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タカーシーの自己紹介(最新版)
アイコンだけはかわいいと評判のタカーシーです。アイコンの写真はチンチラの「あまね」ちゃんです。いつもキュートで、イチゴやブルーベリーが大好きな女の子。残念ながら1年半前に虹の橋を渡ってしまいましたが、今でも我が娘のように思っています。
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さて、初っ端から悲しいお話で始まってしまいましたが、ここからが自己紹介の本番です。
世の中にはキラキラとした経歴の人や、SNSの世界で魅力的に活躍している人がたくさんいます。このnoteというメディアにも文才ありまくりの人たちばかりです。しかし、わたくしタカーシーはと〜ても普通の人です。このnoteでは日常で起きた出来事や病気と障害を一生懸命に乗り越えようとするパートナーとの旅行記などを綴っていく予定です。
生まれは栃木県宇都宮市、育ちは福島県の海側の浜通り地方。浜通りってどこ?という人も多いでしょうが、2011年の東北大震災、そして原発事故で被災した辺りと言えば、なんとなく位置は想像できるでしょうか。
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高校を卒業後は、とある大学の哲学科に入学したのですが、諦められないことが。それは第一志望の大学に入学すること。そこで両親を説得し、大学に通いながら、もう一度受験勉強を再開させました。いわゆる仮面浪人を始めたのです。哲学の勉強と受験勉強の両立は大変でした。しかし、一人の友人が「目標があるなら頑張るべきだ!」と力強く背中を押してくれました。その期待に応えられるよう、甘い誘惑に負けないように大学の授業と受験勉強を頑張りました。そして、再受験し、第一志望の大学に合格。都の西北といわれる大学の一員となりました。
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その後はアメリカに留学したり、部屋にこもって本の虫になったり、お酒を飲み歩いたりとしましたが、これらの事については今後、noteの記事でご紹介できればと思います。
そして大学を卒業し、広告代理店に入社しました。PRの企画を立てたり、営業部の人たちのためにGPSを活用したGISの資料作成などドタバタと仕事をしてました。おとなしくそのまま新卒で入社した会社にいればよかったのですが「なんかもっと研究をしたいなぁ」なんて思ってしまい、会社を辞めて大学院へ進学しました。大学院ではジェンダーとセクシュアリティを中心に家族やエロについて研究をしていました。
大学院に進んだというと研究や勉強ばかりやっているイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。大学院生というのは基本的にお金がありません。資料の書籍代やパソコン代のために仕事もしなければなりません。
もし、大学院生をデートに誘ったり、何かに誘いたい時にはこう言ってください。「本を買ってあげるからついておいで」って。
多くの大学院生がホイホイ面白いようについて行きますよ。それぐらい私もお金がなかったので、前職の経歴を生かして仕事をしていました。
そのときの仕事は「占い師」と「Web広告代理店」です。
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大学院生が占い師という職業に就いたのは意外かもしれませんね。それに胡散臭く思われるかもしれません。しかし、この占い師という仕事は私の人生にとって重要なウェイトを占めることになります。お客様と相対して瞬間的にどんな人なのかを判断する能力、どんな答えを求めているのかを見分ける能力、そして状況に応じた交渉術が必要なスキルであり、それらのスキルに磨きがかけられました。そして、なによりスピリチュアルな占いが嫌いだったので、とにかく本を読みまくって占いの理論を勉強しました。おかげさまで初めてすぐにランキング入りし、結果的にはNo.1にも登りつめ人気を得ました。
占い師という職業を通じて学んだのは、人というのは言葉で変わることです。ほんの少しの勇気づけやアドバイスで人生が変わったという人に何人も出会ってきました。そうなってくると自分の興味は占い師という職業を続けるよりも、言葉で人に影響を与えられる仕事に目が向いていきました。そこで見つけたのが、新卒の時からやりたかったWeb広告の仕事です。
