昇る前ぐらいからダウンタウンが色づき始めた。
前日は夕日が沈むのを見ることはできなかったが、朝はしっかり登ってくる太陽を見ることができた。
望遠で撮ってみると、山からひょっこり太陽が見え始めた。
今日も快晴の予感。
朝トレイルへ
旦那と朝日をみながらあれやこれやを話したあと、近くを歩いて野鳥を探すことにした。
心臓破りの坂をまた下る。下りもしんどい。
ちょうどカラーが咲いていたのだが、昨日はなかった朝露が綺麗で思わず写真をとってしまった。
なんか気持ち悪い写真になってしまったが。
旦那のカメラはもっとズームが可能で、それを見ると水滴に景色が映っていてめちゃくちゃ綺麗。
朝活って素敵!
カラーって、襟に見えるからカラーっていうのよ!とか知ったかを言ってみたが、諸説ありで、その説も間違っていないようで安心。
ウタスズメ(Song sparrow)。
たしかに良く鳴いていた。
心臓破りの坂を下りて、比較的平坦な道を歩いていると、下からテントが見えた。
AI分析によると「ホシワキアカトウヒチョウ(Spotted Towhee)」というらしい。
羽には白い斑点があるので、別のTowheeとは違うようだ。
ちょっとピンボケしたが、こっちを見た。目が赤くて少し怖い。
以前のハイキングで到達したHill 88が見えた。
過去に見たことがある「ミヤシマトド(White-crowned sparrow)」もいた。
写真を撮っていたら同じかと思ったら、こちらは「ウタスズメ」らしい。
良くわからないが。。
こちらも凛々しいが「ウタスズメ」。
このあたりはウタスズメがめちゃくちゃいて、道にまで飛び出してきていた。二羽いるのも可愛い。
同じ方向を見た。
昨晩もずっと飛行機の音がしていたが、本当に真上を通っていた。
遠くには、アメリカカケスも発見。
思ったより野鳥はいたが、タカといった夕方みたものはいなかった。観察に適した時間があるんだなと実感。
朝食と片づけ
あっという間に時間が経ち、おなかが空いてきたので、一度キャンプ場に戻り朝食を取り、後片付けをすることに。
朝ごはんは昨日の美味しくないフリーズドライと味噌汁を再びということなのだが、なんとか改善しようと、みそ汁とご飯を一緒にしてみた。
しかし、味はほとんど変わらず。ハムスターの餌のような匂いがきつい。。
#2の人たちはちょうど片づけを終えていたようで、私たちがご飯を食べている間に下山していった。
テントを片付ける前に、いつものやつ。
やっぱりこの景色は最高だな。しかも遠くにサンフランシスコのダウンタウンが見える。
あっという間に片づけが終わった。
なぜかドジャースのベッツの真似をしようとしている旦那。
どいていただいた(笑)
片づけを終えて、下山の支度をしていたら、新たな鳥が来た。おなかが空いていたのか、私たちのことはお構いなしに餌を探していた。
「ユキヒメドリ(Dark-eyed junco)」らしい。
最初は結構遠くにいたのだが、どんどん近づいてきた。
人間の食べ物などは残っていないはずなのだが。。。
ものすごく早く動くので、写真を撮っているときは気づかなかったが、草や葉っぱ、虫を食べていたようだ。
私はちょうど虫を加えているところを撮影したが、旦那の写真では草を食べていた。すごい。
正面の顔は可愛い。
下山
#3のテントの人たちはまだ朝食を食べていたようで、声が聞こえてきた。
寒いのか、日当たりのいい#2のピクニックテーブルに移動していたが。。
カリフォルニア・ポピーも咲き始めていた。海沿いのは結構前に咲いていたので、山の中とは咲く時期が違うのかな。週末の天気はめちゃくちゃ寒かったし。。
旦那はトンボを見つけたらしい。
このあたりは、景色が開けており、野鳥が結構みることができた。
良くわからない植物。AI分析だと「オオトクサ(Equisetum telmateia)」というらしいが。
アメリカカケスも再度発見。
水を結構飲んだとはいえ、まだまだ重い。
夏へのトレーニングとしては、回り道をして帰りたいところだが、私が先週のアラメラ滝のトレイルで少し足を痛めたということもあり、駐車場に戻り荷物をおいてから簡単なトレイルを歩くことにした。
途中、インド人に「コヨーテがいたぞ」と声をかけられたのだが、探してもおらず、諦めていた。
この日は、トレイルが、トレイルランの大会だったようで、ゼッケンをつけた人が続々と山に登ってきていた。
その横をてくてく歩いている犬のようなものがいた。
あまりに人と並走していたので、旦那が「コヨーテじゃない、犬だ」と言ったのだが、思ったより大きいし、こっちを見る目がまさしくコヨーテだった(笑)
残念ながら、絶好のシャッターチャンスは逃してしまったのだが、この目でコヨーテは観ることができた(おそらく、目が合った!)。
カメラではこんな感じで、手前の低木に邪魔されてはいるが、コヨーテのピンとした耳、黒い鼻、垂れた尻尾ははっきりわかる。
一人で興奮してしまった(コヨーテはイエローストーン国立公園でしか見たことがなく、またこんな近距離じゃなかった!)。
まぁ、本当は危険なので近寄ってはいけないのだが。。
テネシーバレートレイル
駐車場には無事戻ってきた。
車も無事で、驚いたのはその車の数。前日は金曜日の夕方ということもあり、まあ多いなぐらいだったが、土曜日の昼頃というと、もうオーバーフローというよりは、みんな無理やりおいてるやん!という感じの駐車の仕方だった。
荷物を置いて、靴をハイキングシューズから普通の靴に履き替えて、カメラだけもって簡単なトレイルを歩くことに。
少し急な登りのコースを行けば、海にたどり着くようだが、今回は平たんなところまで行って帰ることにした。
またウタスズメ。口が開いていて可愛い。
おなかをつついているのも結構みた光景。
これは「チュウヒ」ではなく「アカオノスリ」ということらしい。しかし見分けはつかないし、AIも写真の色や角度によって種類を変えてくるので、もっと写真の精度を上げた方が確実な気はする。
ちなみに、「ハイイロチュウヒ」と「アカオノスリ」の違いをChatGPTに聞いたら以下のように教えてくれた。私がその場で見分けることができるかは不明だが。。
最後は斑点があり、尾が少し青い綺麗な蝶をみたので写真を撮ってみた。
蜜を吸ったり、花粉がついているのが撮れて満足。
ほんと軽めのバックカントリーではあったが、やはりテントで寝るというのは本当に気持ちがいいし、日々のストレスなんかを忘れさせてくれるので、この距離だと頻繁にいきたいなと思ってしまう。
しかし!
カリフォルニアの人たちのアウトドアにかける意気込みは半端なく、こんな便利なところにあるキャンプ場は3か月先まで週末はすべて埋まっているのだ。
おそるべし!
終わり