きょうのまなび #Re:15

技術の発展につれ、どんどんデジタル化していく社会。

パソコンやスマートフォンなどのコンピュータを持たない人はいないとも言えるぐらい身近になってきました。

そんな中、まだまだ現役の「アナログ」があります。

それは「印刷」です。

名刺やパンフレットを初め、役所などの証明書取得や郵便物、ショップの化粧袋や化粧箱などがあります。

これらの「印刷物」をデジタル化するのは、技術的にはとても簡単なことです。

しかしそれを邪魔する「技術以外の要素」が沢山あるので実現できないんですね。

また、印刷物には印刷物なりの"良さ"があります。
マクドナルドの「紙袋」はあえてにおい移りのしやすいクラフト紙を採用することで、いい匂いが周囲に拡散し、「いい匂いだな〜俺も食べたいなw」って思わせることで利益に繋がります。


では、印刷というアナログ的な文化の時間は止まったままになるのか?と言われれば実はそうでもなかったりします。

最近になって様々なメディアでもよく聞くようになった「3Dプリンター」の普及です。

3Dプリンターの存在は小学生の頃から知っていましたが、業務用でとても大きくそして高価だったので特に気にしていませんでした。
しかしココ最近、Amazon等で小型の3Dプリンターが数万円で売られるようになり、これまた身近なものになりました。

印刷することに変わりはないので「アナログ」のままではあるんですが、技術のすごい勢いで発展していることが分かります。

家庭用の3Dプリンターは「樹脂を溶かし線上に何層にも積層し、立体像を出力する」ものですが、業務用のめちゃくちゃ大きい3Dプリンターは樹脂ではなく「金属」で出力する、所謂「3D金属プリンター」というものがあります。

プレート上に金属粉末を展開し、その上からプログラム通りにレーザーを照射することで金属粉末が溶融、凝固し、それが積み重なって立体像として出力されます。


到底家庭で使えるレベルの構造ではありません。
しかし、いつしか「1家に1台3Dプリンター」と言われる時代が来るかもしれませんね。

プログラムもアプリで簡単に組むことが出来たり、遠隔操作ができたりと様々な機能が追加されることで、一般DIY向けとして販売される日も近いと思います。

まだまだ知名度の低い「3Dプリンター」。
低いからこその伸び代は計り知れないと思います。今後の発展に期待ですね!

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