ずっと運動会が嫌いだった
小学生から高校まで、
ずっと運動会が嫌いだった。
走るのが遅かったからだ。
なぜ、足が遅いのを
わざわざ多くの人に晒されないといけないのか。
今でも不思議でたまらない。
嫌と思ってる子、思ってた人はかなり多くいるのではないだろうか。
それが嫌で、運動会そのものが嫌と思っている
私みたいな人は多いはずである。
でも、分けて考えると、
皆で踊るのは楽しいし、
走りが速い子達のリレーを観るのは盛り上がる。
身体を動かすのが嫌いな訳じゃない。
でも、徒競走で醜態を晒さないといけないことにより、運動が嫌になり、運動習慣がなくなり、
将来的に生活習慣病にまで派生する、とは、
考えすぎだろうか。
遅い子に、頑張れ、などというアナウンスは、
上から目線の愚の骨頂だ。
1番要らない応援だ。
それで速く走れるなら苦労しない。
例えば、勉強出来ない子がいるとする。
その事をみんなの前で晒される事はない。
毎回テストで、皆の点数が晒される事はない。
なのに、走るのが遅いという能力は、
分かりやすいほどに晒される。
戦後の名残りなのだろうか。
徒競走だけ無くせばいい。
ちなみにアメリカではこんな全員強制参加の
運動会はない。
運動部の試合はあるが、全員強制参加のこんなのはない。
恐らく、そんな事をすれば、暴動が起きる(笑)
ってか、参加しないだろうな、ほぼ。
子供達のためにも、こういう所、
変えていってもらえるといいな。
体育連盟とか、文科省の役人が
言わないと、小学校単位で考えられないなら、
考えてあげればいい。
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