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孤独、光、差し伸べられる手

私の人生は、孤独との戦いとも言える長い時を経てきました。静かな瞬間を求め、人々の中心から距離を置いて生きてきました。

そんな中、私の生命の危機を救ってくれたのは、私のパートナーである妻、私の隣にいる彼女の存在でした。

前に書いたようにある時期、私は深い闇に包まれ、「自死」を考えるようになりました。その痛みと絶望の中で、彼女が私の手を取り、私をその深淵から引き上げてくれたのです。

彼女の愛と支えがなければ、私は今ここには存在しなかったかもしれません。その事実に、毎日感謝しています。

パートナーと共に過ごす時間は、私にとっての救いであり、命の支えです。言葉を交わすことなく、彼女の温かさを感じるだけで、私は再び生きる勇気を見つけることができました。

彼女の存在は、私が孤独を選ぶ理由、そしてそれを乗り越える力の源となっています。

孤独を選ぶ私の性格は変わりませんが、彼女を守るための強い思いが私を支えています。彼女との未来を思い描き、彼女のため、そして私たちのために、自分を強く持ち続けることの大切さを実感しています。

かつて、私は一人での生活を選ぶことも考えました。しかし、今は彼女とともに生きる意味を深く感じています。

彼女が私の命の灯を守ってくれたように、私も彼女を守るための力を持つことを誓っています。

孤独は、私たちの心の中で暗い影として存在します。その重さに耐えきれず、途方もない絶望に追い込まれることもあります。

しかし、その暗闇の中に、小さな光が照らしていることを忘れてはいけないと思うのです。

孤独を感じている方は、一人だけではありません。それと同時に私たちの心の中には、他者との繋がりを求める力が宿っています。そして、その力は、私たちが思う以上に強力です。

自死を考えるほどの深い絶望にあるあなたへ。

あなたの気持ちや経験を完璧に理解することはできませんが、あなたが一人で抱え込む必要はありません。

この世界には、あなたを支えてくれる人々が必ずいます。家族や友人、そして専門家。彼らはあなたの声を待っています。

人は生まれながらにして、繋がることを望んでいます。それが友情であったり、愛であったり。その繋がりを信じて、一歩踏み出してみてください。

あなたが感じている孤独や苦しみは、他者との繋がりを通じて少しずつ軽くなっていくことでしょう。

最後に、もう一度強く伝えたい。

あなたは一人ではありません。この広い世界には、あなたを理解し、支えてくれる人がいます。その手を探し、つかむことで、新しい明日へと進んでください。

うーん、ちょっと寂しい話題が続いてしまいましたね。ここら辺で目先を変えてみましょうか。

私にはいま新しい冒険の門が開かれました。それは、漫画の脚本を書くという全く新しい領域への挑戦です。コンペなので本当にチャレンジです。

アイディアの核はすでに私の頭の中に存在します。しかし、その核をどのように整理し、どう展開していくのか。そこには多くの試行錯誤が待ち受けているでしょう。

文字を紡ぐことには慣れている私でも、物語を組み立てることは簡単なことではありません。キャラクターの動きやセリフの選び方、シーンの流れ。全てが私のエッセイとは異なる新しい挑戦となっています。

しかし、この挑戦こそが私の心を躍らせる要因となっています。新しいことにチャレンジする際の不安や緊張、それと同時に感じる興奮や期待。これらの感情が、新しい作品を生み出す原動力となっています。

私は、エッセイを書くときには自分の考えや感じたことを直接的に表現してきました。しかし、脚本ではキャラクターや物語を通して間接的に感情やメッセージを伝えることになります。

このギャップが私にとって新しい発見や成長をもたらしてくれることでしょう。

新しい一歩を踏み出すことは、未知の領域への冒険を意味します。しかし、その一歩が次の一歩へと繋がり、新しい世界が開かれることを信じて、私は挑戦し続けるつもりです。

それでは〜。

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