死ぬと言う事。
最近ふと思ったことがある。
死ぬと言うことについて。
人はいずれ死を迎える。これは間違いのない事実。でもその最後の日に後悔しないように生きろ!みたいなコピーをよく見る。
そこでふと考えた、もし最後の日に後悔しないようにと心に決めて日々を過ごしたとしても結局もっとあれをやりたかったとか、次はこんなことに取り組んで見たかったを考えると思う。だって人間だもの。
じゃあ、どうすれば本当に後悔せずに最期の時を迎えれるのかを自分なりに考えて見た。
自分の考えや、思想、哲学なんかを別の人に託すことができた人が本当に後悔せずに最期の時を迎えれるのではないか。
どれだけ偉大な人でも、人間一人で出来ることには限りがある。
その出来る範囲に違いがあるだけで、そこは人間共通だろう。
でも、もしそこに協力してくれる人や、賛同してくれる人、受け継いでくれる人が現れたら話は変わってくる。どれだけ偉大な人でも、普通の人でも同じだ。
偉大な人も最初から偉大な訳ではない。周りに支えてくれる人がいて、共感してくれる人がいて、受け継いでくれる人がいるから偉大になれる。誰の理解も得られないまま、協力も得られないまま人は事を成し得ない。たとえ事を成しても、認知されてない以上はこの世に存在すらしない。それがこの世界の事実
自分たちも、今の世の中にあって未来を描き出したいと思いながら、Ghost in the cityなんてユニットをやっている。
これも同じで、これが自分たちの思う未来だ!!と息巻いて見ても、周囲の人がそれを認識しないとそれは未来でもなんでもない。ただの現実の一部分にすぎない。
ちょっとずつでも良いから、自分の中にある理想を分け合える、形は変わっても託せる人が周りに現れた時、人は本当に後悔せずに死を迎えれるのではないか。
だって、今までそうやって少しずつ受け継ぎながら、形を変えながら自分たちが生きている現在まで来ているのだから。
これがこの世界の真理の1つなのだろう。