2024 Alamela Fall Trail
March 31, 2024
水量がすごかった
3月最後の週は、Alamera Fallという、ハイキングでしか見ることができない滝を見に行った。
トレイルおよび滝は、以前ゾウアザラシを観に行ったPoint Reyes National Seashoreの園内に位置している。
私たちはPalomarin Trailheadからスタートした。
このトレイルは砂浜を歩くため、潮の引く時間に合わせる必要がある。
ちょうど、この日は午前10時半ぐらいが干潮だったので、タイミング的にはぴったりだった。
今日は集合場所に一番乗りだったがなんと駐車場にはカンムリウズラが大群でいた。
可愛い。
動きが早すぎてカンムリだけがぶれている。
トレイル自体はめちゃくちゃ人気。
7時半ごろに駐車場に到着したときは数台しかいなかったが、サイトにもあるように、人気のトレイルなので、午前中にはいっぱいになってしまうようだ。
歩き始めると森を抜け、海を眺めるところに出る。
景色は綺麗なのだが、実は断崖絶壁で、日本の東尋坊よりも垂直で怖い。
前日に雨が降ったせいで、結構道がぬかるんでいた。
端を歩くとましなのだが、どんどん踏みつぶされて、ぬかるみが広がっていく。
多様な景色を楽しむことができるトレイルで、海があれば森もある。
森も種類の違う木があって、面白い。
前日の雨のせいなのか、長引いている雨期のせいかは分からないがトレイルに水が流れ込んでいた。
行きは途中でいくつかの湖を見たのだが、そのうちの最初の湖はまだ水面が荒れておらず、景色が反射してとても綺麗だった。
松のような植物に新芽が出ていて、色が違うためボンボリみたいで可愛らしい。
バナナスラッグと同じ種類かはわからないが、大きいナメクジが結構たくさんいた。
急に薄暗い森が現れたりした。
ここは、白いキノコが沢山繁殖していて、少し不気味だった。
次の湖。少し風が出て、水面が波立ってしまっていた。
最後は草を分けて進む道に出る。結構、深い草道で、ひざ下ぐらいまでは濡れる結果となった。
最後はずっと下りが続き、ハイキングでしか行くことができないキャンプ場に到着する。
車ではいけないにも関わらず、結構なサイズのグループが集まってキャンプをしていたので驚いた。
駐車場にすでに車があったのは、前日から泊まっていた人たちのものかもしれない。
まだテントを出してのんびりしていた人もいれば、片づけを済ませ、帰路に向かう人たちもいた。
キャンプ場の左側を抜けると海岸に出ることができる。
水量が多いため、渡渉が必要になった。
ここからは約2㎞ほど、砂浜を歩く。
これが結構きつい。
足が取られるので、足に疲労がどんどん溜まってきた。
ちょうど10時半ぐらい。潮が一番引いた時間だったので安心して海岸を歩くことができた。
人もまだ全然いないので、ビーチを独り占め!感動的な景色。
砂浜にはあの嘴の長い鳥がいて、今日は近づくことができた!
歩いていると奥に滝が見えてきた。
写真で見ていたより水量が多い!
ものすごい勢いで水が流れていた。
滝つぼはないが、砂浜を思いっきり浸食していた。
このあたりの地形は、薄い岩が何重にもなっているもので、触ると崩れるぐらい脆い。
どんどん波によって削られていくのでは?と思うほど。
みんなで写真を撮ったりして、少し休んで私たちもトレイルヘッドに戻ることにした。
行きは砂浜を通ったが、帰りはこの崖を登ってショートカットする。
あまりに急な崖なので、登りのみ使うことがお薦め。
おそらく、正規のルートではないものかと思われた。
上に登ると、小さな滝がいくつかあった。
滝の上からみた景色。
深い草道を抜け、元来た道に合流した。
途中に蛇がいた。
朝海をみた場所まで戻って来た。
距離にして18㎞ほど、5時間のハイキングで、軽めだと思っていたがずっとアップダウンがあるのと、砂浜を2㎞ほど歩くので、いいトレーニングになった。
終わり