アイビスサマーダッシュ〜
昨日、新潟競馬場で直線1000メートル競馬、アイビスサマーダッシュが行われた。ひと昔前であれば、夏のこの時期は新潟競馬場に遠征するのが常であったのだが、このご時世なので、大人しく家で競馬観戦である。遠征費用がかからない分、馬券に資金を投入することができる。
最近の買い方で気に入っているのは、三連単一頭軸マルチ相手7頭である。それなりに大きな当たりも期待できる買い方である。
軸は⑫ライオンボスとした。相手は人気薄も含めて外枠中心に7頭をチョイスした。新潟千直と言えば、外枠有利は鉄則と言ってよいだろう。
スタート後、各馬は外ラチを目指してなるべくいいポジションを取りに行っていた。本命のライオンボスも人気上位の⑭オールアットワンスも外ラチ沿いを先行していた。いい感じである。
ただ、一頭だけ他馬とは全く違う動きをしていた馬がいた。①バカラクイーンである。一頭だけ内ラチ沿いぴったりを走っていた。
こういう奇襲作成はたいてい失敗するものである。しかし、今年の馬場は違ったのだろう。内ラチ沿いは前の開催では仮柵の内側だったようで、芝はほとんど荒れていなかった。バカラクイーンの足色も全く衰えない。
ゴールが迫っても、なお、バカラクイーンは先頭を走っていた。おいおい、どうなってる?
最終的には外を走った上位人気馬が先着した。1着⑭オールアットワンス、2着⑫ライオンボス。そして気になる3着は、なんと内ラチ沿いで粘った14番人気の①バカラクイーンだった。
自分も⑭オールアットワンスは買っていたものの、①バカラクイーンは眼中になかった。しかし、アドマイヤムーン産駒を軽視してはいけなかったのだろう。4着トキメキもアドマイヤムーン産駒だった。
三連単の配当は20万を超えた。もちろん自分は取れていない。恐らく、俺以外の多くの競馬ファンも同じような結果になっただろう。そして、きっとこうつぶやいたにちがいない。
「3着バカラクイーンだって?そんなバカラ」(寒)