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興味がそそられるとすぐに行動したくなるタカーシーは、そそくさと占い師を辞め、Web広告代理店に勤めることにしました。今でも暇な時にタロットをひいたり、一年の運勢を占ってくれとの依頼があります。それはそれで楽しいのですが、そのときの自分の興味の対象はWeb広告した。リスティング広告とはなにか、グーグルアナリティクスってなにものなのか、SEOってどう考えるのかなどマーケティングのイロハを学ばせてもらいました。楽しく仕事をしていたのですが、このときタカーシーに悲劇が。
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パートナーである妻が筋痛性脳脊髄炎(又の名を慢性疲労症候群)と線維筋痛症という難病にかかってしまったのです。今まで元気にぴょんぴょん飛び跳ねながらお酒を飲んでいたパートナーが、急に病に伏せてしまったものだから、さぁ大変。
パートナーの看病、大学院、Web広告の仕事と3つのことを同時に行わなければならない。そして、このときほぼ同時に起きたのが東日本大震災と原発事故でした。
父親は原発で働いていたので、いつ爆発するかわからない原発を止める仕事へ。また、母親は避難で福島県内外を行ったり来たり。しまいには震災で精神的に疲れてしまい自死しちゃうし、もう、てんやわんや。
パートナーも筋痛性脳脊髄炎と線維筋痛症の影響で寝たきりになってしまいましたが、当時は40歳以下だったので公的な支援はほぼ受けられませんでした。こんな状況に困った私は、どうにか後期博士課程の単位をすべて取得して満期中退という形にまで漕ぎつけ、会社を辞めてフリーライターになりました。いまはライティングを中心にWebに関わる仕事とオンラインの家庭教師をしています。その他にはWeb広告の運用やWeb関連のニュース記事を書いたり、占いの記事を書いたり、興味が湧いた人にインタビューをしたり、たまに翻訳のお助けをしています。
こんなとき、なんの才能もない普通な自分が嫌になります。なので、研究活動は続けることにしました。大学に所属せず、エリック・ホッファーのように在野の研究者として哲学とジェンダーの研究を行っています。
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仕事も普通に行います。普通に連絡と報告をし、普通に締め切りを守り、普通に怒られ、普通にふてくされ、普通に仕事を終わらせようと日々、目まぐるしく動きまわってます。たまに介護の関係で締め切り日時をご相談させていただくときもありますが、あんまりそれはないように努力で乗り切っています。
今は普通の自分から脱却すべく、在野での研究を中心に心理学、フランス語にチャレンジしています。イタリア現代思想にも興味があるので、イタリア語にもチャレンジしたいですね。ゆくゆくはジェンダーとセクシュアリティで困ってる人たちを助けるために起業しようと考えています。その経過は、ツイッター(@t_panda123)にて報告していますので、そちらをご覧ください。
お仕事の例1️⃣
ジェンダー・コンサルタント→社内や教育機関でのセクハラ問題の解決、LGBTQ+に対するリテラシーを上げたい、など。ジェンダーやセクシュアリティに関することなら、何でも一度ご相談ください。
お仕事の例2️⃣
哲学→個人的に哲学をやってみたいが何から始めればよいか分からないから教えて欲しい、哲学の対話カフェをやってみたいけどファシリテーターをさがしているなど、個人・団体に関わらず哲学に関することなら何でも一度ご相談ください。
お仕事の例3️⃣
文章を書いてほしい→エッセイやコラムを書きます。テーマによって文体なども変えることができるので、一度ご相談ください。
お仕事の依頼やご相談、お茶でもしませんかなどのお誘いはコメントやツイッターからご連絡ください。ここまでタカーシーの長い自己紹介を読んでいただき、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます😀
(2023/06/19追記)
さらに突っ込んだ20個の質問に答えた「改めて、自己紹介」という記事も書きました。続けて読んでいただけるとより私のことが分かりますので、ぜひご一読ください。