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2024 Point Reyes National Seashore (2)

June 23, 2024
Tomales Point Trail

Point Reyes National Seashoreでのハイキングの続き。


Point Reyes NS: Tomales Point Trail

概要

一番おすすめのトレイル。往復15キロ程度。今回は時間の都合で途中で折り返すことに。

トレイルヘッド

ビジターセンターから見てかなり北上する(15マイル)のだが、道が狭く、うねっているので思ったよりトレイルヘッドまで時間がかかることに注意。

トレイルヘッドの駐車場は広く、路駐も可能。トイレがトレイルヘッドにないため、McClures Beachの駐車場にあるピットトイレを使用しないといけない。

Pierce Point Ranchという酪農牧場の跡地があり、歴史的建造物が複数残っている。

トレイル

基本は整備されていて歩きやすいトレイル。高低差もほとんどなく、最先端まで行っても500m弱のトレイル。砂地なので、少し滑りやすいところもあるが特にストックなどがいるというものでもない。

よく鳴いていたのが、White-crowned sparrow(ミヤマシトド)。

海がよく見える解放感のあるトレイル。

こちらはSong sparrow(ウタスズメ)。くちばしの色が違ったり、頭部の模様で区別をするらしい。

海がずっと見えるトレイルのだめ、本当に気持ちがいい。
この日は気温も高くも低くもなかったので、ハイキングをしていて気持ちがよかった。

再びミヤシマトド。

まったく気づかず、ほかの人が写真を撮っていて分かったのが、Great blue heron(オオアオサギ)。

何かを狙っていたのかわからないが、じっとそこにいた。

かなり遅い目の時間からハイキングを始めたが、結構人がいて驚く。

先の方で人が止まっているなと思ったら、Elk(エルク)の群に遭遇。

かなりの大群がトレイルを横切っていたため、驚かせないようにみんな待っていた。100ヤード以内まで近づいてはいけないので、結構遠くからみていたのだが、望遠レンズで撮影するとかなり拡大できた。被写体も動かないので撮影しやすい。

エルクに気を取られていたら、急にTurkey vulture(ヒメコンドル)が近くに飛んできた。

結構真横を通り過ぎたのでびっくり。

馬みたい。

ヒメコンドルも何度か旋回しながら近づいたり離れたり。

この時期はエルクに子供が産まれている時期らしく、後ろのおばさんが「Baby, Baby」と言っていた。

結構いろいろな鳥がいて、これはRed-tailed hawk(アカオノスリ)らしい。

飛んでいる一瞬だとついついヒメコンドルだと思ってしまうが、実際よく観ると色も飛び方も違う。

トレイルを歩いていたら、「4頭のオスがいるぞ、こいこい」と声をかけられたので少し脇道にそれたら、確かに4頭のオスのエルクがいた。
結構角が育っていた。かっこいい。この時期は繁殖期ではないからか、雄が一緒に行動するのだと知った。この群れを「バチェラーグループ」と呼ぶらしい(笑)

このあたりからいったんトレイルは下り始める。スタート地点より下るようだ。

通り過ぎてもまだオスのエルクを観ることができた。

ついでにこのエルクの群れを観ていた人たちも(私たちもここから写真を撮った)。

ヒメコンドルに再会。

AI分析だとDouble-crested cormorant(ミミヒメウ)とのこと。少なくともウミウではある。

AIによるとこれはノスリではなくNorthern Harrier(チュウヒ)とのことだが、正直わからない。3枚目の写真では腹部は白っぽく見えるが。

さすが海沿いということもあり、Western gull (セグロカモメ)も群れで飛んだり、単独で飛んでいたりした。

2時間ほど歩いたら、ちょうど片道5キロ地点ぐらいまで来ており、このまま先端まで行くことはあきらめて引き返した。

帰りはエルクの群れにはほとんど遭遇せず、野鳥も違う場所に飛んでいたりして、数時間で変わるんだなと感心。オオアオサギもいなくなっていた。

ほとんど写真をとるのをあきらめて、話しながら最後の数十メートルを歩いていたら、いきなりヒメコンドルが近くを旋回してきたので、驚いた。

なにか餌になるものがあったのか、草むらに消えていったが、ここまでの距離はなかなかないので、驚いた。

トレイルを終えたので、最後少しだけPierce Point Ranchという酪農牧場の跡地をみてみた。

Pierce Point Ranch

ツバメが沢山いた。
実は母屋は公園を管理する人たちが住んでいるということで、一部プライベートエリアとなっているよう。母屋にはあえてか、ハチドリ用の餌箱がおいてあったりしたので、そのせいで鳥が沢山集まっていたのかと思う。

種類が特定できないが、ツバメの一種と思われる。

こんな木の中に巣を作っていて、入っていくを見たし、中から鳴き声も聞こえた。

総括

ポイント・レイズ国立海浜公園は、SFから近いとは言えない距離ではあるのだが、公園が広いこと、多様な自然を形成していることから、異なる自然やWildlifeを楽しむことができるのでお勧め。

エルクは、保護地域ではあるものの、ここまで沢山観ることができるとは思わなかったし、この時期は草木もまだ枯れておらず景観も楽しむことができる。

じつはトレイルも沢山あるので、過去に訪れたアラメア滝を訪れるだけでなく、森の中に入るトレイルもあるし、ラグーンの周りを歩くトレイルもあるようだ。おそらく、異なる生態系を楽しめるのではないかと思っている。

また異なる時期に、異なるトレイルを楽しみたいと思うしもし空きがあれば、キャンプ場で1泊してみたい(かなり先まで埋まっていて、予約ができないのだが)。それくらい気持ちがいい公園である。



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