なるほどGUITARじゃねーの な話
ギターについて語ります。マニアックです。
マニアックなギターの話や、インスト音楽に興味がある人は、読んだらちょっと楽しめるかもしれません。
最近はギターを弾いています。なんかギターって、いいよね。
ジャキーンってやったり、キラーンってやったり。楽しいですね。
そんなギターについて、好きな音を語りたいと思います。
個人的な趣味嗜好ですが、クリーントーンが大好きです。
フルアコ/セミアコのフロントピックアップによる、
エアー感のあるジャズトーン。これこそ至高だと思います。
言葉じゃわからんかもしれないので、参考に。
(パット・マルティーノはブルーノート公演見に行った。最高だった)
ジャキーンとか、ギラギラズギューンみたいな、
いわゆるロックギターとはちがうんだなーって感じは伝わるでしょうか。
ジャズトーンすきすきマンなので、クリーントーン以外使いたくなくて、
歪みのエフェクターを持っていない時期もありました。
「歪ませたらどのギターも全部一緒じゃん」
「クリーンじゃなきゃダメっしょ」
と思っていました。
歪みのよさがようわからん期。
しかし、ラリー・カールトンに出会い、
「歪みもええやん!」てなりました。
※歪み(ひずみ)っていうのは、いわゆるエレキギターの音のひとつで
ロックな感じ。ジャキーン、ズキューン、ギャーンみたいな。
ラリー・カールトンとの出会いは「Room 335」なんだけど、
もっと刺さったのが「strikes twice」っていう曲で。
コテコテのシンセサウンドに時代を感じますね。この時代ならではの旨味だと思います。
ジャケットはなんていうか…うん、個性的だよね!って感じですね、時代を感じます。
ちなみに日本公演(しかも誕生日に)を見に行ったことがあるけど、
まあーーーーーよかった。
ラリー・カールトンの歪みは、とてもツヤがあるんですよね。
深く歪んでいるんだけど、音に1本美しい線が入っているというか、上品なんですよね。
上の動画の3:15くらいから始まるソロはぜひ聞いてほしい。
とてもツヤがあってきらびやかで美しい。
(スコアみたら28フレットでピッキングハーモニクスって書いてあって、
普通ギターってそんなフレットないんよって思ったなそういえば)
音の良さはもちろんなんだけどフレーズの歌心がとにかく素晴らしい。
一生聴いていられる。
…いや、やっぱ一生は無理。さすがに耳痛くなる。笑
そんなこんなで、ラリー・カールトンによって
歪んだギターも、ものによってはいいんだなと。
ラリー・カールトンから始まり、いわゆるフュージョンやクロスオーバーなんて呼ばれる音楽に興味を持ち、ハマっていきました。
リー・リトナー、高中正義さん、渡辺香津美さんなどなど…
https://www.youtube.com/watch?v=gRFMLd18ZrU
あとこういうジャンルは
ベースの名手たちとの出会いもたくさんあった。
アンソニー・ジャクソン、ポール・ジャクソン、エイブラハム・ラボリエルなどなど。
ギターにたいする個人的な話ですが、
ギターはプレッシャーゼロで弾けるのもいいんですよね。
遊ぶように弾けるというかなんというか。
これは決して「適当にやればいい」という不誠実なモノではなく、
曲/演奏に遊び心を持ってアプローチできるというか、
開放的な感じでなんかこう楽しい、みたいな。
一方ベースは、シリアスに考えすぎてしまうんですよね。
肩に力が入ってしまう、どうあがいても。
ギターは音楽の楽しさを存分に感じられるというか、
わちゃわちゃっと楽しく弾ける。
そんな音楽雑談でした。
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