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いとみち ラストライブ
2021.12.16 映画いとみち
イオンシネマ弘前でラストライブが行われました。
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出演者による寸劇、コメントのスクリーン表示、三味線のライブ感を味わえるように特別な音響調整が行われていました。
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声出しの応援以外はOK 。手拍子、足拍子などありの観覧でした。
まずは地元出演者による映画の内容に関連した寸劇。
出演者の方は劇団の方でしょうか?
滑舌がよくとても聞き取りやすい津軽弁でした。
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次は関係者からのお礼コメントや出演者のコメントなどをスクリーン表示。
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farmerさんのコメントもありました。
ラストライブ開始。
いとちゃんの演技の感動ポイントに拍手を送ろうかと考えていましたが、なかなか勇気が出ず、会場で拍手が起きたのがやはり三味線の場面。
拍手したかったポイントはここ↓
耕一(豊川悦司) 「メイドって・・・何時代の女性像だ?男にへつらってた時代の話だろ。
今2020年だぞ。『ご主人様』って、犬じゃあるまいし。こんな女子高生に制服着せて金集めて、拝金主義の詐欺師だろうが!」
いと(駒井蓮) 「・・・・・」
耕一 「言いたいことあるなら言葉使え」
いと 「・・・・。わぁの沈黙、とっちゃさは聞こえねべ」
耕一 「・・・・」
いと 「差別主義のインチキ教授」
こころの葛藤 言いたいことがあるけれど言葉が出ないもどかしさ。
表情の変化。
ブルーレイで一人で鑑賞時はここで拍手喝采しようと思います。
次の拍手ポイントは 早苗(ジョナゴールド)と いとのカメラ長回しワンテイクの場面。
早苗 「いとっちは三味線弾いだ方がいいよ」
いと 「なして?」
早苗 「うん、なんとなぐ」
早苗 「よーっ!林檎が暁に染まる頃、人は人生の船旅に出る。ヒグマが鮭を弾くように、三味線を弾いていただきましょう。それでは相馬いと十六歳。よっ!」
早苗 「おー!いいじゃん!よっ!はっ!いいね、すごい。よ!日本一!」
はい拍手〜 ジョナゴールドさんも あっぱれ!
ばっちゃど弾く三味線っこもいがったじゃぁ。
そして ラストライブ
イオンシネマ弘前でのラストライブにふさわしい特別な音響効果により
映画館にいるすべての観客は
津軽メイド珈琲店の店内で、実際にいとちゃんが弾いているかと思われる臨場感を味わいながらのラストライブ。
ここは映画館全体で自然に拍手が湧き上がりました。
駒井蓮さんが少女から大人になる瞬間。
映画の役どころだけではない人間の成長の過程に立ち会えて幸せな時間をすごしました。
津軽の自然。郷土を想う気持ち。家族や仲間の大切さ。岩木山。津軽弁。
後世に伝えたい映画となりました。
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